見出し画像

【簡単なプロンプトでOK】プロ級のブログSEO対策・AI活用の収益化サイト設計マニュアル

割引あり

あなた、もしかして「ブログはとにかく良い記事を書けばイイ」と思っていませんか?

確かに「良い記事を書く」は、検索上位に表示させる要素の1つでしょう。

しかし、コンテンツがあふれている現代で「良い記事を書く」なんて、もはや当然のこと。

良い記事であるのは前提条件であり、Googleは以下を重視しています。

  1. きれいなサイト設計がされているか

  2. わかりやすいコンテンツ構造になっているか

  3. それらに基づく良質な記事が書かれているか

ご覧の通り、SEOは「ブログを立ち上げる段階から始まっている」のです。


ブログはキーワード調査が9割!…でも


きれいなサイト設計やわかりやすいコンテンツ構造を作るうえで、いちばん重要なのが「SEOキーワード調査」です。

エラそうに語る僕は、キーワード調査が超苦手でした。

なぜなら『キーワード調査はとにかく大変』だから・・・

キーワード調査自体は難しくありませんが、答えのない&楽しくない作業がひたすら続くため、僕は心が折れました。

なので「キーワード調査なんてやってられッか!・・・しーらない。。」と見てみぬフリをし続けていたのです。



「良い記事を書く」だけでは限界を感じた

キーワード調査をあきらめ、その代わり「とにかく良い記事を書く」に一点集中していたのが、つい最近までの僕でした。

それでも人一倍も努力した僕は、ほぼ放置しても月10万円以上を稼ぎ続けられるブログを作ったのですが…

✓ パワープレーばかりだと再現性が乏しく…
✓ 行き当たりばったりで記事のネタ切れも多くなり…
✓ ブログを拡大していきたいけど、それができない…

このように「とにかく良い記事を書く」だけのブログに限界を感じ、SEO攻略を半ば諦めてたのでした。

僕と同じような状況の方、意外に多いと思います。


AIはSEO攻略において『革命的』


―しかし、転機が訪れます。

ChatGPTを代表とする対話型AIの誕生により、まさに「プロ級」のSEOキーワード調査が、超カンタンにできるようになったのです!

今まで数日~数週間も膨大なキーワードが並べられたパソコン画面とにらめっこしながら「う~ん…」と悩み続けていたのが、たった数時間で終わるようになったのですからね。

しかも「作業時間を1/100まで圧縮できるようになった」だけではなく、AIが自動でやってくれるので、隙間時間にスマホをポチポチするだけでOK。

まさに『革命的』だと僕は感じました。



AIに記事を書かせるのは本質ではない

「ブログでAIを使う」と言えば、多くの人はまっ先に「記事を書かせて楽しよう」と考えます。

確かにAIを使えば「たった◯◯分で記事が書ける」のは事実。

でも、ブログパワーが弱い僕らがライバルと差別化するためには、次のような1次情報を盛り込まないと「良い記事」にはなりません。

  • 独自の体験談

  • 独自の調査結果

  • 独自の意見・価値観など

これらをAIに書かせるのはゼッタイ不可能。

情報源や出力元がAIである限り、どんなにプロンプトを工夫しても「それなりの記事」しか作れず、それだと僕ら個人ブログの存在意義が無くなってしまいます。

ブログでAIを使う本質は、次のような作業を極限まで減らすこと

  • 自分でやらなくて良いこと

  • 自分で考えても答えがでないこと

その最たる例こそ「SEOキーワード調査」だと、僕は確信しています。


ところであなた誰ですか?


