書くのがずいぶんと遅くなってしまったが9月にフォロワッサンと広島旅行に行ってきた。サキノさんは高校の進路研修(修学旅行)で京都・大阪に行ったきり西日本に踏み入れたことがなく、もちろん中国地方はまるっきり初めてであるし全く勝手がわからない。同行のフォロワーは以前にも来たことがあるということでとても助かった。 1日目私は東北、フォロワーは九州の人間のため旅は現地集合になったが、ふたりとも計画性がまるでないため、予定を組もうとどうこうする頃には地元空港からの航空便の価格がびっくり
どうも、JAMSTECの船「みらい」と、つーちゃんこと現在建造中の後継船「みらいⅡ」にうつつを抜かしている一般オタクです。2隻については過去記事を読んでくれ。 先日、青森県むつ市で開かれたJAMSTECのむつ研究所一般公開に行ってきましたのでその青森旅のことを書きます。 初っ端から大問題、なんと今年はバスが出ないむつ研究所の一般公開はコロナ禍の影響もあってかれこれ5年ぶり。自分はコロナ前の2018年・19年と伺ったのでこれが3回目です。 日程自体は運航線表(JAMSTEC
見慣れないちっちゃい時計 先日、空き家活用プロジェクトの一環の古民家フリーマーケットがあったので行ってみた。(まだまだモノはたくさんあるので今後も開催予定とのこと。お近くの方はどうぞ) そのお家に元々あった古物の類が並んでおり、食器・日用品・古いカメラやトランジスタラジオ、従軍記章まであったが、その中にこんなものがあった。なんだろうこれ? 手のひらサイズの時計だった。電池式ではなく今では珍しいゼンマイ式で、しかも目覚ましアラームもついている(ゼンマイが時計部動力用とベル
旅先で石をよく拾う。というか石を探しに旅に出たりする。 宝石グレードでなくても石はおもしろい。旅から帰ってきてからも、石を手に取るたびにその旅先の思い出が浮かんで、ああまた行きたいなあと思えるので好きだ。石でなくても、これはというものを選んでお土産にすることもある。 阿武隈川のアメジスト昨年のゴールデンウィークに福島県の石川町を訪れた。メインの目的地は石川町立歴史民俗資料館。こんな名前だがおもに石メインの博物館である。 そのころこの資料館は移転に向けた一時閉館を控えていた(
サキノさんは下戸である。 とんとアルコールの代謝に向いていないと見え、一生懸命食べながら飲んだとしてもビール1杯程度が限度で眠くなり、空きっ腹で1杯、または食べながらでも2杯でもう具合が悪くなってくる。度数低いシードルなら数杯気分良く飲める程度。 ビール派の父が飲み足りないからと冷蔵庫から私のシードルを拝借しちゃったときは、父は「ジュースみたいだった」と言っていた。そりゃあそうだよ。 しかし下戸なのにも関わらずおちょこを集めてしまう。ちっちゃくてかわいいものが好きなので…
先日の記事の中でもちょっと書いたが、例の原子炉湯呑みはnoteで紹介する前にX(twitter)にて投稿したときややバズった。 それからしばらく経ってなんとなく匿名の投書サービスを開いたとき(答えだすときりがないので私は送信にしか使っていない)、多分それに対して送られたと思われる「原発事故の被害者さんがそれ見たらどう思うでしょうねぇ」みたいなメッセージが届いているのに気づき、ふーんと思いながら消した。 元原子力船で、東日本大震災後になんの因果か福島第一原発からの放射性物質の海
前2つの記事に書いた通り、メルカリで変わったものを探すのが好きだ。個人的に眺めるだけで面白い、好きな検索ワードなどをいくつか書いておく。 なにか特定のものを探すわけでもなくこういうのの中をあてもなく彷徨う、ビーチコーミングならぬメルカリコーミングがなんともいえず良い。 「探していないもの」に出会えるのが良いのだ。 「進水 はがき」戦前客船から最近の艦船まで、古今の船の進水はがきが出てくる。デザインが凝ってるものも多く、眺めてると時間が溶ける。 「当時物 昭和」レトロな古い
前回のメルカリで買ったブツの記事何故かご好評いただいた。何がウケるかわからないものですね。 それはそれとして当方は航空ファンなので、メルカリで買った変わったもの紹介でいうと、むしろここからが本番みたいなとこある。いくぜサキノさん厳選のメルカリで買ったニッチ航空グッズ。 53機しか作られなかった異形ビジネス機のピンバッジさすがに飛行機に疎い人でも「変な形だな…」と思うような形をしている。特撮かアニメに出てきそうだ。最近ゴジラ-1.0を見た人なら震電に若干似てるように感じられ
