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優秀な人がたくさんいるIT業界で凡人の私たちがSEをずっと続けていく心構え


こちらのnoteはこれから就職活動を始めるプログラミング専門学校の学生向けにまとめたスライドを再編集したものとなります。

人の知性には優劣がある

突然ですが皆さん

あなたが所属するコミュニティの中で
自分は何番目に頭が良いと思いますか?

数秒程度、身の周りの人を想像して、考えてみてください。
あなたの考えた順位が妥当かどうかというのは問題ではありません。

ここで伝えたいことは、人の頭の良し悪しには必ず順位が付くということを自覚することです。
言い換えれば、目の前にいる他人は必ず自分より頭が良いか悪いかのどちらかです。
他人が自分と全く同じ知性の人だったという方が奇跡的です。

つまり、あなたの所属する組織全体である会社か学校、もっと狭めたクラス全体や同僚全体、などでも必ず次のように知性には順位があります。

ただし、知性が低いからって無能・無価値ということはありえません。

世の中、超優秀な人材だけが必要されているわけではありません。
組織ごとにあった知性や能力の人材を求めています。

そして世の中には無数の組織や会社があり、様々な人材を求めています。
そのため、社会全体で見ると、あなたが今の学校や会社で仮に最も知性が低いとしても、必ずあなたを求めている組織があります

  • 世界一位のIT企業を目指すベンチャーなら少数精鋭で超天才だけが欲しいかもしれない。

  • 急に事業が拡大してきた企業なら、とにかくたくさん人材が欲しいかもしれない。

  • すでに永続的に安定した利益を出せる仕組みが整っているが高い給料を出せない企業なら、超天才はむしろいらないかもしれない。

狙った企業で働こうと思うと、そこには競争があって難しいですが、自分を活かせる企業や組織というものは必ず見つかります

劣等感との付き合い方

知性が低いことは無価値ではないと言いましたが、それでも平等ではありません。
知性が高い方がより幸福になりやすいように世の中は出来ています。
もちろん世の中そうあるべきと思います。

そうなると、自分より知性の高い他人と比べると、あなたはその人より幸せになることはほぼありません

ですが、このように他人と比べて劣等感に苛まれることには何の意味もありません。

例えば、憧れの漫画の主人公になれませんが、あなたはそれで漫画の主人公になれないと劣等感を覚えるでしょうか?
おそらく真面目に劣等感を覚える人はいないと思います。

では他人に劣等感を覚えるのはなぜでしょうか?
他人と入れ替わるというのも漫画やアニメでしか起きない出来事ではないでしょうか?
自分より能力の高い他人になれない、という点では、それが現実の人だろうと漫画のキャラだろう違いはありません。

そのため、会社や学校という組織の中で劣等感に苛まれず、幸福になるには他人を見ないようにする
というのが大事かと思ってます。

では、あなたが現状に不満があり、もっと幸福になりたいと思った時に、比較すべき対象はなんでしょうか?
それは1ヶ月後、半年後、1年後、などの未来の自分です。

未来の自分であれば、あなたの知性や能力で限りなく近付けるはずです。
未来の自分の理想が高過ぎて辿り着けなくても、現状を変えたい今より必ず幸せになっているはずです。

そのため

アホな自分が周りの人たちのように幸福になれないとしても
それが努力を止める理由にはなりません


自分が努力したら幸せになるのは自分です。
他人が1の努力で+10幸せになって、あなたが10の努力で+1しか幸せにならないとしても、それでも今のあなたより未来のあなたは+1だけ幸せになっています。
仮に無駄な努力で+0になったとしてもマイナスにはなりません。

他人はあなたより頭が良いか悪いかのどちらかです。
そんな他人と比較せず、未来の自分をより良くするように努力しましょう。

自己PRの考え方

人の知性に優劣があり自分の能力が高くなくても、就活などで自己PRをしないといけない場面があると思います。
そんな時、他人より秀でたものがないからPRできることがないと考えてないでしょうか?

しかし、それは大きな勘違いで、自己PRはあなたの能力が高いか低いか関係ありません
自己PRとは

自分にできる最大限の能力を示す

ことが目的です。

当たり前のことしかできないと恥ずかしがって何も自己PRしないと「当たり前のこともできない人」となり本来の自分よりさらに評価が下がるだけとなります。
さきほども書いたように社会全体ではあなたの能力を求めている組織はほぼ必ずあります。
当たり前のことを当たり前にできる人を求めている会社がたくさんあります。

改めて書きますが自己PRとは

自分にできる最大限の能力を示す

ことが目的です。
そうして企業が欲しがる能力と自分の能力が見合っていることを伝えましょう。

自分にできる最大限の能力って何だろうと悩む方は、さきほどもお伝えした通り、他人と比較するのではなく過去の自分と比較してください。

この1年間で色々なことを学んだかと思います。
その全てが今となっては当たり前の知識になっているかもしれません。
ですがそれらは1年前の自分にはなかった技能です。
それらを振り返り、その中でもつい最近積み上げて学んできた知識があなたが自己PRすべきことになります。

まとめ

  • 人の知性・能力には明確に優劣があり、高い方が幸福になりやすい

  • 周りより劣っていようと無価値・無能ではない

  • 自分の能力を高めたらその分だけ自分が幸せになる

  • 他人に評価してもらう時、例え能力が低いと思っても自分の最大限をPRする

  • PRした能力が見合うかどうかは相手が決める

  • 自分の成長を客観視してPRする

なるべく多くの方々がSEとして長く働き続けられることを願ってます!!!

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