・・・という方に向けて、いまさらですが簡単に自己紹介しますね。

2021年6月から、本業ありきの副業ブログを運営している「さくちょ」と申します。

ストック資産となるブログの魅力にドハマりし、主に「副業ブログ」をテーマにX(Twitter)メルマガ音声配信stand.fmなどで情報発信しながら、電子書籍(Kindle)も8冊出版しています。

僕のKindle代表作品:
副業ブログで月3万円稼ぐ収益化ロードマップ
誰も教えてくれないSEOライティング術
じぶんに嘘つかない副業ブログジャンルの選び方

その他の作品は、下記のKindleストア・著者ページをご覧ください。

Kindleストア著者・ページを見てみる


コンテンツの内容について


このコンテンツでは、ChatGPTをはじめとする対話型AIを活用して、ブログの「SEOキーワード調査」を効果的・効率的に行う方法を中心に、実践例つきで解説します。

また断片的な知識だけ身に付けても意味がないので「SEO基礎知識」から「ブログ記事執筆の準備段階」まで広くカバーしました。

次の図に示す通り「AIを効率的に使って、あとはブログ記事を書くだけの状態にする」のが、このコンテンツを手に取るあなたのゴールになります。

すでにブログを作ってしまった方でも、修正がきく内容になっていますのでご安心ください。



コンテンツで扱うAIツール

このコンテンツで扱う対話型AIツールは、有料のChatGPT Plusに課金して使える「ChatGPT4」を前提としています。

とは言え、このSEOキーワード調査におけるAI活用目的は「多量のアイディア出し」と「データ整理」のため、無料のChatGPT3.5などでも目的は果たせるでしょう。(その代わり精度は落ちます)

環境や仕様が変わったら使えなくなる、専門的で複雑なプロンプトは扱わず「SEOの本質にフォーカスしたシンプルなAI活用方法」のため、時代の変化で使えなくなることは基本的にありません。

ChatGPT以外の対話型AIツール(Claude3など)でも問題なく活用できますので、あなたの利用環境に合わせて応用してください。



ブログの参入ジャンルは決まっている前提

このコンテンツは、あなたが参入するブログジャンルが決まっている前提で進めます。

  • キャンプブログを作りたい

  • メンズ美容ブログを作りたい

  • サウナ専門ブログを作りたい

  • 脚痩せダイエットブログを作りたい

  • 建設業界専門の転職ブログを作りたい…など

もし「まだブログジャンルを決めていない…」という状況なら、僕の書いたKindleじぶんに嘘つかない副業ブログジャンルの選び方などを参考にしてくださいね。

ブログジャンルさえ決まっていれば、初心者の方ほど、このコンテンツを手に取るメリットを最大限に受け取れるでしょう。


コンテンツの対象者・非対象者


くり返しますが、このコンテンツは「AIを活用した効率的なSEOキーワード調査リストの作成」にフォーカスしています。

以下をよく読んで「これは自分のためのものだ!」と感じた方は、このコンテンツを手にとってください。



対象者(オススメな人)

このコンテンツの対象読者層は以下の通り。

  • キーワード調査が苦手な方

  • 正しいSEO知識を学びたい方

  • 自ブログのSEOを強化したい方

  • 今から新規ブログを立ち上げる方

  • まだブログでAIを活用していない方

  • ブログでAI活用方法の幅を広げたい方

  • ブログでAI活用方法がわからず悩んでいる方

基本的には、副業でブログを運営する初心者~中級者レベルの方を対象者として考えています。



非対象者(オススメじゃない人)

一方、次のような解説は一切書いていません。

  • サーバー契約やWordPressの導入方法

  • 多くの人に読まれるSEOライティング

  • 検索順位を爆上げするマル秘の裏ワザ

  • ブログでがっぽり稼ぐ収益化のコツ

  • AIでブログ作業を自動化させる方法

何度も言いますが、このコンテンツは「AIを活用した効率的なSEOキーワード調査リストの作成」にフォーカスした内容です。

実際の内容の程度については、目次や無料部分を見てもらえればイメージが掴みやすいと思います。


本当は教えたくない情報です


このコンテンツは僕の経験則だけではなく、僕がプロブロガーから直接得た情報もタップリ盛り込んでしまいました。

文字通り【有料級・本当は教えたくない情報】ってやつです。

すでに「ブログ記事量産系のAIライティング解説書」はあふれまくっていますが、現時点で「SEOキーワード調査」にフォーカスしたAI活用の解説書は存在しません。たぶん。

・ ・ ・

それでは、前置きが長くなってきたので、そろそろ本題に進みましょう!



