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美容業界で憧れられ誇れる日本有数の企業を目指して

起業して10年以上が経ち、ファイブスターグループは今、「ありがとうの総量を増やし続けよう」という理念を掲げ、「美容業界でもっとも憧れられ誇れる日本有数の企業へ」を目標にしています。大それた目標ですが、目標は高いほうがスタッフの皆とともに成長できると考えています。今回は、そんなファイブスターの現在の挑戦について書いていきたいと思います。


質は量を凌駕する

美容業界に長くいて感じるのは、どれだけ多くの数の店舗を経営していようと、圧倒的に格好良くてイケているサロンには人気で勝てないという事実です。つまり、質は量を凌駕するということです。

ブランドサロンuniの誕生

東北でナンバーワンの座を手に入れたファイブスターでしたが、多くの人から憧れられ誇れる日本有数の企業になるには、東京の一等地に圧倒的に格好良いサロンを作り、最強の仲間を迎えることが必要だと考えていました。そんな中で出会ったのが、現在の「uni表参道」の代表である長田タカラとディレクターのYUKIです。
都内の有名ヘアサロンで活躍していた2人は、日本での韓国トレンドヘアブームの火付け役であり、立役者でした。ちょうど彼らも自らのサロンの立ち上げを模索している最中で、ファイブスターの理念に共感してもらえたため、タッグを組んでやっていくことになりました。
uniは、当時日本にまだほとんど存在しなかった、韓国のトレンドヘアに特化したサロンです。表参道の一等地である表参道ヒルズ至近のテナントを借りて勝負を仕掛けました。おかげさまで、オープン当初からたくさんのメディアに取り上げていただくことができ、現在の韓国ヘア流行の一端を担うことができたと思っています。

日本での韓国ヘアブームの火種になった、顔周りにレイヤーを入れてつくる「くびれカット」
個性豊かでタレント揃いのuniのメンバーたち

勢いのあるクリエイティブディレクターにデザインを依頼

化粧品業界やリクルートでの勤務経験から、ブランドをつくるには人を惹きつけるデザインが必須だと考えていました。uniの立ち上げをきっかけに、ファイブスターグループのコーポレートロゴや各ブランドのロゴ、内装等のデザインを、日本で今もっとも勢いのあるクリエイティブディレクターに依頼しました。(ここではお名前は伏せさせていただきます。この先機会があればご紹介します)

コーポレートロゴも一新

トップクラスの業績・利益率を目指して

私たちファイブスターグループは、格好よさの追求はもちろん、業界トップクラスの業績も実現してきました。この業界では、店舗数の多さや売上高がもてはやされる傾向にありますが、私の考える「良い業績」とは「高い利益率」です。利益率が高ければ、優秀なスタッフの雇用や素敵なサロンづくり、高い給与や福利厚生の拡充、スタッフが長く将来にわたって活躍し続けられる企業文化の醸成などにたくさん投資することができます。新型コロナやウクライナ紛争等からの情勢悪化の打撃にも力強く耐えられる会社になります。

これからに向けて

私たちの理念である「ありがとうの総量を増やし続けよう」をさらに成長させ、「美容業界でもっとも憧れられ誇れる日本有数の企業へ」という目標を実現していくためには、まずはトップである私自身が挑戦する背中を見せることが大切であると考えています。
最近では、プライベートで子供が誕生するタイミングの中、妻には無理を言って、新しい知識・発想・人脈づくりをするために慶應の大学院へ2年間MBAを学びにいきました。
このブログも、美容業界の経営者や経営に興味のある方たちへの学びを提供していく挑戦のひとつです。社内だけでなく社外の人々にも貢献していくことで、ファイブスターグループにも良い影響を与えられればと思っています。

まとめ

これからは、『サロン経営の裏側』をテーマに、私の経営での実体験やMBAで培ったノウハウをもとに幅広く発信していこうと思っています。
サロン経営には多くのやりがいがある一方、たくさんの悩みも出てきます。サロン経営を行って早12年が経ちますが、さまざまな苦悩や困難を乗り越えてきた経験が、ブログを読む皆さんの役にたてば幸いです。それが、美容業界全体での「ありがとうの総量」に繋がることを願います。


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