私的:超イチオシの都内銭湯を教えます
40歳を超えて大きく変わったことが一つある。
それは体のコンディションを整えるとしみじみと「幸せだなぁ」と感じるようになったこと。
20代・30代のころはわりあい仕事が大好きで、仕事で成果を出すことがよろこびだったりした。逆に仕事で不調になってしまうと、運動をしようが、ぐっすり寝ようが、友人と飲みに行こうが、ヒトカラで絶叫しようが、どうにも気持ちが落ち込んで、立ち直れなかったりした。
しかし、40歳を超え、体のコンディションさえ整っていたら、多少仕事でうまくいかなくても「ま、いっか!」と乗り越えられるようになった。「老いるのも悪くないなぁ」と思える理由の一つだ。己の自己憐憫に巻き込まれるのは疲れる。
体のコンディションの整え方はいろいろある。ジョギングも良いし、趣味のバレーボールも良い。
しかし、最も最高なのが「銭湯」。銭湯に行けばたまったストレスが泡と消える。さらに娘も銭湯好きなので、親子で一緒に行って、まとめてストレスを飛ばせるのもいい。
いろいろな銭湯を巡ったが、#私のイチオシ のお題に則り、最高に良い銭湯をふたつ紹介します。
圧倒的1位:萩の湯@鶯谷
萩の湯は銭湯とは思えない。露天風呂、炭酸温泉、ジェット風呂、日替わりの熱湯、水風呂など、スーパー銭湯並みの設備を整えた、一般銭湯である。520円で入浴できる。信じられない。
こんな露天風呂を備えている。信じられない。
さらに2階にレストランがあり、入浴後すぐにビールを飲める。最高すぎる。神か。さらにそこのメニューが結構うまい。神だな、うん。
場所が鶯谷のホテル街の中で、最初は地図を見ながら躊躇したが、その逡巡を乗り越えさせるだけの圧倒的魅力。都内に住んでいる人はかならず行くべき。
2位:松本湯@東中野
こちらも素晴らしい銭湯。写真の通り、モダンで美しい。
特に良いのがぬるい水風呂。私はサウナーではないので、通常の18℃くらいの水風呂だと寒すぎて入りたくなくなる。一方、ここにあるぬるい水風呂は25℃くらい。学校のプールくらいの水温だと思ってもらうと良い。熱々になった体を漬けながらぼーっと長いこと入っていられる温度だ。
熱湯→ぬるい水風呂→熱湯→ぬるい水風呂・・・の交互浴がはかどりすぎて、永久に銭湯から出られなくなる。罠だ。嬉しい罠だ。喜んでかかりにいこう。
何度も銭湯に行く人は回数券がおすすめ
毎週どこかの銭湯に行っているので、大人用都内共通入浴券を買うようになった。10枚で4,700円なり。一回470円で極楽浄土に行ける。なんてコスパの良い趣味なんだ。
とはいえ、推し銭湯がつぶれないように・・・といろいろな理由をつけて、ビールを飲んだり、コーヒー牛乳を飲んだり、アイスを食べたり・・・と散財してしまう。しかし活きたお金の使い方だと思っている。後悔はない。
銭湯代を稼ぐためにもまた仕事を頑張ろうと思う。生きる喜びになっている。
#私のイチオシ
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