目次の下から本編がはじまります



基礎知識編


はじめに「SEOの基礎知識」を解説します。

なぜなら、何ごとも基礎をマスターするのがいちばん大切だから。

基礎って抽象的でわかりにくいし、つまらないので「はやくAI活用方法を教えろよッ!」と感じる方もいると思いますが、僕の理念に基づき、はじめはSEOの基礎知識をしっかり解説していきます。

・・・とは言え、基礎をすべて解説と本一冊書けるぐらい長くなるので、要点を絞ってサクサクいきますね。

「SEOの基礎はもう十分理解しているよー」という一定の知識や経験・実績のある方は、このパートを読み飛ばして問題ありませんので、次に進んでください。


1.SEOの正しい知識


SEOの本質は「良質なコンテンツをつくること」です。

SEOには細かなテクニックや考え方などたくさんありますが、いちばん重要なのは「検索エンジンの仕組みと意図」を理解して、正しくブログを作っていくこと。

無意味なことに、時間を費やさないようにしましょう。

章目次:
1.1.検索エンジン=Google
1.2.検索エンジンの仕組み
1.3.Googleアルゴリズムの理解
1.4.Googleの理念を知る
1.5.内部SEOと外部SEO
1.6.良質なコンテンツとは



1.1.検索エンジン=Google

国内における検索エンジンのシェアは、GoogleとYahoo!でほぼ9割占めています。

Yahoo!で動く検索の仕組みはGoogleと同じものが採用されているため「検索エンジン=Google」と理解すればOK。

すなわち「SEOを攻略する=Googleの理念を学ぶ」であり、この真理は当面変わらないでしょう。



1.2.Googleの仕組み

Googleが行っているコンテンツの検索順位決定プロセス(=仕組み)は、おおむね下記の通り。

(1)クロールする:
クローラーと呼ばれるロボットが、WEB上のページを巡回(クロール)して、コンテンツの中身を読み取っていきます。

(2)インデックスする:
クローラーが読み取ったコンテンツ情報を、Googleのデータベースに格納します。

(3)検索順位が決まる:
Googleのデータベースには公開されていない無数の評価基準があり、それに基づきコンテンツの検索順位が決定します。

この仕組みを考えると、ブログは「良い記事を書く」より前に、まずは「クローラーが巡回しやすコンテンツ構造にする」が重要であることが分かります。

コンテンツ構造を作るためには、基となる「キーワード調査リスト」は必需品。

つまり、今回テーマにした「SEOキーワード調査」が重要ってワケです。



1.3.Googleアップデートの理解

Googleのアップデートとは、Googleのエンジニア達が検索エンジンの利用満足度を上げる(ミスを減らしたり正確に判断したりする)ために、日々アルゴリズムを磨くことを指します。

という事は、Googleアップデートの歴史を知ることで「Googleがどういう方向性に進みたいのか」の方向性がわかるのですね。

現在のGoogleアルゴリズムの核となった大型アップデーが過去3回ありますので、この機会に覚えておきましょう。

(1)2011年2月:パンダアップデート
「コンテンツの質が低いサイトの評価を下げた」大型アップデート。「独自性が評価されるようになった」とも解釈できるますね。

(2)2012年4月:ペンギンアップデート
これぞ「Googleアルゴリズムの裏を突いた方法が淘汰」された大型アップデートの代表格。低品質な被リンクを大量に集めて、故意的に外部評価を押し上げてGoogleをだましているサイトを一層しました。

(3)2013年9月:ハミングバードアップデート
被リンクの質や量より「ユーザー目線でのコンテンツの質が評価される」ようになった大型アップデート。現代で言われているSEOは、このアップデートで定まったと言えるでしょう。

