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本当に中指を立てるべき相手/ガールズバンドクライ10話(感想#2)
#ネタバレあり 「一緒に中指立ててください!」1話で仁菜は桃花にそう言った。 ガルクラは、そんな「何かに反抗する仁菜」が見どころだ。そしてこれまで仁菜は父親に強く…
私たちは致命的にすれ違う。でもそれで大丈夫。/ガールズバンドクライ10話 ワンダーフォーゲル
ガールズバンドクライ10話視聴。考えさせられる要素が多すぎて、全然消化できてないけど、とりあえず今感じていることをメモしておく。 #ネタバレあり ●決定的にすれ違…
『ガールズバンドクライ』に引き込まれたのはどこからだろう?
#ネタバレあり 、要注意 『ガールズバンドクライ』というアニメを見ている。第1話がYoutubeで公開されていたので、私はどこでこの話に引き込まれたのか、気になって見直…
『響け!ユーフォニアム3』10話/久美子がかわいそうだと思う。それだけの投稿。
「響け!ユーフォニアム3」10話を視聴。久美子を中心に何かを響かせるには、まず久美子が大きく響かないといけない。だから久美子はいろいろ受け止める必要がある。それはわかる。でも、みんなあんまりじゃないか。いいなぁ、響いたんだよ。じゃねーよ。俺だったら泣いちゃうよ。私はとくに久美子ファンじゃないけど、とにかくむかついたので、その気持ちをメモしておく。
#ネタばれあり
まず、滝先生。
信念があるのは
自立と自由/ガールズバンドクライ10話 (感想#3)
ガールズバンドクライというアニメを見ている。10話は考えさせられることがとても多い回だった。なので10話で感じたことを、繰り返ししつこく投稿しておく。特に「仁菜の自立」については書いておきたい!私には小学生の子供がいるけど、やがて彼も自立してゆくのだろう。あーやだやだ。
#ネタばれあり
●自立より先に自由になった仁菜
10話で「仁菜の父親からの自立」が描かれた。親とすっかり分かり合うのではなく
本当に中指を立てるべき相手/ガールズバンドクライ10話(感想#2)
#ネタバレあり
「一緒に中指立ててください!」1話で仁菜は桃花にそう言った。
ガルクラは、そんな「何かに反抗する仁菜」が見どころだ。そしてこれまで仁菜は父親に強く反抗心を抱いていた。でも、10話で父親と和解した仁菜は、中指を立てる相手を見失ってしまうのではないか。そんな不安を感じさせる展開になっている。でも私は、今こそ仁菜は「本当に中指を立てるべき相手」が見えたのだろうと思う。そう思う理由をメモ
私たちは致命的にすれ違う。でもそれで大丈夫。/ガールズバンドクライ10話 ワンダーフォーゲル
ガールズバンドクライ10話視聴。考えさせられる要素が多すぎて、全然消化できてないけど、とりあえず今感じていることをメモしておく。
#ネタバレあり
●決定的にすれ違う父親と娘
サブタイトルはワンダーフォーゲル。くるりの歌。初めて聞いた。仁菜の父親の歌じゃん、これ。
父親は後悔して、いじめの責任を学校に認めさせようとする。でも、仁菜が引きずってるのはそこじゃない。あのとき「父親が味方してくれなか
叫ぶ少女のリアリティ/ガールズバンドクライ
ガールズバンドクライと言うアニメを見ている。色々考えさせられるアニメだ。この作品で少女たちは叫ぶ。見ている私たちは、そこに気持ちを乗せられるか。白けてしまわないか。そこにリアリティを感じられるのか。それが良い作品になるかどうかの分かれ目で、でもそれはとてもむつかしい条件だと思う。なぜなら、今の若い人は「叫ばなそう」だからだ。これは偏見なのかも知れない。でも、私たちが「若い人たちは白けている」と感じ
もっとみる仁菜の成長、智の成長、私たちの成長/ガールズバンドクライ 9話
8話まで狂犬だった仁菜は、9話では人が変わったように穏やかだった。でも私は「仁菜は変わったわけではない」と思っている。私たちが「本当の仁菜」に気付いただけだ、と思うのだ。
それでも、仁菜は1話から変化している。それは間違いない。狂犬の成長は、もっとわかりにくい形で起こっている。それにはスバルが重要な役目をしているのだと思う。感じたことをメモしておく。
#ネタばれあり
仁菜はどういう人なのか、私
ガールズバンドクライ9話/キレない仁菜から見える、本当の仁菜
『ガールズバンドクライ』9話視聴。智の回だった。そして仁菜がおとなしかった回。智に酷いこと言われてもキレない仁菜。あの狂犬仁菜が。マジか。そこから「仁菜のスケールのデカさ」が見えた気がした。智も桃花も、仁菜のデカさに「凍り付いた心」を動かされたのではないか。そう感じた。感じたことメモしておく。
#ネタバレあり
智には、バンドメンバーに本音のダメ出しを繰り返して、バンドが崩壊してしまった過去があ
『ガールズバンドクライ』を薦めたい/なんか息が詰まる気がする人へ
