摂食障害の後遺症

先日、健康診断でバリウム検査をした
今年から、明確な理由なしに検査を拒否できないというから、馬鹿正直に受けてしまったけど、体調が悪いとかそういう理由でも拒否はできたと後から知った( ;∀;)

しかもバリウムでひっかかった場合、結局胃カメラ飲むわけだから、最初から胃カメラやればいいし、バリウムはあんまり意味ないとも調べたら出てきた

それなら、なぜいまだにバリウム検査が廃止にならず、むしろ今年からより励行されるようになったのか…
多分、なんらかの利害関係が生じていて廃止にはできないのだろうと思う

閑話休題

バリウムは腸に詰まると大変なことになるというので、検査後多めにもらったセンノシド錠を、長年の過食嘔吐により胃腸の働きが衰えていると自覚のある私はすぐに3錠のんだ

それでも8時間経っても排出はなく、さらに3錠追加するも効果なしなので市販の下剤をさらに使用するも、それも効果がなく浣腸を試みるもそれも不発に終わった

検査から二日後、猛烈な腹痛と吐き気に襲われCTがある近所の個人病院を受診。CTの結果、腸の入口にまるでお城の石垣のように積み重なり詰まったバリウムが((((;゚Д゚))))

痛み止めの点滴をし市販よりも強い下剤を処方され、翌日まで様子を見るもバリウムは出ないので再度受診

「うちではもうできることはありません。大きい病院に紹介状出すので入院の準備をして、どなたかと一緒に向かってください」

と言われ、転院
多分、緊急手術も視野に入れて、同意書など書いてくれる人も同行しろってことかと思う
自宅にいた父に説明をし、同行してもらい病院に着くも診察から各種検査で腹痛と吐き気を耐えながら5時間以上を過ごす

腸捻転や、腸が狭くなっている場合は開腹手術と言われるも、診察後の点滴処置中にやっとバリウムの排泄が始まり、手術はせず吐き気止めの錠剤を処方され帰宅

後日、念の為最初の病院でレントゲンをとると、きれいにバリウムは排出されており一安心

今回のバリウム騒動での医療費は、しめて20,000円弱
健康を診断するためのバリウム検査で健康を害した上に、さらに私にとっては少額ではない出費

多分、毎日消化&排出を普通にしてきた人達であれば、こんな事態になることは少ないと思う

私の胃腸は長年の過食嘔吐で胃腸の機能がまともではなくなっている
摂食障害の後遺症のひとつ

摂食障害とともに生きてきた方は、バリウム検査は要注意かと思います




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