この3つの大型アップデートをひと言で表すと「独自性をもつ読者目線のコンテンツが正しく評価されるようになった」と断言できます。

その後も度々コアアップデートは行われていますが、次の項目で紹介する「Googleの理念」が強く現れているアップデートは、この3つだと覚えておいてください。



1.4.Googleの理念を知る

Googleは「10の事実」という経営理念を掲げています。

Googleが初期の頃からずっと大事にしている理念なので、つまり「理念に合うサイトが検索結果で上位表示する=SEO対策の本質」と理解して良いでしょう。

「Googleが掲げる10の事実」は下記の通り。

①:ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
②:1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
③:遅いより速いほうがいい。
④:ウェブ上の民主主義は機能する。
⑤:情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
⑥:悪事を働かなくてもお金は稼げる。
⑦:世の中にはまだまだ情報があふれている。
⑧:情報のニーズはすべての国境を越える。
⑨:スーツがなくても真剣に仕事はできる。
⑩:「すばらしい」では足りない。

出展:Google が掲げる 10 の事実

理念って抽象的で解釈は難しいのですが、上記の10項目は定期的に見直してください。(めっちゃ大事なので)

Google が掲げる 10 の事実を見てみる



1.5.内部SEOと外部SEO

SEOの話をすると、必ず出てくる話題がこちら。

内部SEO ⇒ サイト内部で実施する施策
✓ 表示スピードの改善
✓ きれいなサイト構造
✓ コンテンツの質向上など

外的SEO ⇒ サイト外部で実施する施策
✓ 被リンクの数
✓ リンクと自サイトの関連性
✓ 言及元サイトの質(権威性)など

外部SEOで重要な「被リンク」は、外部のサイトからブログURLや記事単体を紹介・引用・言及されること。

つまり、自分たちの意志では外部SEOをコントロールするのは困難です。(・・・と言いつつ、自ら被リンク獲得しにいく姿勢は大切)

したがって、僕らは基本的に内部SEOを意識することが重要です。



1.6.良質なコンテンツとは

良質なコンテンツの定義は、Googleの理念⑩(「すばらしい」では足りない。)を踏まえると、ユーザー満足度120%を目指すコンテンツだと言えます。

端的に言えば「潜在ニーズを満たすコンテンツを作りましょう」ということですね。

検索エンジンはその仕組み上、読者が検索しているキーワードに必ず依存します。

例えば、読者は「会社 やめたい」や「30代 転職」など自ら検索しますが、それらは『何らかの解決したいことの手段』でしかありません。(←言っている意味、分かりますか?)

キーワードの裏にある「潜在的な欲求」に応えることこそ、Googleに評価される「良質なコンテンツ」と言えるのです。

・ ・ ・

しかし、情報過多の現代では「もはや潜在ニーズに応えるだけでは足りない(=差別化しにくい)」と僕は感じています。

そこで今後重要になってくるのが、このコンテンツ最後に解説する「インサイト=購買意欲の核心」

インサイトを推測することは難しいので、他のブログSEO教材やコンテンツなどで解説されることはほとんどなく、99%の方はインサイトを意識せずブログ記事を書いています。

このような「自分の考えても答えがでないこと」に対して、AIを活用すればバシッと提案してくれるのが最高なんですよね。


2.ブログコンセプトの設定


SEOの基礎知識を習得したら「キーワード調査をやるぞ!」と早まる気持ちは理解できますが、最初にやるべきなのは「ブログコンセプトの設定」です。

「もうコンセプトは固まってるよー」という方は、このパートを読み飛ばして構いませんので、次へお進みください。

章目次:
2.1.ブログコンセントをつくる理由
2.2.AIを活用したコンセプト設定方法



2.1.ブログコンセプトをつくる理由

それは、大きく3つあると考えています。

(1)モチベーションを維持するため
コンセプトを定めることで、お金だけ追い求めるのではなく「少しでも社会に貢献するんだ」とか「○○に悩む人の役に立つんだ」など、お金以外の面でブログ運営のモチベーションを維持できるようになります。

