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2拠点生活スタートで、買ったもの色々

7月末から、大阪でセカンドルームを借りてのセルフ2拠点生活を始めた。

最低限のものさえあればいいや、と思っていたけれど、いざ実行してみると、「最低限のもの」って結構たくさんある。
どうせ買うなら妥協はしたくないし、かつ「1拠点に戻る(本宅と統合する)時にはどうするか」も常に考えなくてはいけないので、この2ヶ月弱はひたすらお買い物リストとにらめっこの日々だった。
大変だったけれど、元々自分が持っているもの、に左右されることなくゼロから部屋を組み立てるのは久しぶりで、とても楽しかった!

というわけで、備忘録も兼ねて、今回買ったものを記録しておきます。間取りは本当にシンプルな6畳ワンルーム、広さは19平米ほど。


カーテン

私はこの10年で、今回を含めると5回引っ越しをしている。
この中で痛いほど学んだのは、
「カーテンは使い回せない」
ということである。

2度目や3度目の引っ越しでは、引っ越し先の窓のサイズにあわせていちいちカーテンをオーダーしていた。
しかし、いまの家に合わせて凝ったカーテンを誂えても、つぎの家では合わない可能性がすごく高いのだ。
せっかくお金をかけたカーテンが、つんつるてんで使い物にならない時の悲しさたるや…。
引っ越しが多い民にとって、カーテンはもはや消耗品と言ってもいい。
とはいえカーテンって都市生活においては必要不可欠だし、視界の多くを占めるものでもある。適当な安物で済ますのもなんだか気分が上がらない。

そんなこんなで、ここ数年で私がたどり着いた結論は

・ミラー効果があるレースカーテンだけにする
・ある程度汎用性がありそうなサイズでオーダーする

の2点である。
最初のころは「ふつうのカーテン」と「レースカーテン」の2種類を用意していたが、現在の本宅も、そしてセカンドルームも、新しく買ったのはレースカーテンのみ。
一般的なレースカーテンだと薄すぎたり夜に部屋の様子が外から見えてしまったりするので、ミラー効果があり夜でも見えにくいもの、遮熱効果やUVカット効果があるもの、を選んでいる。
遮光効果がほしい(日中の光を室内に入れたくない)人には向いていないと思うが、私は昼間明るいのはウェルカムなので、これがいちばん合っていた。色柄選びであまり悩まなくて良いのも気が楽。

また、一般的なカーテンのサイズは幅100cm×2、高さが178cm、である。
たとえばいまの家の窓幅が150cmだからといって75cm×2、とかで作ってしまうと、つぎの家で使い物にならない可能性がぐっと上がる。
多少たるみがある分にはそれほど気にならないので、基本的に、小さい窓であっても幅は100cm、高さは178cm(腰高窓の場合は135cm)前後にしておくと、他の家でも使えることが多いと思う。

汎用サイズならリーズナブルなものもたくさん出ているが、今回はサイズオーダーできるショップで買った。ここのレースカーテンはいままでにも何度か買っており、生地感がテロテロしてなくて好み。

ちなみに、ここまでレースカーテンについて語っておいて何なのだが、セカンドルームは私が初めて一人暮らしをした大阪のワンルームと間取りが似ている(もっと狭いけど)ため、当時母が買ってくれたカーテンがまさかのジャストフィットだった。
これが、なんていうか…とっても可愛いのだ。

何の柄でしょう
正解は、くまのプーさんでした!

いまの私ならまず選ばない柄だし、正直今回想定していた部屋のトンマナともずれるのだが、せっかくサイズが合ったので吊るしている。可愛いね。
基本はレースカーテンメインで、こちらは開けておくことが多いと思うけれど、プーさんを見ると一人暮らしを始めたばかりの自分を思い返せてちょっとエモい(これもう死語って本当?)。

