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死にゲーをやってみたら

ど直球なタイトル。

こんばんは、ありゃれんです。

また自分のことかよお。って思いながら書いていますが、「わかるわそれぇ」って共感を呼ぶことがあったらいいなぁと少し思いつつ、私が愛する、
いわゆる「死にゲー」について語りたいと思います。

長くなりすぎないように善処します。

さて本題。

みなさん死にゲーって聞いて、何を思い浮かべますか?
今やソウルライクと称されるジャンルの元祖、ダークソウルやデモンズソウル、って言う方が割といるイメージです。私が知らない死にゲーも数多くあるでしょうし、死にゲーとまではいかなくとも、プレイ動画を見て「あぁこれ死んで覚えるゲームだ」ってなるものもあります。

ここで取り上げたいのは、BloodborneとSEKIROについて。主に最近つきっきり(?)なSEKIROについてがメインです。

Bloodborne

ブラッドボーン、通称ブラボ。ソウルライクとは一応カテゴライズされるものの、フロムゲーと言われるものの中では割と異色の部類とか。

発売は確か2015年で、今なお愛され続ける激ムズ死にゲーです。
世界観とかストーリーについては割愛します。
青ざめた血?知らんなそんなもの。

私が購入したのはその数年後で、Youtubeでの生放送やらでちまちま交流していた方々がプレイしていたため、「自分もちょっとやってみよっかなー」なんて軽い気持ちで購入して、その後忙しくなり、徐々に存在を忘れていました。

そして数年前、「あ、あるじゃん!」ってやってみたら、案の定
YOU DIED
のオンパレード。

プレイヤーキャラがかっこいいなー、舞台が素敵だなーと思っていたので、上手い方のプレイ動画を見て予習済みだったのですが、
「思ったように上手くいかねぇな!?」
「分かってんのに怖いな!?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
ってなって、焦って操作ミスやごり押し、スタミナ切れからのYOU DIED。

勿論ある程度は、予習した知識で上手くいきましたが、後半になるとそうもいかないことが多い。何十回死んだか分からないボスもいました。でもキャラがかっこいいし、スタイリッシュだし、オシャレだし、敵も舞台も美しいし。やっていて飽きない。

そしていつしか、1周目をクリア。
「よっしゃ!新しいキャラ開拓すっぺ!」
って、意気揚々と別のキャラを作成して、既存のキャラとは別の手段やルートで進めていくわけです。

ブラボ最初のボス、プレイヤーの半分以上を蹴落とした大先生と名高いあのボス。名前くらいは聞いたことあると思います。匂い立つなぁ。
最初プレイした時は、卑怯にもハメ技を使って、時間をかけて倒していました。とにかく怖くて焦ってビビってた。

でもどうしたことか、新キャラを作った暁には、自分でも驚くほど冷静に落ち着いて対処しており、何と2分もかからず倒すという自己記録を達成。
自分でも「嘘でしょ?w」とか思ってました。
RTA走者の方々って凄いなぁ。(遠目)

新キャラ開拓してからは、自分なりに「こうやってもいけるんじゃない?」からの「よっしゃやったわ」ってなるのが楽しくなり始めた。
今まで焦って見れていなかった敵の動きも、落ち着いて対処できるようになってきて、前まで「んもー!!」ってなっていたのが、「あ、やべミスった☆」ってなるのです。

逆に油断やら記憶力やら、落ち着きのせいか死ぬことも増えまして、その度に対処法を考えていくのが中々面白い。それでも「は?」ってなることもありますが。

予習した知識があるとはいえ、改めて正面からやり合うと「これどうすんだよ」って思い知ることも本当にあるのです。
初見でやってたら絶対心折れてお蔵入りだったなぁと、こう言うと「それ死にゲーやる意味ある?」って感じですが、でも予習してからいざ自力で!ってやり始めた時が、すっごく楽しいことに気付きました。

ブラボプレイヤーの9割が住んでいるという地底(私の超個人的な思い込みです)を目指して、ほぼ初見状態の聖杯ダンジョンをクリアした時も、超嬉しかった。「本当に良いちあきら出るんだ!」って思って。

よーっしゃ1周目クリアして2周目も少し進んだ、新キャラも開拓中、固定聖杯も進められる!行くぞー!

・・・って思ってた矢先、PS4のシステムアップデートを暫くしなかった私のミスに巻き込まれて、ブラボのセーブデータは塵と化しました。
バックアップを取っていなかった自分のせいです・・・
現在はNEW GAMEで作ったデータを序盤で止めております。

でも楽しいのでそんなに苦じゃないです!

