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アイドル議論

本日は私が2010-2017まで在籍してたアイドルグループ

「ひめキュンフルーツ缶」の解散ライブでした。


2017年に初代メンバーが全員卒業し、2代目、3代めと続いてきたひめキュンフルーツ缶。


ついに幕を下ろします。


表に立ってキラキラする職業は

一見楽しそうに見えるけど

とても苦しいことも多い。


表には出せない沢山の苦しい思いも

何もないように振る舞う必要がある


でもその分、普通の人が味わえないような
特別な経験もたくさんさせて頂きました。


だから、今のひめキュンフルーツ缶には
「解散お疲れ様!」
だけでは言い切れない、
色んな思いや経過があっての解散だというのは
とてもとても、わかります。

それでもやっぱり
続けてきたメンバー
支えてきたスタッフ及び関係者
応援してきたファンの皆様

みんながハッピーで終われるのが

アイドルという存在の宿命だとも思ってます。

今日の卒業ライブ、見届けられず残念ですが
ハッピーな空気で溢れる空間だったら良いなあ、と思ってます。



そして、せっかくなので
2019年に私が愛媛大学にて講演をさせてもらった資料のメモをたまたま見つけたので

この機会に公開してみようと思います。

【アイドルについて】という題材ですね。

大っぴらに書きすぎかな?偏りすぎだな、と思うので、
3日後から有料記事に変えようかなと思います🙏笑


更新とともにチェックしてる熱心なファンの皆様は無料で見られる仕組み🙆‍♀️

ただ、文字が多すぎて読みにくいかもですが…笑


シェアしますね!!


あ!その前に!

現在製作中のミニアルバムのクラファン支援もぜひ、よろしくお願いします✨






2019.1.9
【愛媛大学にて講師を頼まれて講義する際に書いた原稿】


概念とかイメージや理想は置いておいて、職業としてアイドルを真面目に語ります
すごく現実的な話をするので、アイドルは神だ!と崇めたいタイプの方はあまり受講をお勧めしません。


私の思う職業としてのアイドルは
「表に立つ何でも屋さん」
歌やダンス、ライブ活動や CDリリースはもちろんだけど、テレビやラジオに出たり、CMに出たり、商品を宣伝したり、イメージモデルだったり、イベントに参加して盛り上げたり、スチールや映像の撮影、演技など…とても幅広い。
不慣れなこと、苦手なことでも、求められている役割をしっかりキャッチしてその役に徹することが大事です。一般的にアイドルに求められるのはやはり「明るさ、元気さ、華やかさ」ではないかと思います。しかし、その中でも個人個人のキャラやイメージ、能力を見越して与えられる役割も多いです。それを自分でしっかり把握すること。自分がどんなイメージを持たれていて、何に期待され、どんなことを求められているかを客観視できる力も必要となってきます。他者から必要とされることで初めて仕事になり、職業になります。専門外なので…担当でないので…という言い訳はできません。どの角度でも良いから自分のできる限りを尽くす。どの角度から、というのは必ずしも真正面から全力でぶつかるのがいいとは限らないからです。全力で突っ走ると、周りが見えず空回りになることも多いです。適度なリラックスと集中力、冷静に周りを客観視できることも大事です。そうすれば、自分が相手からどういうものを求められているか感覚でわかってくるからです。これらは私の主観とポリシーも混じっているためみんながみんなそうとは言えませんが。しかし、そういう成果あってかリーダーというわかりやすいポジションもあってか、メンバーの中でも一番多く個人の仕事をたくさんもらえていました。

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