シーリングライト

現在の本宅は1LDKで、シーリングライトが2つある。
リビングにつけているのは、自分で買ったもの。調光・調色できる、ごくごくシンプルな丸いやつ。
寝室にあるのはマンションにもともとあったもの(前住人の残置物)で、光の感じが好みじゃないので使ったことがない。夜はスタンドタイプの間接照明をつけている。
なので、今後引っ越すとしたら多分シーリングライトを1つは買うことになるし、数年これで暮らしてみて「寝室に明るいシーリングライトは不要」ということも分かったし、セカンドルームにはお洒落なライトをつけたいなと思っていた。

・普通の引掛シーリングに取り付けられる
・圧迫感がない
・できれば明るさを変えられる

を条件に探して、買ったのがこれ。

デザイン性はあるけどシンプルで、どんな部屋にも合いそう!
アームは白も選べたのだけど、今回の部屋は黒をアクセントにしてみたかったので、黒を選んだ。シャープでかっこいい。

角度は色々変えられます
電球は「ミニボール クリア」を選択。明るすぎず、壁に陰影が映るのが良い感じ

付属のリモコンで4灯、2灯にも変えられて、とても気に入っている。家が変わってもずっと使う予定。

マットレス

今回いちばん考えて、投資したのがこれ。
ある意味「寝るためだけの部屋」なので、睡眠環境はちゃんと整えたかった。

まず、これを機にセミダブルの寝具に切り替えることを決意。6畳間の大半を寝床が占めることになるが、寝るための部屋なんだからそれで良い。
ただ、この部屋にセミダブルベッドを置くと圧迫感がすごいため、折りたたみの床置きマットレスにする。
本宅と統合した暁には、長年お世話になったキッズ用ベッドといよいよお別れし、セミダブルのベッドフレームを買う目論見である。
なので、それ以降も長く使えるちゃんとしたマットレスにしなきゃなと思い、「ムアツマットレス」を選んだ。

ムアツは私やBさんのように体重多めの人間でも沈みにくく、寝返りを打ちやすい。これはBさんと似た体型で腰痛持ちの元夫が絶賛していたので実証済み(当時使っていたムアツは元夫にあげてきてしまった)。

こちらは床置き用だが、ベッドフレームで使う際には補助パッドを買い足すと良いようである。

…なんかすごくBさん前提で考えてるみたいになってるけど、自分ひとりで寝るにしてもセミダブルだと広々快適だし、マットレスに投資して損はないので、ここは思い切ってよかったと思う。

置き畳

床置きのマットレスをフローリングに直に敷くのは、汚れとか湿気とかを考えるとあまりよろしくない。
で、本当はお洒落な置き畳を買いたかった。こういうやつ。

ただ、前述のとおりゆくゆくはベッドフレームに移行予定なので、そうすると置き畳は使わなくなる可能性が高い。
値段も張るし、この時点でしっかりした置き畳を買うのは結構リスキーだなと思い、マットレスと同じサイズの「い草マット」を購入した。

薄くて折りたたみできて、とても使いやすい。
そして畳ってやはり良い!!昼間、い草マットは広げっぱなしでマットレスだけ折りたたむと「畳スペース」ができるので、ここでちょっとゴロゴロしたりくつろいだりするのが存外快適。
引っ越したらフレームを買うつもりではいるけど、このまま「置き畳+マットレス」もアリかもな…と思い始めている。

冷蔵庫&レンジ

前住人の残置物と思われるミニ冷蔵庫(ホテルにあるやつ)があったが、私の場合どう考えても冷凍庫は必須なので、一人暮らし用の150Lサイズを新しく購入した。

本宅で使っているのもこのサイズ。
同水準のものを買う必要ある?と迷ったが、いま使っているのもそろそろ10年経つし、ヨドバシで見たこの冷蔵庫のスマートな見た目が好みで、統合したらこっちを本命にしよう!と決心して買った。
ドアをどっち開きにもできる、というのも決め手のひとつ。次の引っ越し先の間取りがどうなってても大丈夫。

レンジは、冷蔵庫とお揃いっぽい見た目で、シンプルな機能のものを購入した。

ほんのり憧れていたフラットタイプ!
本宅で使っているレンジはめちゃくちゃ古い(もちろんターンテーブル)ので、統合後はこちらを使う予定。これも縦開きで、間取りがどっちになっても大丈夫。

