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これからの自治会について

皆様は町内会や自治会に加入しておられますか?

町内会や自治会とは市町村内の各地区に置かれ、地域住民により自発的に組織され地域生活をより良いものにするために活動している任意団体です。

参加には行政による強制力はなく、参加、不参加は自由に決められるようです。

私の住む地区では加入はほぼ強制のように感じます。
自治会に加入するともらえるカードを首にかけて、不燃ごみを出しに行かなければなりません。
加入していないとゴミ出しもしにくい雰囲気があります。

ゴミ出しについては他県では裁判になるトラブルも起きているようです。

自治会には総務部や体育部などいくつかの部があり順番に部の役員をしなければいけません。

これまでも2、3年ごとに何かの役員をしてきました。

4月の部の役員会で部長や副部長を決めます。
仕事や介護があるなど理由を言われ、なかなか決まりません。

決まるまでは皆が下を向いてまるでお通夜のようになります。



ライフスタイルが変わり共働きも増え、勤務時間も変化して夜の役員会に集まるのが難しくなったり、日曜日に自治会の行事をしても人が集まらなくなってきました。

自治会のあり方を時代に合わせて変えていけばよいと思いますが、昔からの内容を変えるというのは簡単ではありません。

しかし地域の運動会も参加者が集まらず、役員が無理して参加する状態なのです。

高齢化しているこの地区の自治会はこれからどうなるのかと心配していました。

このままでは執行部などの役員をしてくれる人がいなくなり、自治会自体が消滅しそうだとの意見がついに出てきたのです。

昨年、自治会に加入しておられる全世帯に今後の自治会についてアンケートを実施されました。
その結果、私の地区の自治会は時代にあった新しい自治会に生まれ変わる道を選びました。

持続可能な自治会を目指して、これから模索しながらやっていくそうです。

まずは全ての部会の役員を廃止して、できることをできる時にみんなでするという形になりました。

災害に備えて防災部などは元消防士さんや元警察官の人達が担当してくださるようです。

清掃など外注できるものは割り切って外注していくようです。


そして好きな活動だけに参加し、時間のあるときだけ参加して、誰も参加しない活動は廃止するそうです。

この決断はとても勇気がある決断だと思います。
今まで長年やってきた事だからと無理して進めるのではなく、自発的にできることを協力し合って進めていこうということです。

まずは今年1年試行期間として問題点があれば改善しながら進めるようです。

災害や不測の事態が起きた場合などは、地域の人が助け合うためにも自治会で親睦を深めコミュニケーションを取っておくことは大切かもしれません。

子ども達を地域で見守り助け合って、子どもの事故や事件の抑止力となるよう自治会も活動しておられます。
我が子たちもお世話になってきました。


また一人暮らしの高齢者を見守ったり、自治会として必要な活動は皆が協力してやっていくのは良いことだと思います。

時代にあった自治会にしていこうと立ち上がってくださった人達がおられるようです。
令和の改革ですね。

これからの新しい自治会活動に私もできる形で協力して行きたいと思います。


町内会や自治会についてはメリットもデメリットもあります。
都会や田舎、住んでいる地域でもかなり内容が違ってきます。

これからどのような形になっていくのか?
自治会も時代とともに変わっていかざるを得ないのでしょうね。

















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