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教員を続けるか、博士課程進学か、それが問題だ

英語の教員になって20年。

私は現在、キャリアに行き詰まってます。

教職は天職と思えるくらい、好きな仕事です。

しかし本当に、このまま定年まで学校教員として働き続けるのか

40代にして精神的にも肉体的にも、現職を続ける厳しさを感じています。

数年前に修士課程を修了し、「もっと大学院で学びたい」という欲も出てきました。

人生の残された時間の中で、自分の学びをどこまで高められるか、可能性にチャレンジしたい気持ちもあります。

今日は、現職を続けるメリットと、教員を辞めて博士課程に進学するメリットについて、まとめます。


現職を続けるメリット

安定的給与

正規採用職員のため、ボーナスの支給もあるなど、とても恵まれていると感じます。

勤続約20年ということもあり、毎月の給与額も少しずつ上がってきました。

安定的な給与があることが、精神的な安心材料となっているのも事実です。

地方公務員としての福利厚生の充実


1時間単位で取得可能な年休や、子の看護休暇制度があるなど、子育てをしながらでも働きやすい環境が整っている点が挙げられます。

私は子育て中ということもあり、これらの制度を利用し、何とか仕事を継続することができました。

通勤距離・時間の短さの利便性

これは、あくまでも「私の場合は」となりますが…。

特定の市町村に採用されると、異動の際に勤務校の希望を伝えることがあります。

もちろん、あくまで「希望」なので、通らないこともありますが…。

勤務地を自宅からの近くや通いやすさで、考える人も少なくありません。

つまり、私はこれまで異動の際に、通勤時間の短さなどを考慮したため、割と通いやすい勤務地で働くことが叶いました。

地方公務員を辞めるとなると、必然的に勤務地が遠くなる可能性があります。



「ブラックな教職を続けるメリットとデメリット」というテーマで、以前記事を書いたので、こちらも併せてお読みいただけると幸いです。

※本記事と内容が重複する部分があります。


博士課程進学のメリット

キャリア選択の可能性の広がり

修士号は以前取得しているので、大学で英語を教えるなど、大学で非常勤として働くことは、現段階でも不可能ではありません。

ただし、大学で専任になるには、博士号がないと難しい現実があります。

博士課程進学後、無事に博士号取得となれば、中学高校だけでなく、大学で教えるという可能性も出てくることになります。

キャリアの選択肢がより広がる、ということ。それは、人生の可能性が広がることだと考えました。

研究への学びの深化

修士課程だけでの学びの物足りなさを、修了後に感じ、さらなる学びへの意欲が私にあるのも事実です。

「学びたいことがある」「研究したいテーマがあり、それを博士論文としてまとめたい」など、さらなる研究を望んでいるのであれば、博士課程で専門性を深めない手はない、と考えます。


まとめ

博士課程に進学して学びたい意欲があるものの、地方公務員を辞めることにとても勇気がいる現状が見えてきました。

現職は給与も悪くなく、1時間単位で年休が取得できるなど、子育てをしながら働くための福利厚生などが充実しています。


今の私に足りないのは、博士課程進学に向けた必要な情報収集と(分からないから不安になる)、情報をまとめた上で自分がどうしたいのか決める覚悟が不可欠です。

現職を続けるにしても、博士課程進学するにしても、家族でじっくり話し合うことも大切ですね。

特に博士課程進学を選ぶのであれば、家族の生活も大きく変わることになるので。

お金のことも含めて、家族でしっかり話し合う必要があると感じました。


教員を続けるか、博士課程進学か、それが問題だ!

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