家電はこの2つ。洗濯はコインランドリーですることにしている。

テーブル

太ってて立ち座りが億劫なせいか、一人暮らしの部屋によくある「床に座ってローテーブル」スタイルが苦手である。
一人暮らしを始めたときはセオリー通りにローテーブルを購入したが、全然座る気にならず、結局食事も何もかもベッドとサイドテーブルで済ませていた。
いまの本宅はいわゆる(カッコよく言えば)ソファダイニングというやつで、硬めのソファの前に昇降式のテーブルを置いている。食事も仕事もくつろぐのも、全て同じスペース。

セカンドルームはどうするか悩んだ。
ローテーブルは嫌だが、ちゃんとしたテーブルを置くにはスペースが限られすぎている。統合した際に、テーブルが2つあって邪魔、となるのもなんだか悔しい。かといって、間に合わせの折りたたみテーブルだと気分が上がらない。

ここに関しては「狭い部屋のインテリア」みたいな本を眺めながらかなり悩み、最終的に、壁に向かってカウンターテーブルを置くことにした。
好きなオーク材にアイアンを組み合わせたもので、サイズが合うのを探して購入。

(ちなみにこれ、届いたものを見ると、私が持っているほかのオーク系家具よりもかなり色が濃かった…。が、そのぶん汚れが目立たなくていいかなとポジティブに捉えている)

カウンターなら奥行きが最小限で済むし、お客さんが来ても横並びで座れる。
あと、なんていうかスペースの「使い分け」ができるのが思いのほか良いなと思った。
一人暮らしの場合、向かい合わせのテーブルって結局どっちかにしか座らないことが多い気がするのだが、長めのカウンターだと「左は仕事スペース、右は食事スペース」みたいに、一人でも空間を使い分けられる。結果的に気分も切り替えられるのが、狭い部屋ではすごく有効だと感じている。

椅子

椅子が好きだ。(急に何)
本宅では基本ソファにしか座らないのに、そのほかに椅子やスツールが計3脚ある。どれもサイドテーブルや物置きになっているけど、どれも好き。そこにあるだけで嬉しい。

椅子は用途の幅が広いし、空間のアクセントになることが分かっていたので、セカンドルームでも複数欲しいなと思っていた。

オーク材スツール

まず買ったのがシンプルなスツール。
テーブルと同じオーク材、座るのにちょうどいい緩やかなカーブがあるけれど物を置くことも可能。ちょっとした踏み台にもなる(自己責任で!)。こういうスツールがひとつあると生活が潤う。
本宅にもオークのスツールはあるのだが、そちらは座面が丸いので、あわせたときにメリハリが出るよう四角っぽいものにした。

無印良品の椅子

もうひとつは、無印良品で一目惚れしてしまったもの。
こまごましたものを揃えるため、梅田阪神の無印良品に日参していたのだが、ふと座ったこの椅子に魅了されてしまった。

すっきりと美しい見た目、座り心地抜群の座面、絶妙に腰を支えてくれる背もたれ。
オーク材とアイアンはテーブルにぴったりだし、座面のターコイズブルー(実際は「ビリジアン」という色名)にも惚れ惚れ。このブルーは部屋の主役として申し分ない。
漠然と考えていた椅子の予算よりだいぶ高かったので即決できなかったが、3日ほど連続して無印良品に行き、そのたびに座り、撫で回し、やはり「これだ!」と思ったので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで注文した。

店員さんに調べてもらったところ、その時点では在庫がなく、買えるのは現品のみとのこと。
問題ない。おそらくこの3日間で、この椅子にいちばん尻を置いているのは私である。出会うべくして出会ったのだ私たちは。
…と、謎にテンションが上がり、そのまま現品を購入した(もちろん持ち帰ったわけではなく、ちゃんときれいにした状態で配送してくれた)。
思ったとおり部屋の主役になる存在感で、でも背面が抜けているから圧迫感はなく、本当に素敵!