(2)ファンを増やす&ライバルと差別化するため
明確なコンセプトを示すことで、同じ価値観や考え方を持つ人を集めることができ、同じテーマで発信するライバルとの差別化になります。尖った意見や独自の価値観を表現することこそ、個人ブログの存在意義になりますからね。

(3)サイト構造を設計するため
コンセプトが定まっていないと、個々の記事はバラバラの方向を向いた、いわゆる雑記ブログになってしまいます。サイト構造を設計するためにもコンセプトは必要であり、そうじゃないとキーワード調査リストを作ることができません。

正直、コンセプトを定めなくてもブログをつくることはできます。

できるのですが・・・コンセプトが無いとブログを続けるうちに軸がブレてしまうんですよね。(その場の思い付きで記事を書いたりなど…)

「個人ブログでコンセプトとか…大袈裟じゃない?」と思うかもしれませんが、ブログ収益化を目指したいなら、めんどくさがらずに時間をかけて、明確なコンセプトを設定しましょう。



2.2.ブログコンセプトの設定方法

ブログコンセプトはあなたの心の奥底に眠っているため、1つひとつ自問自答しながら見つけていきます。

コンセプトには100%の正解があったり、誰かに教えてもらったりするものではなく、突然バチッ!と天から舞い降りてくることもありません。

次のような質問に答えながら「これが自分にとってのコンセプトかな〜」というパズルのピースを拾っていくしか方法は無いんですよね。

コンセプトを決める質問1:
あなたのブログにアクセスしてくる読者は、どんな悩みを抱えていますか?

コンセプトを決める質問2:
その読者にとっていまの社会に不足している情報はなんですか?

コンセプトを決める質問3:
これらを考えたとき、あなたのブログではどんな情報・価値を届けられますか?

以下は僕の例ですが、こんな感じで次々と書き出していきます。

質問1:あなたのブログにアクセスしてくる読者は、どんな悩みを抱えていますか?
→副業ブログで月10万円ほど稼ぎたいと願っている
→しかし本業や家事が忙しく作業時間が確保できない
→情報が溢れすぎてて何を信じれば良いのか分からない

質問2:その読者にとっていまの社会に不足している情報はなんですか?
→副業向け専用のブログ情報(企業/専業向けの情報ばかり)
→体系的にブログノウハウを解説してくれる情報コンテンツ
→実際に副業ブログで成功した人の体験談や失敗談

質問3:これらを考えたとき、あなたのブログではどんな情報・価値を届けられますか?
→ブログで月10万円を稼ぐまで実践したロードマップ
→副業であることの強みを活かした競合との差別化方法
→自分以外にブログで成功した方への取材結果公開

このような質問に答えていき、最終的には「誰のどんな悩みを解決するブログか?」を一文で言い表せられるようにしましょう。(具体的な数値目標が入っているとGood!)

コンセプトの例:
→本業ありきのサラリーマンが副業ブログで月10万円を稼げるようになる



2.3.AIを使ってコンセプトを定める方法

前項で示した3つの質問だけではコンセプトが見つからない場合、AIを「コーチ」として活用し、いろんな質問を投げかけてもらいましょう。

入力したプロンプト例:
あなたはプロのライフコーチです。私は副業ブログのコンセプトを決められずに悩んでいます。励ましの言葉を投げかけつつ、創造的で意外性のある質問を私にしながら、副業ブログのコンセプトを決める手伝いをしてください。

いくつか質問を提案してくれるので、答えられる質問があれば回答してください。質問に答えられない場合は「他の質問をお願い」などと伝えてください。

このようにやり取りを重ねて、ブログコンセプトを探っていく方法も有効です。

ただし、AIが勝手にコンセプトを提案してくる場合があるので注意。AIはコンセプトを探すための質問を考えてもらう「コーチ役」であり、AIにコンセプトを設定してもらうワケではありません。(コーチは気付きを与える役割ですので)

