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エンタメの連鎖

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映画・ドラマ・アニメ・舞台その他ありとあらゆるエンターテインメントについてのメモ。 音については別マガジンで。
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記事一覧

ザ・クロマニヨンズ、最高! 1時間半程の間に約20曲、何もかもがシンプルで強靭!

【エッセイ】脳疲労回復

 とりあえず先に断っとくけど、癒やしとか安らぎとかそういう意味合いとは真逆の事を書くつもりのなので悪しからず。 【映画】エリ・エリ・レマ・サバクタニ これは20年近く前に制作された映画である。私は公開当時に鑑賞した。  映画が本題ではないのでサラッとした説明をする。 「ある時期に世界中で”死にたくなる病”が蔓延する。理由は全くわからないが、それを治す方法は2人の男が発生させる音を聴くこと」  ザックリ言えばこれだけであるし、本稿にとって重要なのもそれだけなので、ほかは

【映画」変な家

ようやく観れたしかも娘と 前から観たいと思いつつしかし妻子からは拒否され、なんとなく時間も取れずにいたので諦めかけていたのだが、今日近所のシネコンの予定をチェックしていたらなんと、まだ公開されているではないか。初日からはけっこう時間も経っているというのに珍しい。  ダメ元で娘を再度誘ってみたら、いくというのでこれはもう、彼女の気が変わらないうちにとソッコー席を取り、相場チェックが一段落したところでGO! 変な家 詳しいことは全く知らない。  YouTubeで配信されている

【音楽】アンダーグラウンド#3 ニック・ケイヴ

前回普段はあんまり聞かないけど時々、猛烈に聴きたくなるシリーズ ニック・ケイヴである 何言ってんだ、ニック・ケイヴはアングラじゃねぇよという声があることは重々承知なのだが、これは私的な印象、あくまでも自分の想いとしてはアングラ、いや一時期はアンダーグラウンドの代名詞とさえ思っていた、そういう歌手である。 "The Birthday Party"  最近はその従来の歌の巧さが正当に評価されて、チャートに入るような具合になっているがそもそも、彼が注目された初期というのは"

【コラム】誰でもが安心して楽しめる番組

↓↓↓↓ ある番組を観て笑っている人がいます。 (笑い声) 同じ番組を観て泣いている人がいます。 (泣き声) 誰でもが安心して楽しめる番組を私達〇〇は~~ ↑↑↑↑  細部まで正確には表現できていないが、ラジオから良く流れてくる番組倫理なんちゃらのCMの概要が上記のものなのだが、私としてはどうも違和感を覚えるのだ。  同じ作品を鑑賞して、笑う人がいて、泣く人がいる。  これってよろしくないことなの?  何かを提示して、それについて個々が面白がったり悲しんだり

昨夜、吉田類の酒場放浪記を観ていたらなんか類氏、うちの近所に来ていたらしくびっくり(笑)また取材された店のひとつに登場した親子経営の店の息子の方をみて二度びっくり!数年前まで時々、ライヴで対バンしたりコラボしていたラッパーで、実家を継ぎ、飲める魚屋にしていた。今度行こ(^^)

【音楽】STAY GOLD

STAY GOLD このタイトルの曲は古今東西、相当な数量のリリースがあるわけだけれども、私の記憶に残っている最古のものがスティーヴィー・ワンダーの歌う"STAY GOLD"なのである。 映画"アウトサイダー” この曲は"アウトサイダー"という映画のエンディングテーマになっていてこの映画、以前noteでも記事にした"ランブルフィッシュ"という作品と同じフランシス・F・コッポラ監督、原作も同じスーザン・E・ヒントンという布陣で制作され、テーマも懐かしい時代のアメリカの不良少

【映画】劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦

腰痛は続いているわけだが それでも昨日よりは多少良くなったので、昼から娘と映画館へ。  ちょっとばかり座り方がおかしく、いわゆる横っチリというやつでやや横向きになりながらの鑑賞ではあった。 本作について劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦  本作についての詳細はいつもどおり書かない(笑)  けれども、ハイキューというのはバレーボールに打ち込む高校男子の話で原作は漫画、TVアニメのシリーズとして4シーズン制作された大人気作品である。  今回の「ゴミ捨て場の決戦」というエピ

