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一卵性双生児でもぜんぜん育ち方が違う

我が家には小6の双子がおり、同じ学校で同じ授業を受けています。一卵性なので顔はほぼ同じ、性格もそっくりんさんなのですが、それでも学校でのふるまいに違いが出るのがおもしろいところ。

今ふたりは図工の授業で、「自分が好きなものを詰め込んだ部屋」というテーマで絵を描いているのだそう。

長女が考えたのは「自分が好きなものがわかるホテル」。マリオカートの部屋、編み物の部屋、お菓子作りの部屋など、いろいろな人の好きなものが詰まった部屋がたくさんあり、泊まる部屋を変えることで他人の好きなものを楽しめるというコンセプトのホテルらしい。

長女いわく「他の人の好きなものをいろいろ楽しんでみたいから」とのこと。他人に興味がある長女らしい。

続いて次女が描いたのは「ベッドからすべてのものに手が届く部屋」。狭い部屋にでかいベッドがドーンと置いてあり、その周囲にゲームやらテレビやらお菓子やらが置いてあって、ベッドから降りずに手が届くのだそう。なんとトイレもベッドのすぐ脇にあるそうだ。

次女いわく「めんどうくさいからベッドから出たくない。ベッドの上で全てをすませてダラダラしたい」とのこと。つくづく省エネで生きている次女らしい。なにしろ、彼女の夢は「長女のヒモになること」らしいから。

同じ顔で、同じような性格で、なんなら親からもしょっちゅう間違えられて、セット扱いで育てられてきたふたりだけれども、年齢を重ねるほどに違いが出てきました。

次はどんな違いが出てくるんだろう。楽しみすぎる。

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