全部置いてみたところ。素敵な椅子がいまいち素敵に写っていないのは私のセンスと撮影技術のなさによるものです

タイルスツール

期せずして無印良品の椅子が部屋の主役になったわけだが、これだけだと美しいブルーが浮いてしまう。
せっかくなのでターコイズブルーのアイテムを増やして馴染ませようと思い、もうひとつスツールを購入した。
もともとルームディフューザーを置く台が必要だったこと、そして何年も前からタイル張りのスツールが欲しいと思っていたこと、などが自分の中でカチッとはまり、ターコイズブルーのタイルスツールをオーダーすることに。
creemaで見つけた作家さんに、色の希望を伝えてスツールを作っていただいた。

ごちゃっとした電源ケーブルは無視してください

置いてあるだけで可愛いし、ディフューザーや観葉植物を置くのにもいいし、先々広い部屋に引っ越したら玄関に置いてもいいなと思う。

その他、こまごましたもの

IKEA ワゴン

このタイプのワゴン、色々なところで見かけるけれど自分では持っていなくて、ひとつあると便利そうだなと思って買ってみた。
セカンドルームに常備してあるティッシュ、化粧品、ドライヤー、文房具などが全部おさまるし、フックつきの旅行ポーチを引っかけておくこともできる。

いちばん上の段には革のトレイを敷き、鍵や時計、アクセサリーなどを置いて忘れ物防止に。

なんか全部背景がごちゃついてるな…

無印良品 ソフトボックス

2つ買い、クローゼットの中に入れた。1つはタオル用、もう1つは滞在中の衣類を投げ込んでおく用。
不要になったらたためるし、この用途に限らず色々と使えそう。

ティファール マルチポット

はじめはお湯を沸かす用に電気ケトルを買うつもりだったのだが、せっかくなら他の調理も(するかどうか分からないけど)できたほうがいいと思い、マルチポットというやつを初めて購入した。
これひとつで煮るのも焼くのも炒めるのも、ごはんを炊くのもできるらしい。まだお湯を沸かす以外には使ってないけど、ころんとして可愛い。

ロジクール ヘッドセット

このセカンドルームの最大の欠点は、とにかく電車の音がうるさいことである(なので家賃が安い)。
生活するぶんにはあまり気にならないのだが、私の仕事は電話やウェブ会議がとにかく多いため「通話中にここまで電車の音が聞こえると、相手の気が散るのでは…?」と心配になってきた。

調べてみると、ノイズキャンセリングマイクがついたものが良いとあったので、見た中でいちばん安かったロジクールのヘッドセットを購入。
どう聞こえているか自分では分からないが、いまのところ文句は言われていないので大丈夫そう。

フランフラン ハリウッドミラー

今回いちばんテンションが上がった買い物、実はこれかも。

この部屋は2点ユニットバスという、トイレはかろうじて別だがお風呂と洗面台が一緒になったタイプで、つまり独立洗面台がない。
洗面台で化粧をするのはスペースとか収納とか色々な問題があって難しそうなので、カウンターテーブルに鏡とポーチを置いて化粧することにした。
この際だからと、ずっと気になっていた「女優ミラー」、つまりライトつきのものを購入。

いやー、可愛い!めっちゃ可愛い!
置いてあるだけで幸せな気持ちになる。
ライト機能も想像以上に良い。寝起きのむくんだ輪郭、たるんだ毛穴、増えていくシミやシワなどアラフォーの現実を突きつけられるのは確かだが、おかげでちゃんと化粧せねばという気持ちになるし、ファンデーションの塗りムラなどにも気づけるようになった。あと、覗き込むと瞳にライトが映ってキラキラして見えるのもテンションが上がる。
いまのところそんな機会はないが、ウェブ会議でプレゼンとかをするときはライト代わりにも使えそう。


このほかにも電源タップやらシャンプーやらゴミ袋やら、とにかく色々買ったので、今月のカードの請求がどえらいことになっている。しばらくは倹約を心がけて暮らします。
あらためて、有料記事を買ってくださった方々、サポートくださった方々、本当にありがとうございました!!


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