【コラム】宝塚歌劇団

 とりあえずの決着はついたのだろうけど、とにかく気になるのは、前回の責任逃れ会見で、伝統がどうのこうのと御託を並べた挙げ句に、パワハラ、いじめについて証拠を出せと言っていたことに関してコメントすべきだと思うけどね。再発防止策ばっか並べてごまかしてるようだけど。  謝罪をするってことは証拠が提示されたということになるのだろうか。 スケジュール過密でそれを修正するとかそういう環境問題じゃなくて、組織の考え方に問題があると思うのだけど。  スケジュールが過密だから自死に至ったわけ

【日記】不定スーダラ週報20240325週

前回腰痛天候不順黄砂柄本明柄本明について書きたいと思ってはいるけどそれはまた別稿このところ週末になると腰痛が発症するそれも起き抜けにいきなりであるのが通例だったのだが今朝は違って深夜トイレに起きて寝直したときにどうも横向きに寝たらしくこの横向きに寝たまま通常仰向けで寝ているときと同様に伸びをしたら腰の近辺でコキっと音がして痛みが走ったのをうっすら感じていたのだけれどもやや寝ぼけていたのでそのまま姿勢を仰向けに変えてウトウトしながらなんとなく腰を動かして微調整したり居眠りした

【エッセイ】ガンバレ

困難スライドリボルビング精神さんの記事映画「バトル・ロワイアル」 昨日、困難スライドリボルビング精神さんのnoteを読んでいて懐かしさとともに、我慢できなくて映画「バトル・ロワイアル」を、夜勤明けのテンションのまま鑑賞した。  この作品が発表された時に私はまずその分厚い原作小説を読んでいたために、映像化に対して興味津々なうえ、公開について世論から政治の世界までも巻き込んだ議論になるほどの問題作として話題となったこの作品を観ないという選択肢はなかった。  私は公開直後に観に行

【小説】混沌列車

だーんざなーいらうぇーい  ヘラヘラしたデイヴィッド・リー・ロスが俺の頭蓋骨内壁に声を反響させている。    世間から気配を消していたいと考えた俺は昨夜、女を部屋に呼び一晩中そう、まったく一晩中セックスだけをしていた。  昨日の夕方、女がアパートの鍵をガチャガチャ回す音がしたと同時に俺は煎餅布団から這い出て起き上がり、軽やかにちいさなちいさな玄関まで歩き、ドアが開くと同時に素早く彼女を引きずりこんでそのままその場でスカートをたくし上げて挿入してからもう陽がだいぶ高い場所に上

【映画】おバカ映画のすすめ/邦画編

洋画編逆境ナイン(2005年)監督:羽住英一郎 脚本:福田雄一 主演:玉山鉄二、堀北真希  原作は有名な漫画みたいだが、私はあまり漫画を読まない方なので未読。   この映画でしか知らない。 ざっくりストーリー「全力学園野球部にに襲いかかる数々のナンセンスな逆境を主としてキャプテンの不屈闘志が孤軍奮闘、これまたナンセンスな方法でで乗り越え、部の存続を賭けて校長と約束した甲子園出場を目指す」  今回もこの3行でだいたい言い尽くせているという自負がある。 ただひたすらに熱

【映画】おバカ映画のすすめ/洋画編

脳を使いたくない時 なんとなくスカッとしたい気分のときに見たい映画の候補をあらかじめ出しておくと便がいい。  私もそういう時に観る映画が洋邦各1本ずつある。  全く違う映画のタイプに思えてしかし、鑑賞後の感覚は非常に似通った感じのある映画である。  名画名作という言葉の対局にあるような映画で、そんなにしょっちゅう観るわけでもなくせいぜい数年に1度程度なのだが、それでも何度も繰り返し観ている。  感想としては。 「なんか意味もなくスッキリする」  それだけなのである。 ハ