注:地底、聖杯、ちあきらといったものが何かを知りたい方は、どうかご自身で検索をお願いします。
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SEKIRO

これはブラボの一周目をクリアするかしないか、それ位の頃に買ったと思います。
発売は確か2019年、この間1000万本を売り上げ、ゲームオブザイヤーにも輝いた、鬼難易度と言われる死にゲーです。

時は戦国。主人公は壮年の忍で、奪われた主を取り戻すために、葦名の地を奔走する。ざっくり言い過ぎですがこんな感じです。
一応ソウルライク・・・かもしれない。でもブラボよりプレイ人口が多くて、クリア率も高い気がします。両者とも人を選ぶゲームではありますが、SEKIROはそうでもないかもしれない。

だって例のお方と、隻狼の最初のボス。
トロフィー取得率に差があり過ぎませんかね?(笑)

というのも、主人公は熟達の忍び、走るのも早い、義手忍具によって多様に戦える、やり方によっては華やかで魅せプレイが出来る、ガードと弾きが出来るというのが大きいと思います。

だからと言って死にまくらないわけでは無い。
でも「ここまでがチュートリアル」という皆様方の共通認識があるようで、「さぁ最終テストだよ!」と仕掛けてくる先生のようなボスを乗り越えたら、割とその先は出来る感じでしょうか。

今やその先生を軽々とのして、もはや踏みにじっていくプレイヤーが多いとか。

これもブラボ同様、「面白そうだけど自分でやるかどうかは分からないなー」と思って予習済みでした。そしていつだったか自分へのプレゼントに買って、最初に手を付けた時はブラボと同様ビビってました。そしてブラボと同様、中断していたのをいつだったか思い出してやり始める。

これも予習した知識が活きるのですが、ブラボ以上に思ったようにいかない場面が多く。「あ、あれ?」なんて言いながら、死んでは戻りを繰り返していました。でもボス戦においてそんなに死ぬ回数が多くないのは、やはり
ガードが出来る
これが大きいと思います。良心的だな?

そして予習済みなので、「これを乗り越えたらあれが待ってる!」ってワクワクしながら挑むのが凄く楽しい。
しかしブラボと違って、一般的なレベルを上げることは出来ず、主に強敵を倒すことでしか攻撃力・防御力と体力を上げることが出来ないのです。頑張って経験値を積めば、スキルを取ることは出来ますが。
なので「このボスまでやれることは全部やった、後はやるだけ」となる。

そして死ぬ。そして戻る。そして死ぬ。この繰り返し。

でもブラボ然りダクソ然り、他のゲーム然り、大事なのは、
敵の動きを見て対処すること。
SEKIROはそれがめちゃめちゃ楽しいんです!例え正しい対処法が分からなかったり、操作ミスをしていても!

突きが来るよ、足元気を付けて、これガードも弾きもできないよ、っていうのを教えてくれるので、ハイスピード剣戟に慣れてしまえば簡単。
自分は未だに弾くのが苦手ですが、攻撃を読んで「ここはこのテンポ!」って感じで、リズムを頭に刻めば対処は簡単。
あるボスなんて、リズムに乗って弾いてるだけで勝ててしまいます。何よりそれを弾いたり踏んだりする音が気持ちいい。

たーんたーんたーんたーん、どんっ。
たんたん、しゅっ どん。(忍殺!)
数えてリズムを取るものも。
1、2。12、3、4567、8!
1234、56789,10!

これがSEKIROは音ゲーと呼ばれる所以。
ていうか今のだけで何のボスかバレますね。

例えまともに分からなくても、動きを見てしっかり防ぐ!攻める時はしっかり攻める!ごり押し、ダメ、絶対!
慣れても油断はするべからず、隙を突かれたならすぐ立て直して反撃のチャンスを見る!
それを教えてくれるんですねぇ。
それが強敵相手に、思い通りに上手く行った時、脳汁ドバドバ出るんですよ。超気持ちいい。

私が思う死にゲーの特徴の一つに、「理不尽だったり運絡みの要素が少なめ」というのがあります。ブラボとセキロしか知らないので、総合してどうかは分かりませんが。
なので、見てから対処が出来ることが多い。イラつくことはあっても、それは自分の焦りや恐怖から来ることが殆どなので、落ち着けば出来るんです。
「これ未だに避け方分からん」はあっても、「その動きはおかしいよ!」ってなることがそんなに無い気がする。

一部を除くとすれば、全プレイヤーから嫌われる例の妖怪でしょうか。

でも何度でも言いますが、戦いながら覚えていく段階が面白いのです。
強敵との戦いの中で、「このテンポはこう!よっしゃ!」ってなるその快感を味わうループから逃れられない。


随分ぐだぐだと書いて取っ散らかりましたが、とにかく言いたいのは、

どちらも敵の動きを見て対処していくのが楽しいゲームだよ!!ってことです。

そして殆ど触れませんでしたが、SEKIROはそのストーリーも素敵なのが魅力の一つです。

あと言い忘れていましたが、
曲が良い。とにかく良い。


あーあもうめちゃくちゃだよぉ!


もしここまで読んでいただけたら嬉しい限りです。


(ちなみにSEKIROも1周目クリアしました。何とは言いませんがグッドエンドの一つで)

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