メルカリで変なものを探すのが好きだ。具体的にいうと古い記念品やノベルティなどである。 「航空機」よりは「飛行機」、あるいは具体的な名前よりそれを表すキーワードの羅列といった、「その品物に疎い人が出品するときに使いそうな」漠然としたキーワードで検索しては玉石混交のなかを彷徨うのは、感覚としてはビーチコーミングに近い。 自分が欲しいものでなくても、目に留まったTLの誰かが気に入りそうなやつは時々SNSにリンクを放流したり(そしてしばらく経って売れていると「お好きな人に着弾したな」
この記事は以下の記事のつづきとなります。 推しが推しの名前を継ぐいきなりですが諸氏!! ご覧になりました!? びっくりしました。 なんでかっていうと、これまでJAMSTECでは研究船の名前の継承はしたことなかったからです。 ……いや、しんかい2000&しんかい6500の例はあるか? あれも一応法律的には小型船の範疇だし……でもあれはもともと海上保安庁さんとこの初代しんかいあってのネーミングだと思うから……いやでもどうなんだろう……? あとしんかい12000はよ…… 話
上こちら ここで「むつ」の船体についてちょっとだけ触れる。 むつはもともと海洋観測船設計がベースだったと書いたが、なにしろ原子力船だったので、並大抵の船にぶつかられて原子炉が損傷するようなことが起きないように、かなり頑丈な作りをしていた。骨太である。 加えて、大湊港の田名部川河口にずーっと係留されていたので(淡水だった分腐食が少なく済み)、1969年進水の船にしてはかなり状態が良かった。 これ、有効活用したいですよね。 貨物船にしては小さいし、荷物積むところなんていくらも
つい昨日、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の公式twitterからこんな投稿があった。 私はめちゃくちゃ動揺し、必死でこの「北極域研究船」の船名を考え始めた。 今はまだイメージCGしかないが、この船は間違いなく私の推しふねになる。というより、この計画が立った数年前から、あまりにもクソデカ感情を抱きすぎてすでに推しになっているので、実際に対面したときにどうなってしまうか自分でも全くわからないところがある。 なんで完成前からそんなにこの船に入れ込んでしまっているのかという
前回までのあらすじ 鎮痛剤服用後にくしゃみと鼻水が出ると思ったらアスピリン喘息だった。そのうち喘息自体も発症する見込みだったが、二年後の現在、なんだか咳が増えてきたような……。 投稿後の経過さてこの投稿を投げたのが土曜日の段階だったのだが、思い出すとだいたいその一ヶ月前くらいから特になんでもない時に「ケホッ」と軽い咳が出始め、収まるかと思ったら徐々に頻度が増えて投稿日の土曜日から月曜の朝にかけて断続的に咳が出続けた。なんだかまずい気がする。 職業柄今もマスクは着用を続けてお
くしゃみ&鼻水 数年前まで、私は変わった症状に悩まされていた。 生理初日にまるで花粉症のごとく鼻がかゆくなり、すっげえ鼻水とくしゃみが出るのだ。なにこれ? 調べてもよくわからない。 元々花粉症だしアレルギー性鼻炎気味だったので、「生理時の代謝の関係で鼻の粘膜も過敏になるのだろうか……?」などと悠長に考えていたが、あるとき解熱鎮痛剤のイブを飲むのを忘れた。 その日は生理痛でぐったりする羽目になったが、鼻水は出なかった。 原因は生理ではなく鎮痛剤のほうにあるのかもしれないとこのと
上こちら 【経緯2】オガさんは白くて大きくて見た目はとても美人さん(※船です)だったのだが、結局商業運行しなかったのでグッズも存在しないし、ノベルティらしいノベルティもない。進水式は行ったので進水記念はがきくらいあるだろうとも思うのだが、少なくともヤフオクやメルカリでは一枚も見かけたことがない。 かろうじて、(進水時などに?)関係者に配布されたらしいパンフレットがあることは把握している。 どうしてもオガさんの登録事項証明書が欲しかったのはこの遺品(※船です)の少なさにもよ
推しふねが無戸籍だった。 一体何を言っているんだと思われるかもしれないが、1万3,000トンもある日本の貨客船だったのに、船の戸籍に相当する国交省の船舶登録がないのだ。 便宜置籍船(運用地とは違う税制のゆるい国に籍だけ置く船)とかでもない。 【経緯1】自分は航空機と船舶を時々擬人化したりする一般オタクだ。 ヒコウキチャンの推しもオフネチャンの推しもたくさんいる。みんなかわいいね。 そんな私がある日Twitterを眺めていると、耳寄りな情報が流れてきた。 なんでも、日本籍で