『ガールズバンドクライ』というアニメを視聴している。私はいつも感じたことの「自閉的メモ」をnoteに書いている。でも、8話を視聴してから誰かに「伝える文章」が書きたくなっている。8話が「閉じ籠らず伝えろ」という話なのだ。なので、この作品の良さを伝える文章を書いてみようと思う(短絡思考)。
#ネタバレあり
●伝えたいこと(結論)
なんだか息が詰まるような気がしている人の呼吸が楽になる。それも一瞬
桃花の気持ちを勝手に妄想/ガールズバンドクライ8話
ガールズバンドクライ8話を視聴。すごい回だった。とくに「桃花の涙のシーン」が忘れられない。桃花は仁菜のことを何度も「私の歌」と言っている。仁菜も自分のことを「あなたの歌」と言っていた。なんかいいなぁ。アーティストは「そういうメタファー」を日常でさらっと言えるものなのだろうか。なんかちょっとうらやましい。「私の歌」はどうやって桃花を泣かせたのか、妄想したことをメモしておく。(全然間違ってるかも。)
ガールズバンドクライ8話/私をあなたの思い出に閉じ込めるな
『ガールズバンドクライ』と言うアニメを見ている。8話は凄かった。自分にうそをつけない人にとっての「プロの世界」の残酷さ。そんな難しいテーマを扱ってるのに「あいまいな答え」に逃げずに、ちゃんとカタルシスがある物語になっていた。すげーよ。そしてなにより私も「殴られた」気がした回だった。感じたことをメモしておく。
#ネタバレあり
●桃花への肩入れ
私はこの物語を「桃花の目線」で見てきた。桃花の「煮え
「あなたは正しい」vs「私の何を知っているんだ」/ガールズバンドクライ
『ガールズバンドクライ』というアニメを見ている。8話でまた、仁菜と桃花の感情のぶつけ合いがありそうだ。そして、それは「あなたは正しい」vs「私の何を知っているんだ」というものになるのだろう。そういうことってあるよなぁ、と思う。しかし同時に「だれが何を守ろうとしているのか」が混乱していて、どうしてそうなってしまうのだろう、とも思う。今日の8話放送でいろいろ答えが出るだろう。けどそのあとで私は「考えて
もっとみる仁菜が「証明すること」に拘る理由/ガールズバンドクライ
『ガールズバンドクライ』というアニメを見ている。主人公の仁菜の面倒くささが癖になるアニメ。そして近年まれに見るような、感情をぶつけあうアニメだ。その感情のぶつかり合いを見ていると、私は色々考えてしまう。とくに気になるのは、仁菜の「証明したい」という気持ち。それが事態を複雑にしている。人はなぜ証明に拘るようになるのだろう。せっかくいろいろ考えたので、忘れないようにメモしておこうと思う。(そういう自分
もっとみる桃花脱退宣言の理由を考える/『ガールズバンドクライ』7話 感想2
『ガールズバンドクライ』7話視聴。すでに感じたことを書いた。でも、他に気になったことが頭を去らない。しょうもない妄想に近いことだけれど、我慢できずに書いておく。
#ネタバレあり
7話でミネさんというキャラが登場。見るからに信頼できそうな人。しかし信用できそうな人こそ疑え。それが推理小説の常套手段だ。
●私たちはミネさん発言に惑わされているのでは
桃花はなぜバンドをやめると言い出したのか。昔か
『ガールズバンドクライ』7話/大人化する世界に抗う物語
『ガールズバンドクライ』7話視聴。またまた色々思うところの多い回だった。私は視聴者ターゲット年齢から大きく外れているので、たぶんかなり偏ったこと(的外れともいう)を感じているだろう。でも、思ったことを自分勝手に書いておこうと思う。
#ネタバレあり
今回、仁菜の過去が明かされた。そして色々感じることがあった。仁菜の父には「カリスマ教育者」という肩書があり、そのせいで仁菜の登校拒否を受け入れようと
『ガールズバンドクライ』に引き込まれたのはどこからだろう?
#ネタバレあり 、要注意
『ガールズバンドクライ』というアニメを見ている。第1話がYoutubeで公開されていたので、私はどこでこの話に引き込まれたのか、気になって見直してみた。私はどうやらこのシーンで強く惹かれたらしい。
仁菜は「社会のレール」から外れていて、それも「普通のレールの外れ方」と違っていることがわかるシーンだ。しかし「普通のレールの外れ方」とは変な言葉だ。レールから外れるとは「普通
『ガールズバンドクライ』で思い出す『訂正可能性の哲学』/リセット主義と子供と大人
『ガールズバンドクライ』というアニメを見ている。主人公の面倒くさいキャラが面白くて見ていた。が、6話視聴して「桃花さん」というキャラの切なさにヤラレた。彼女の境遇について色々考えていて、少し前に読んだ東浩紀さんの『訂正可能性の哲学』のことを思い出した。私たちは「実は~だった」と言う形で過去を訂正しながら生きている。辛い過去を持つ桃花。彼女でも、過去を前向きに訂正できるのだろうか。思ったことをメモし
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