コンセプトはあくまで自分で定めるものであり、AIは手助けをしてくれるだけだと認識してくださいね。


実践前準備編


SEOの基礎知識を学んで理解し、ブログコンセプトを設定できたら、いよいよキーワード調査リストを作成していきましょう。

そのために必要なツールがありますので、このパートで紹介していきます。

またSEOのキーワード選定には「知っておくべき大原則3つ」があるため、実践前に理解を深めてください。


3.キーワード調査の準備


それでは、まずキーワード調査で必要なSEOツールを準備していきましょう。

「もうツールは導入しているよー」という方は、このパートを読み飛ばしてOK。次に進んでくださいませ。

章目次:
3.1.ツールで取得するデータについて
3.2.必要なツールを用意する(無料)
3.3.必要なツールを用意する(有料)



3.1.ツールで取得するデータについて

SEOツールで最低限取得したいデータは、下記の通り。

  • サジェストキーワード

  • キーワードの月間検索数

利用するツールによっては、この他にもいろんな種類のデータを取得できますが、データ量が多くなるとその分だけ目移りしてしまい、複雑に考えてしまうのが人間というもの。

SEOコンサルや企業のSEO担当じゃない限り、個人の副業ブログにおけるキーワード調査では、上記2つのデータを取得できれば十分でしょう。



3.2.必要なツールを用意する(無料)

今回オススメする無料SEOキーワード調査ツールはGetKeyword(ゲットキーワード)です。

引用:https://getkeywords.jp/

サジェストと月間検索数を取得できるのはもちろんのこと、それ以外に「再検索ワード」や「同時検索ヒットワード」なども無料で取得でき、それらをcsv形式でダウンロードできるのです。

「本当にコレ、無料でいいんですか?」と疑ってしまうほど高性能なSEOツールですね。

GetKeywordを利用するためにはユーザー登録(メールアドレス)が必要で、SMS認証(電話番号認証)すれば、下表の通りサービスの利用上限数が緩和される仕組みとなっています。

※最新情報はご自身で確認してください

利用回数に上限が設けられているものの、副業ブログで上限値を超えるほどキーワード調査するケースは少ないはずです。

GetKeywordを使ってみる



3.3.必要なツールを用意する(有料)

基本的には無料のGetKeywordで十分だと思いますが、このような無料サービスは、運営側の都合で急に無料開放が終了したり、利用上限数が引き下げられたりするのは、よくある話。

その場合は、安価で使えるSEOキーワード調査ツールラッコキーワードが優秀です。

引用:https://related-keywords.com/

ラッコキーワードはサジェストだけなら無料で取得できますが、月間検索数も取得するなら有料プランへの加入が必要。

プランは複数ありますが、個人の副業ブログでの利用なら、数ヶ月もキーワード調査をやり続けることはないと思いますので、最も安価な「エントリー(月払い)」でスポット的に1ヶ月使えば十分でしょう。(※有料でも利用上限数があるので要注意)

※最新情報はご自身で確認してください

一般的な月額サービスって「あッ!解約するの忘れてた…」と、ムダにお金を払い続けてしまう心配などあるのですが、ラッコキーワードは自動更新OFFに設定できるのが、何気に嬉しいポイントです。(契約期間が終わると自動で解約される)

※最新情報はご自身で確認してください

このような痒いところに手が届く機能があったり、昔から多くのブロガー・アフィリエイターが使っている信頼性バツグンのツールだったりする点より、SEOキーワード調査で有料ツールを使うなら、ラッコキーワードへ課金するのがベストだと僕は考えています。

