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本日の一曲 vol.126 泰葉 フライディ・チャイナタウン (Yasuha: Fly-Day Chinatown, 1981)

いわゆる日本の「シティ・ポップ」が世界的に再評価されて久しいですが、この1970年代~80年代のシティ・ポップのクオリティの高さは、なによりも演奏していたミュージシャンの実力によるものだと思います。最近、TikTokなどで聴かれている泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」もその演奏陣は、編曲者として井上鑑さんの名前があり、林立夫さん、斉藤ノブさん、松原征樹さん、今剛さん…が演奏しているということなので、パラシュートですね!

この曲のリリースは1981年9月ですが、その後、泰葉さんは、11月にファーストアルバム「トランジット」、1982年4月にセカンドアルバム「ヴィヴィッド」、1983年3月にサードアルバム「リザーヴド」、1984年9月にフォースアルバム「White Key」をリリースしましたが、パラシュートのメンバーだけでなく、芳野藤丸さん(元SHOGUNなど)、鈴木茂さん(元はっぴいえんど)、羽田健太郎さん(ピアニスト)、高水健司さん(渡辺香津美さんや渡辺貞夫さんのベーシスト)、浜口茂外也さん(ティン・パン・アレーに参加)、後藤次利さん(元サディスティク・ミカ・バンドなど)、吉川忠英さん(アコギの名手)、松任谷正隆さん(元キャラメル・ママにティン・パン・アレー、奥様はユーミン)、土方隆行さん(元マライヤにナスカ)、松下誠さん(元AB's)などが演奏しているといういわば「シティ・ポップ」の凝縮盤だったのです。

パラシュートのファーストアルバム「フロム・エイジアン・ポート」(1980)から、1曲「Visitor From Pluto」をご紹介しますが、最後に、各アルバムのリンクを貼っておきますので、よろしければお聴きになってみてください。

今回は、1980年代に主流だったLPレコードやCDで聴いてみたいという方のためにリンクを貼っておきます😊

最後にイエロー・マジック・オーケストラの「増殖(Multipulies, 1980)」の9曲目のスネーク・マン・ショーをお楽しみください。

(by R)


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