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本日の一曲 vol.16 ビル・エヴァンスとジェレミー・スタイグ 枯葉 (Bill Evans with Jeremy Steig: Autumun Leaves, 1969)

本日ご紹介するのは、シャンソンの名曲「Les Feuilles mortes」のジャズ演奏です。フルートのかすれた音色がとてもすばらしいと思います。

もともとこの曲は、1946年のマルセル・カルネ監督・映画「夜の門」の中で歌手のイヴ・モンタンさんが歌ったのがオリジナルだということです。

この曲の原題のフランス語は、「Les Feuilles mortes」(死んだ葉っぱという意味)ですが、アメリカに輸入されたときに「Autumun Leaves」(秋の葉っぱという意味)になりました。アメリカで最初に歌ったのはビング・クロスビーさんです(1950年)。

日本ではフランス語の方の意味の「枯葉」になりました。淡谷のり子さんの「枯葉」(1951年)を忘れてはいけません。

本当にたくさんの人に歌われ、演奏されてきた曲ですが、サラ・ヴォーンさんの「枯葉」(1982年)はなかなかかっこいいですね。

締めは、マイルスで(いつの録音のものかはわかりませんでした)。

(by R)

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