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デザインチームでレゴ® シリアス プレイ®研修を行いました

こんにちは、hacomonoプロダクトデザイナーのさくです。

普段、ほとんどの社員がフルリモートで働いているhacomonoですが、定期的にオフラインで集まる施策を実施しています。

デザインチームでは先日、レゴシリアスプレイを使ったチームビルディングワークショップを行いました。
今回はその様子を紹介したいと思います!

実施の背景

デザインチームでは定期的にランチ会を行ったり、開発LT会にあわせて出社してオフラインで会う機会を作っています。また、私の入社前ですが、一年前にはストレングスファイダーを使ったワークショップなどを行っていました。

その後、メンバーの入れ替わりがあったり、各自がプロジェクトに分かれて業務を進める中で連携をとる機会も減っていたので、改めて相互理解やチームワーク強化のために、チームビルディングのワークショップを行うことになりました。

チームビルディングの方法としては、前回やったストレングスファインダーやスキルマップ、システムコーチングなどいくつかの提案があがりましたが、人事のさきつんが「LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用の認定ファシリテータ」の資格を持っていると聞きつけ、手を動かして考えるデザイナーにぴったりだと思ったのと、純粋に楽しそうだったのでお願いすることにしました。

レゴ® シリアス プレイ®とは

レゴ® シリアス プレイ®とは、レゴ社が開発した対話の手法で、世界中で実践されているワークショップです。
各自が心の奥に隠れた内観をレゴブロックを使って可視化して物語を語り合うことで、自分や相手の潜在的な意見や考え方に気づくことができるプログラムになっています。

会場にはたくさんのブロックが並び、見ているだけでワクワク、子どもの頃を思い出して遊びたくなります。

研修の流れ

イントロダクション
目的とルールの説明

スキルビルディング
簡単なお題を元に、作品を作り、共有するプロセスを数回行います。

パーソナルアイデンティティ
「自分自身の強み」をレゴブロックを使って表現します。

外部アイデンティティ
今度は、メンバーの誰かの「強み」をレゴブロックを使って表現します。

共有モデル
今回はhacomonoバリューの一つである「コア・シンキング」をブロックで作るという課題に取り組みました。まずは一人で各自の考えを具現化したあと、みんなで一つの作品を作り上げました。

研修中の様子


もくもくと手元のレゴで作業

まずはスキルビルディング。
手元のブロックで高い塔を作るお題です。
効率的に高い塔を作ろうとするメンバーもいれば、途中に人間など愛嬌あるパーツを挟んでくるメンバーもいて、すでにキャラがでます。

お次はパーソナルアイデンティティのプロセス。
これは私が作った「自分自身の強み」のイメージ。
安全運転重視だけど、意外と勝ちたい気持ちが強くて金銀財宝のブロックをかき集めてジャランジャラン積んでます。見た目は呑気なのでお花や草を添えるのも忘れずに。

金銀財宝ジャランジャラン積んで安全運転

各自の作品を見たみんなの感想は「その人そのまんまだった!」。
とはいえ、改めて具現化してみると、各自の思考の違いに気づかされます。
周囲を俯瞰するマップ型派と、推進力重視の車型派の半分に分かれたのも興味深い!

左の二人はマップ型、右の二人は車型

続いて外部アイデンティティ。
チームメンバーかんちゃんから見た「私の強み」を形にすると…セグウェイ乗ってるペンギン!!
ライオンでもないし、馬でもないし…、と小動物(鳥だけど)が選ばれたとのこと。意外と小回り効く小型車。お花と王冠、財宝も添えられてました。

ペンギンだけどよちよちしてないらしい

今度は、各自の考えるhacomonoのバリュー「コア・シンキング」とはなにか、考えを可視化していきました。
私はステークホルダーみんなに対して道を作ってあげることを表現しましたが、ケーキを分かち合う人、楽しんでタワーに登る人、顧客を外敵から守って上げる人、表現方法は様々です。 各自が大切にしていることや、どのように顧客やプロダクトを考えているかの視点が表れています。

道、ケーキ、タワー、荒波…表現はさまざま

最後に、各自の「コア・シンキング」をまとめて、チームで考えるコア・シンキングを協力して作り上げました。

これが私達の考える「コア・シンキング」だ!

外敵から顧客や仲間を守りながら、タワーのてっぺんにたどり着くと、そこにはみんなのケーキが!
私自身はこの共有モデルを「相手のことを考えながらも力をあわせて道筋を開き、みんなが嬉しい成果にたどり着く」姿かなと思っていて、hacomonoが掲げているコアシンキングの定義、「表面的ではない課題解決を目指し、物事の“コア”と向きあう。徹底したプロダクトファーストで顧客を成功に導き、業界の可能性をひらく探求者であろう」にも自然と一致したものができあがったと感じました。

振り返り

普段のデザインチームは仲も良く、お互いのキャラもわかっているつもりでいましたが、各自の視点の違いや大事にしていることが改めて発見できたように思いました。
例えば、メンバーがなにかの問題にぶつかったときに、どのような考えのもと何を達成しようとしているのか、以前より想像できるようになったり、理解しようとする気持ちが強まったように感じます。
業務に直結するワークショップもいいですが、ときには手を動かして、お互いの姿をいつもとは違う角度から見つめ直せたことが新鮮でした。

ファシリテータのさきつんからもコメントをもらいました!

今回ファシリテータをやらせていただいて、「さすがデザイナーの皆さん!」と思った瞬間が何度もありました。
例えば、LEGO® SERIOUS PLAY®をやるにあたって「困ったら手を動かす!」というルールがあるのですが、皆さんまったく手が止まることがありませんでした!逆に、もっともっと作りたいと時間が足りない様子でした。
また、作品共有の時間も、どんどんお互いの質問がでてきて、とても盛り上がっていました。お互いを高め合える素敵なチームだなと思いました。

日々のコミュニケーションだけでなく、定期的にお互いを知る機会を作っていき、その人らしさを引き出して尊重し合うhacomonoデザインチームでありたいと思いました。

さいごに

株式会社hacomonoでは一緒に働く仲間を募集しています。
採用情報やhacomonoプロダクトデザインチームの詳細もぜひご覧ください!

https://open.talentio.com/r/1/c/hacomono/homes/4140


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