ラッコキーワードを使ってみる


4.キーワード選定の大原則3つ


キーワード調査のツール導入が終わったら、キーワード選定の大原則3つを理解しましょう。

章目次:
4.1.原則①:1記事1キーワード
4.2.原則②:検索意図の重複を避ける
4.3.原則③:キーワード調査はPDCAを回す



4.1.原則①:1記事1キーワード

1つの記事で複数の読者ニーズは満たせません。

あなたが狙う1つのキーワードにフォーカスして、読者満足度向上を追求しましょう。

例えば「ソロキャンプ+テント+冬」のキーワードで記事を書くなら、寒い冬でも安心して使えるソロキャンプテントを知りたい人だけに向けて、徹底的に価値提供するのです。



4.2.原則②:検索意図の重複を避ける

このワナに引っかかっている人はスゴく多いのですが、検索意図の「重複」は絶対に避けてください。これをやってしまうと、かなり悪影響を受けてしまいます。

例えば、次のキーワード3つはすべて「同じ検索意図」であることを、あなたは理解できますか?

(1)コーチングスクール+人気:
『人気コーチングスクールを紹介!』

(2)コーチングスクール+おすすめ:
◯◯におすすめのコーチングスクール紹介』

(3)コーチングスクール+ランキング:
20xx年最新!コーチングスクールランキング10選』

同じ検索意図の記事が1つのブログ内に複数存在する場合、Googleに「重複コンテンツ」と判断されるリスクがあります。

重複コンテンツはGoogleからの評価が分散されてしまい、検索結果に表示されないだけではなく、サイト全体に悪い評価を与える可能性さえあります。(インデックスから削除される…など)

・ ・ ・

しかし、検索意図に明確な答えは存在せず、しかもWEBコンテンツ特有の概念のため、どうしても初心者には理解しにくいんですよね。

このような「自分の頭で考えても答えがでない場合」にAIは大活躍しますので、後ほど実践編で解説していきます。



4.3.原則③:定期的にPDCAを回す

後ほどキーワード調査方法を解説しますが、実際は「やってみて初めて気づくこと」や「やってみないと分からないこと」などが、本当にたくさんあります。

ツールやAIを使って効率的にキーワード調査リストを作って、それに基づき記事を書いていくのですが、その過程で見えてきた「気付き・発見・傾向」などには敏感になり、自分なりにリストを更新するなど試行錯誤をやめないでください

またキーワードは、時代の移り変わりに伴い変化していきます。

調査した時点では出てこなかったサジェストが出てきたり、何かをキッカケに検索ボリュームが一気に増えたり…など。

そのような点でも、キーワード調査リストは定期的に見直して、PDCAサイクルを回し続けながら改善していくのが重要ですね。(めんどくさいし、大変ですけど…ね)


実践編


ようやくここから、このコンテンツのメイン「キーワード調査リストの作成」に入っていきます。

前置きが長くて退屈したかもしれませんが、基礎知識や原理原則こそ最も大切であり、これらを十分理解してからテクニックを学ばないと、自分なりに応用できなくなってしまうんですよね。

ここまでの内容を飛ばした方で「じつは基礎知識が足りないかもしれない…」と自信ないなら、いったん前に戻って基礎知識を学んでいただくのが良いと思います。

キーワード調査リストの作成は、ステップがやや長くなるので【前半 / 後半】に分けて解説していきますね。


5.キーワード調査リスト作成【前半】


それでは「SEOの基礎知識はもう十分!」という方に向けて、キーワード調査リスト作成【前半】を解説していきます。

ここからAIを使うシーンが増えていきます。

小見出しの頭に【AI】と記載しますので、注目にしてください。

章目次:
5.1.【AI】関連キーワードを抽出
5.2.Googleトレンドの反応を確認
5.3.サジェスト&月間検索数の取得
5.4.スプレッドシートにまとめる



5.1.【AI】関連キーワードを抽出

まず「メイントピック(=ブログジャンル)の関連キーワード」を洗い出しましょう。

例えば、ここでは「ソロキャンプブログ」を作ると仮定するならば「ソロキャンプ」に関連するキーワードを洗い出していくことになります。

自分の頭で考えてもパッと思い付かない可能性があるので、このような場面でAIを活用していきます。

入力したプロンプト例:
あなたはSEO専門家です。これから僕は「ソロキャンプ」に関するブログを作りたいと考えています。「ソロキャンプ」の関連キーワードを10個提案してください。出力は「ソロキャンプ ◯◯」の形でお願いします。

