フォローしませんか?
シェア
第1章 どこまでも青いいつか見た空と、わたあめみたいな真っ白い雲。 私は1時間に3本しかない…
序章雨上がりの道をいつもの通り、半分並んで自転車で走る。まだ完全には乾ききっていないから…
序景 時は昭和二十年八月十五日。帝国臣民にとって最も長い一日の終わり、一人の海軍中尉が道…