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数字の10は終わりなのか?始まりなのか?

みなさんこんにちは

実に数か月ぶりに記事を書いています
本当にお久しぶりでございます。

これからまた細々と書いていこうと思っておりますので、気が向いた時にでもお付き合いいただけたら幸いです!

ということで

今回は数字の10についてお話ししたいと思います。

数字についてはこれまでも色々とお話ししてきたんですが
改めて言わせていただきますと
数字には意味があるんです。

10についてお話する前に
数字の意味ってそもそも誰がつけたのか?
それって大事なことなのか?
そんな疑問を持っている方へ…

数字はもともと森羅万象の中にあった概念です。

それを文字にして体系化したのは人間かもしれませんが

数字とは人が生まれるはるか前
あるいは宇宙が生まれる前からあった概念です。

この世界の原理現象を解き明かそうとする科学者さんたちは自然界の森羅万象を数式で表すことにより顕現化してきました。



そしてまだ解き明かされていない謎も数式化できると考えています。

彼らにとって数字は道具であり言語でありインスピレーションの源でもあるわけです。


数字を足したり引いたり
時には反転させることによって普遍的な原理を解き明かそうとしています。

例えば重力にも数式があって

テーブルから角砂糖を落としたときのエネルギーを数字に換算することだってできます。

自然界の現象を数式化していくことで今まで理解できなかったことが理解できるようになり、理解できたことは実用化され科学的進化に応用されていく

数字が宇宙とともにできたものならば
数字を理解することでこの世界の根源に近づいてゆくことができるんじゃないか
そんなふうにも感じます。

数字の意味は誰がつけたのか?
数字が宇宙の言語であるなら
その答えは宇宙そのもの、あるいは宇宙を誕生させた何かなのでしょう。

元々ある概念は
ユングの言葉を借りるなら
集合的無意識の中に共有されて、時間や空間を超えいろんな人たちの意識、無意識の中に存在している普遍的な知識だといえるかもしれません。

古今東西、占いの多くが数字の概念を基に成り立っています。

偶数は女性性、奇数は男性性など
易も占星術も数字の概念が基にあります。

科学はこの世界の現象を数字を使って細分化し探究していきますが
占いは数字を使って世の現象を統計化して、そこに統一した意味を見出していく
そんな作業に感じます。

世の現象の統一化というのは例えば
数秘術で偶数を多く持つ人は何か事が起きた時、一旦受け身になり内省してから結論を出す人が多いのに対して


奇数を多く持つ人はとにかく前に進んでみてその結果によって次の出方を決めるという人が多かったり


その現象の大まかなくくりを取りまとめていく、といったようなことです。


前置きが長くなりました。
今日の本題10についてですが

数字を螺旋階段で表せば
1から始まり10で一つのサイクルが終わり11からまた新たなサイクルが始まります。

そして20までいくとそれが一旦終わり21でまた始まってゆく…
それを繰り返していきます。

数字に終わりはないのでこの螺旋階段は永遠に続いていきます。

みなさんは10という数字を意識したことがありますか?

10は物事が移り変わっていくこと
パラダイムシフトそのものを表していて
始まりと終わりを同時に含んでいます。

タロットカードで10は『運命の輪』
これは物事が一つの周期を終え新たな展開を迎える、といったことを意味しています。

10は数秘的な考え方で言うと1と0の複合体です。
1はまさに物事の始まりを示し
0は何でもない状態を表します。

0はタロットカードで『愚者』
何も考えないで自分のしたいことだけをする愚か者、といったカードですが

1で物事を始めるには先のことを恐れず自分の気持ちに従って愚者になる
0になることが大事だと教えてくれているんです。

その切り替え、移り変わりの期間を得て初めて本当の始まり
次に控えた新たな1を踏み出していくことができるのではないでしょうか。

わたしたちの周りにはいろんなサイクルがあります。

月の満ち欠けのサイクル
地球の公転サイクル
そして自分の人生において、何らかのサイクルを感じている方もたくさんいるのではないでしょうか。

人は自然な生き方として
何らかのサイクルに乗っているのではないかと感じます。


生きていく中で先が見えないのが『辛い』と感じる人もいるかもしれません。

人生にもサイクルがあると考えるなら
例えばそれを数字のサイクルに置き換えてみるなら


奇数の時もあれば偶数の時もある
時に受け身な自分もいれば攻撃的な自分もいるということです。

堂々巡りでちっとも先に進んでいないと感じる時でさえ
人生は確実に前進していきます。


どんなサイクルも後戻りすることはできないからです。
常に前に進んで、いずれ新たなサイクルへと展開していきます。

ちなみに数秘では数字は9までで10という概念はありません。
10は1と0に還元されるので1+0=1
つまり始まりそのものを表します。

数字は9で完成、完結して最高の状態で終わりを迎えます。


でもどんなに偉業を成し遂げたとしても、人生はまだ続いていくわけです。
9の後に訪れる10で次はどこに行くのか、どこを目指すのかを決める



新たなスタートを切るための余白の部分
人生の踊り場といった感じでしょうか。

占星術や数秘術の勉強を続けてきた中で
サイクルを知ることの大切さを感じてきました。

自分のサイクルや自分を取り巻くサイクル
そんな不確かで可視化できないことを感じるには
自分の感覚を信じる、ということがとても大切です。

サイクルは自分の中で意識することで
それを引き寄せたり、顕現化することができます。

海の波が大小様々あれど、必ず寄せては返すもののように
人生で起こる大きな波を予見することができたなら
人生がまた違ったものに見えるかもしれません。

みなさんはご自身のサイクルを感じていますか?


ここまで長々とお付き合いくださりどうもありがとうございました。

投稿を休んでいる間も読んでくださりスキしてくださったり
フォローをしてくださいました皆様、本当にありがとうございます。

マイペースではありますがこれからまた記事をアップしていこうと思っておりますので
お付き合いいただけたら嬉しいです!

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