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自作ボードゲーム作りたいけど、何やっていいかわからない君へ

~トレーニング編~
まず遊んだことのあるボードゲームを
少しアレンジしてみるところから始めてみるといい
具体的には、テーマを好きなものに置き換えて
テーマに合うようにアレンジしてみる
そして、いきなり大作を作ろうとしないこと
そりゃ無理な注文だぜ?

~試作編~  
イエサブあたりで、マジックザギャザリング(TCGなら何でも)の
コモンカードが、一山いくらの安価で売られている。買おう
これにスリーブと、印刷した紙を入れれば、試作カードの完成だ
(シール用紙に印刷して貼るのもOK)

~テストプレイ編~
定期的にボードゲームを遊ぶ仲間がいるなら
テストプレイ1回目は、身内だけでテストプレイすることを推奨する
次点で、テストプレイ会への参加をすること
オープン会や、ボドゲカフェの持ち込みは、最初はやめるが吉
前者ほど、好意的に受け入れてもらえる確率が高い
また、ボロカスに言われる確率も減る
オープン会や、ボドゲカフェへの持ち込みを避けるべき理由としては
同卓プレイヤーがそういう心構えで来てない。というのが決定的
場合によっては、テストプレイを拒否されることは普通にある

テストプレイ1回目で見るべきポイント
ゲームとしてアリかなしか? この1点だけ
この時点では、細かいバランスとかはどうでもいいのだ
身も蓋もない言い方をすると、見込みがありそうか、なさそうか?
まずはそこを見る。ダメそうなゲームは、もう何やってもダメだよ
この辺の基準は、出てくるコメントより、周りの反応だ

勘違いしてる人もいるが
自作ボードゲームのテストプレイヤーは、プロではない
君の望む感想や意見を言ってくれる確率は、低い
テストプレイってのは、デザイナーが課題を持って臨み
その答え合わせをする場だ。意見をもらう場ではないのだ
何故か? テストプレイヤーはプロではないからな

~量産編~  
テストプレイがある程度進み、コンポーネントが固まってきたら
量産の準備になる。まずは印刷所を選ぼう。
メジャー所だと
・萬員堂
・タチキタプリント
・ポプルス
・モリカワBGM
・グラフィック
・アドプリント  あたり。
それぞれ得意分野が異なる
カードが安いけど紙がちょい薄い、ゲームボードやチップの質が神
高いけど 一通りの印刷物を丸投げできる。とか
特徴は印刷所に応じて異なる
コンポーネントの種類やカードの枚数によって、最適な所を調べてみよう
もちろんいきなり頼む前に計算してからな
あまりに高くなるなら、コンポーネントを見直すべし

~値付け編~
量産にかかる値段がおおむね決まったら
次にゲームに値段をつける (イラスト代も忘れずに足してね)
結論は、ゲムマの相場に合わせるのが無難
もちろん、現場を見てくるのが一番いい
次点として、イエサブの同人コーナーを見るのも悪くない

ワイがゲムマで16年見てきた相場を書く
ジップ袋 500円
キャラメル箱 1500円
小箱 2000円
中箱 3000円
大箱 上限なし
この数字は上限の数字。 これを超えると、あまり売れない
(例外もあるが非推奨)  
新人のうちは相場よりも、製作費の方が大きくなる傾向がある
(知識が少ないからである)

ここで大きな決断をすることになる
・値段を上げる
・コンポーネントを削る
・構わず相場で売る
大きく3択だ
ワイは、金で経験を買うつもりで
・構わず相場で売る  を勧めるが、強制はしない
ただ、上の2つは在庫る確率が非常に高く
結果的に在庫を抱えて、かえって高くつくと見ている
実際問題、見た目の割に、値段が高すぎるモノはうれんよ
君ら、ジップ袋のゲームに10000円ださないだろ?


最後にコマーシャルだ
このような自作ボードゲームの製作技術をまとめた本があるぞ
2200円 186ページだ
↓のリンクから紹介HPに飛べるぞ。通販もやってるぞ

公式HPのリンクはこちらから


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