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離婚のことと、自分を傷つけた相手を許せるのかどうかということ

※10月のはじめごろに書いて、ずっと下書き保存していたものです。このときに比べると、まだ3ヶ月弱しか経ってないのにずいぶん自分の気持ちが回復してるなーと感じます。過去のものとして下書きのまま葬ろうかとも思いましたが、今年の自分にとって必要な通過点だったと思うので、公開することにしました。でもたくさんの人に読んでほしいわけじゃないので、有料記事にさせていただきます。先に言っておきますが有益情報ゼロです!ごめんなさい!そして、私は元気ですので!

人から「なんで離婚したの?」と聞かれたら、
「色々あったけど、直接のきっかけは旦那が浮気してたこと」
と答えることにしている。
大人同士のやり取りならそれ以上突っ込まれることはほとんどない。もちろん好奇心とともに根掘り葉掘り周辺事情を聞かれることはあるけれど、私が「サレ妻」だったということに、たいていの人が同情とデリカシーとをもって接してくれる。

人に聞かれたときだけじゃない。
私は、自分自身に対しても
「色々あったけど、直接のきっかけは旦那が浮気してたこと」
でやり過ごしてきた。

離婚してから1年あまり、これは私が私を守るために必要なことだったと思う。
怒涛の離婚、引っ越し、転勤、慣れない田舎、新しいミッション、人間関係、その他さまざまな変化を生き抜くために、とりあえず「離婚」前後の諸々には大雑把な言葉で蓋をして、深く考えなくてもいいように押さえつけてきた。

でも、
ぎゅーっと閉めていた蓋が最近、よく開きそうになる。
瓶の中の空気が膨張してるみたいな感じで、ふとしたタイミングであのときのことが顔を出そうとする。
少しだけいまの環境にも慣れてきて、気持ちの余裕ができてしまったからだろうか。
それともアプリでいろんな男性と会ううちに、「恋愛脳」みたいなものが覚醒してきたのだろうか。
いままでより感情の弁(何それ)もゆるくなっていて、いままではたとえば「バカな旦那さんだねえ」と同情されたら
「ほんっとバカ。まあ慰謝料ふんだくって全身脱毛してるけどね」
ぐらいのドライな返しができていたのに、最近同じことを言われた私は
「ほんっと。バカだよね」
とかろうじて答えたものの、もうそれだけで泣きそうになってしまって話が続けられなかった。

なんの節目でもないけど、このあたりで一度、離婚のことといまの自分の気持ちを言葉にしておこうと思う。


私は、元夫に浮気されて捨てられた。


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