見出し画像

「ロジカルな勘。」vs長野

FC大阪 vs. 長野パルセイロ
2-0 勝利

6試合ぶりの勝利となった。
率直に嬉しかった。



個人的には、最終的な結果に対してそこまで想いは強くない。ただ、日々、結果を出すための準備に対しては強烈なこだわりを出そうと考えている。

確率論ではないと思うが、勝負事において、勝率100%はないと思うが、99.9...%はあると思うし、そこを目指していくことに「価値」がある。

その準備に自信を持ってやり切る。そうすれば自ずと結果はついてくる。だから、結果にこだわらずに結果を求めて生活している。


そんな想いを抱えながら過ごしているはずなのに、やっぱり、目の前の「勝利」という結果はなぜこんなにも嬉しいのか。
正直分からない。
身体的な疲労感も全く違う。
帰りのバスの中の雰囲気もまるで違う。

この嬉しさの正体はどこにも書いてないと思う。
多分、世界のどこかの学者さんが研究していて、その論文に書いてあると思うが、そんなの嘘だ。
わかるわけがない。

W杯での異様とも言える熱狂もしかり、サッカー、そして、スポーツが持つ力・価値はやはり大きいなと改めて感じた。


話は少し変わるが、今回の試合前ミーティングで監督が紹介した言葉がとても心に残ったので、記録も兼ねて、ここに引用させてもらう。

「本当に考え抜いた中での直感というのは、決して山勘ではない」by 藤田俊哉さん

僕自身、サッカーしている中で、考えてプレーするということをとても大切にしている。
なぜこうなったのか、なぜこうしようとしたのか、常に振り返り、次のプレーのことを考えて、プレーしようと心がけている。
その中で、クローズドスキル(相手に合わせて技術を使い分ける必要がない競技における技術のこと)を発揮する場面が少ないサッカーでは、考えている時間は本当に少ない。
目まぐるしく変わる状況下で正しい判断と正しいスキル発揮が求められる。
本当に一瞬。
全く同じ状況でプレーすることはないと断言できるほど、不確定要素が多い。
サッカーは世界ランクが最も結果に伴わないスポーツと言われる所以がここにある。
ジャイアントキリングという言葉もその象徴の一つだ。

じゃあ、サッカーを考えずに感覚だけでプレーすればいいのかと言えばそうではない。
やはりそこには思考が伴う。
考えてプレーすることで、全く同じデータはなかなか集まらないけど、その似たようなデータは集められる。
普段から考えてプレーしていることで、公式戦で求められる初めての状況に対して、こうしたら良いのではないかという膨大なデータから導かれる直感が、その正解にぶっささる。

考えてプレーすることの大切さを本当に改めて感じた。
「考えるな、感じろ」とよく言う人は、なんも考えてない人か、本当に考え抜いた人のどちらかなのかなと。
基本的に前者が多いのかな。、、


明日の練習も考えて考えて考え続けよう。



「人間は考える葦である」by パスカル
これも好きな言葉の一つだ。



以前、パスカルの名言をもう一つ、好きな言葉として、noteに書いたことがある。絶対に難しいけど、パスカルが書いた本1冊頑張って読んでみようかな。『パンセ』あたり。
面白そう。

『考える人』
の銅像がなぜあんなにも人を魅了するのかというと、考えているからである。
クオリティーの高い銅像など世界中に山ほどある。

これ、なんか考えてそう


考えてる櫻庭立樹


本当にサポートが励みになります。 頑張れます。 人間は弱いです。 サポートしてください。