今回はサンプルとして10個洗い出してもらいましたが、関連キーワードは多ければ多いほど良いです。



5.2.Googleトレンドの反応を確認

次に、洗い出した関連キーワードをGoogleトレンドに入力していきます。

引用:https://trends.google.co.jp/trends/

Googleトレンドでは、グラフが「反応する / 反応しない」だけを見ていきます。一定の需要があるかどうかを確認するだけの作業なので、グラフの傾向や数値の大きさは一切関係ありません。

グラフが「反応する / 反応しない」は、以下の通り見極めます。

✓ グラフが反応する → OK
✓ グラフが反応しない → 後回しにする

今回サンプルで扱う「ソロキャンプ」は、シーズンによって需要が変化すると考え、調べる期間を「過去12ヶ月」に設定しましたが、ここもあまり細かく考えなくてOKです。(基本的には過去12ヶ月ぐらいの設定が妥当かなーと)

・ ・ ・

まず「ソロキャンプ+道具」を調べて見ると、ご覧の通りグラフが反応しました。(青線グラフが出現するということ)

次の「ソロキャンプ+場所」で調べてみても、ご覧の通りにグラフは反応しますね。

さらに「ソロキャンプ+テント」もグラフが反応します。

一方で「ソロキャンプ+安全」を調べると、グラフは反応しなかったので、このキーワードは「後回し」の扱いとします。

この作業は「記事を作っていく優先順位」を決めるのが目的です。

キーワードによっては、どれもグラフが反応しない場合はあると思いますが、グラフの反応だけにこだわって「自分のやりたいジャンル」を変えるのは本末転倒。

グラフが反応しないなら「それは仕方がないこと」と割り切って、気にせず次へ進んでいきましょう。



5.3.サジェスト&月間検索数の取得

関連キーワードをすべて洗い出したら、その中から「いちばん書きやすいテーマ(=既に知識があって少ないインプットで書けるテーマ)」を選びましょう。

なぜなら、今後ブログの構築は「1つのカテゴリーが完成 → 次のカテゴリを作っていく → ・・・」のくり返しになるから。

どのみち全部のカテゴリーを作っていくのだから、最初は「書きやすさ」で選ぶのがベストです。

今回のサンプルでは「ソロキャンプ+テント」を選ぶことにしました。

・ ・ ・

それでは「3.キーワード調査の準備」で用意したツールを使って、選んだキーワードのサジェストと月間検索数を「csvデータ形式」で取得します。

GetKeywordの場合
ラッコキーワード(有料)の場合

取得したcsvデータは自分のパソコンのわかりやすい場所へ、いったん保存しておいてください。



5.4.スプレッドシートにまとめる

取得したcsvデータをGoogleスプレッドシートにアップロードしましょう。

ここはGoogleスプレッドシートである必要はなく、エクセルやNumbers(Mac)など、あなたが管理しやすいアプリケーションでも構いません。

csvデータをGoogleスプレッドシートにアップロードする方法は、以下の手順となります。

画面右下のアイコンをクリック
「ファイル→インポート」をクリック
アップロードのタブを選択してcsvデータをドラッグ&ドロップ

csvデータを開いて、次のようにサジェストキーワードと月間検索数などを一覧で表示されたらOK。(下のサンプルはラッコキーワードで取得したcsvデータ)

・ ・ ・

これでキーワード調査リスト作成の前半4ステップは完了です。

ここでは「ソロキャンプ+テント」だけのリストを取得しましたが、他にも関連キーワードは複数あるので、引続き別の関連キーワードで同じ作業をくり返してください。

または、1個の関連キーワードに対して、これ以降に解説するキーワード調査リストを作成し、1つずつキーワード調査リストを作ってもOK。

あなたのやりやすい方法で進めていきましょう。


ここから先は

15,203字 / 51画像 / 5ファイル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?