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自己紹介

はじめまして。
公認心理師の、のびしろ丸と申します。

政令市の発達心理相談員をしています。
相談員歴は15年、おもに、幼児を対象とした相談に携わってきました。

現在、幼児健診の発達相談や、区の事業のなかで子育て講座の講師などをしています。
地域の園に出向いて発達支援もしています。

発達心理相談員ってなに?

この仕事を続けてきたなかで思うこと。
それは、子どものことを一番よくわかっているのはお母さん(お父さんの場合も)。

次に、日中の大半を一緒に過ごす園の先生

その両方に関わって幼児期の発達を見守っているのが発達心理相談員

つかず、離れず、地域の中にいる身近な存在。
専門機関や病院の相談は心理的なハードルが高いし、そこまでは‥と思いながらも、やっぱり子どもの発達が気になる、というお母さん方のニーズにちょうどいい、気軽な相談相手。

‥私の目指す相談員像でもありますが、そんなイメージを持っていただければと思います。

ノートをはじめた理由

職業柄、日ごろ、お子さんの発達が気になるお母さん方とお話しする機会はたくさんあります。
同じように、一緒に仕事をする専門職のスタッフとも大いにコミュニケーションをとっています。
そのなかで気がついたことがあります。

それは、行政の枠組みのなかで提供できる支援が、必ずしもお母さん方が求めているものと一致しているとは限らないということです。

立場の違いから来るお母さん方(相談する側)と専門職スタッフ(相談される側)との間にある様々なギャップについては、以前から気になっていました。
それは、認識の違い、と言い換えてもいいかもしれません。

そのギャップが大きければ大きいほど、支援が成立しにくくなることがわかってきました。
どうしたら、そのギャップを解消することができるのでしょう。

それが、私がノートをはじめた理由です。

内容について

ここでは、幼児健診子どもの発達子育てをテーマにします。

子育ての真っ只中にあると、忙しすぎて何かと視野が狭くなりがちです。
私自身がまさにそうでした。
母としての自分と専門職としての自分。
両方の立場がわかるからこそ見えるものを提供していきたいと思っています。

そして、先ほど触れたギャップを踏まえて、子育て中のお母さん方に、「こういうことが聞きたかった!」と思ってもらえるような内容を心がけていきます。

お母さん方の目線を意識したものを中心にしながら、お母さん方とお子さんを支える専門職の目線のものも同時に発信していきます。

読み進めていくうちに、立場の違いから生じる互いの認識の差異が徐々に解消されていく‥そんなコンテンツを目指していきたいと考えています。

最後に

読んでくださる方が、子育ての「こうあるべき」から解放されて、気持ちが楽になるヒントをひとつでも見つけられることを願って、現場で拾い上げたお母さん方のリアルな声など、旬の情報にこだわってお届けします。

これらのコンテンツが、お母さん方と私たち支援者が同じ目線に立って、今よりもっと、大切な子どもたちのために、ともに手を携えていけるきっかけになれば何よりです。




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