未遂の後遺症

※性犯罪未遂の描写記述があります。フラッシュバック等ご自身の心身の状態に影響が懸念される場合はここでおやめください。




背中を見せないように注意していたのに、会話もなく座っているのが苦痛で席を立った直後に後ろから羽交い絞めにされた

性行為をしたくないという私の要望が通らない為に最近会うのを避けていたら、急に来訪され追い返すわけにもいかずとりあえず家にあげた

でも会話もなく、ただ一緒のテーブルについて座り続けていて立ち上がった直後、冒頭のようなことが起こった

必死に抵抗するも180㎝の長身の体に羽交い絞めされては、私は身動きできない

そのままソファに抱き抱えるようにして連れていかれ、一緒に倒れ込んだ

圧倒的な力と体格差、私の抵抗なんて相手にしたら蚊に刺されたくらいの違和感にしかならないのだろう

抵抗しながら、何度も思いっきり叫んだ

服の上から胸をわしづかみにされ、もう片方の手は下半身をまさぐられている

うつぶせの体勢でソファに重なり合っており、私の両手両足は相手の全体重により完全にロックされてしまい、できることは叫ぶことだけ

男性の中には、抵抗されればされるほど興奮するタイプがいるらしい

抵抗する女を自分の力でねじ伏せ、泣き叫び抗いながらも体の反応として生じてしまう快楽がその表情と声に変化をもたらす反応をみることで、征服欲が満たされるからだろうと、私の勝手な考えそう思っている

叫べば叫ぶほど、この人は決してやめないだろう

だから叫ぶのをやめて

こんなやり方するなら、もう二度と会わない

と言ったら、相手の動きが止まりゆっくり体が私から離れた

長年付き合ってきても、相手の同意がなければ私が訴えたらあなた捕まる可能性大だよ

体のあちこちにできた赤い部分、多分後で青あざになるだろうそれらを見せて彼に言うと、返事はなくただうなだれていた

今回の後遺症は叫び過ぎによる声帯の炎症

でもそんなのは、無理矢理やられるのに比べたら全然マシ




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