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【思考を変える習慣①】完璧をやめる

前回までは【食事を変える習慣】を5つご紹介しました😊
今回からは5回に分けて【思考を変える習慣】をお話ししていこうと思います。

まず1つ目は「完璧をやめる」という習慣です。
非嘔吐過食症に限らず、摂食障害を抱える方は完璧主義、ストイック、努力家な方がとても多いです。
それ自体は、勉強や仕事などの目標達成に良い効果を発揮してくれるので、決してマイナスではないですよね😊
むしろ、あなたの素敵な特性です。

ではなぜ今、その特性で苦しんでいるのでしょうか。
それは、あなたが自分の特性をコントロールするのではなく、特性によってあなたがコントロールされているから。

だからどれだけ体がしんどくても、心がボロボロでも、「やらなきゃ」と無理をしてしまう。
これでは、体や心の負担は大きくなる一方で過食になるのは当然と言えますし、いずれ体調を崩したり心を病んでしまうことにもなり兼ねません。

あなたの特性に飲み込まれてしまわないように、特性を理解して少しずつ緩和させていけると良いですよね😊
今回はその方法をご紹介したいと思います。

なお、テーマは「完璧をやめる」ですが、決して完璧主義をなくしなさいという訳ではありません。過食改善において完璧になる必要は全くないので、このテーマにしています😌
ご自身の素敵な特性をしっかり理解して、完璧主義になるところを見極めて上手く使えるようにしていきましょう🙌


完璧をやめる方法


私がよく使っていた方法は「1%法」です💡
勝手に私が名付けたのですが、簡単に言うと、今自分が「しんどいな、無理してるかも」と感じることを1%だけ緩くするというものです。

あなたが「やらなきゃ」と思っていること、例えば勉強、習い事、運動(ジムやランニングetc)、仕事などに取り入れてみてください😊
それらに費やしている時間のうち、まずは5分、いつもより早く終わってみる。
タイマーをセットするのがお勧めです。
続けて慣れてきたら、次は10分にしていきます。
5分が難しく感じるなら1分でも良い。
1分って意味あるの?と思うかもしれませんが、緩めることができなかったから、今しんどい思いをしているんです。

少しずつ、「緩めても特に問題ないな」「睡眠時間が増えたから頭が冴えた」「量よりも質が大事なんだな」というように、変化を実感しながら、自分が許せる範囲を広げていきます🌸

過食改善は継続がとても大切です。
体や心の負担は少なく、ハードルは一番低くして取り組むことがコツですよ😉✨

質を高める工夫


1%法を試して許せる範囲を広げるということは、その分勉強などの時間は少なくなるということですので、時間の質を上げていきたいですよね😊

質を高めるためには「優先順位をつける」という方法が良いです。

あなたの生活を振り返ってみると、意外と優先順位をつけずにあれもこれも手をつけていたり、漠然とした優先順位しかつけてなかったりしませんか?
冷静によく考えてみると、今日やらなくても大丈夫なこともあるのではないでしょうか😌

〈優先順位のつけ方🥇〉
①やらないといけないと思っていることを書き出す(今日とか関係なく)
② ①の中で、今日やらないといけないと思っていることを書き出す
③ ②の中で、締切が決まっているものに印をつける
④ ③の中で、明日締切のものに印をつける
⑤ ④の中で、時間がかかるものから順に優先順位をつける
⑥それぞれの時間配分を考える
⑦実行!

〈ポイント💡〉
・時間がかかるものが1位の理由は、最初が最も体力があるから。早く終わらせられるものは、体力がなくなっていく後半でも負担は少ないです😌

・時間配分を考えるのは、ダラダラ続けてしまうのを防ぐため。
もし1位のものが決めた時間内に終わらせられなかったとしても、途中でやめて次のことに取り掛かります。残りは最後に回しましょう。

・優先順位をつける方法は、前日にやるのがお勧めです。起きてからすぐ悩むことなく実行できるので、時間を無駄にしません。


最初は上手く時間内に終わらせられず、1%法も上手くいかないことが多いでしょう。
ですが、優先順位をつけたり時間配分を考えることで、自分が「どれくらいの時間で、どれくらいのことができるのか」を把握できるので、スピードや効率を上げるためにはどんな工夫ができるか考えられます。


今回は、「完璧をやめる方法」と「質を高める方法」をお伝えしました😊
毎日忙しくてしんどい…と感じて現状を変えたいと思っている方はぜひ、実践してみてくださいね✨

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