人生最大レベルの失恋の忘れ方ー後編ー
こんにちは。Sakiです。
前回公開しました、人生最大レベルの失恋の忘れ方ー前編ーはこちらです。
まずは前編を読んでから後編をみてくださいね。
では続きを始めましょう。
男の穴を男で埋めようとしない
失恋すると「男の穴は男でしか埋めれないから、
新しい彼氏を早く作りなよ」という友達からのアドバイスがあった、なんて聞きませんか?
たいして好きでもない人と付き合っていたのなら、簡易的な穴埋めが有効な場合もあるでしょう。
(おすすめしませんが…)
でも今回は「人生最大レベル」の失恋で、あなたが本当に愛した人。
あなたは、そんな大切な人の代わりを、失恋したからといって他の男性で簡単に埋めれるような女性じゃないはずです。
私は、愛着障害を持っていて失恋をするとすぐに新しい彼氏を作らないと異常に不安になり、
自分の存在意義が分からなくなってしまって
日常生活もままならないという過去がありました。
当然、大恋愛でもフランクな恋愛でも問わず、
失恋したらすぐに代わりを探さないとならないという使命感があるので、
気の合わない人ともデートしたし、絶対にこの人と付き合いたくないなという人とも体の関係を持ったりしました。
最重要項目は、自分に合う合わないではなく、早く新しい彼氏を補充すること。
でも、いつも必ず失敗しました。
失敗というのは、新しい彼氏ができないということではなく、自分自身に失望するという意味です。
そういう場当たり的な行動をした帰り道は、一層孤独でいつもより更に自分を愛せず、不安感が増して最低な気分でした。
相手だってそんな気分になられたら不快ですし、たまったもんじゃないでしょう。
こちらが本当に相手を好きなわけじゃなく、
一時的な感情で利用しようとしているというのは相手も感じてしまうものだし、
それで傷つけてしまうこともあれば、
私を都合の良い性処理要因としか見てない人も当然いました。
そういう誰も幸せにならないことってするべきじゃないんですよね。
自分を大切に・・・という言葉をあなたに贈りたいです。
以前の私は、親だって大切にしなかった私を、なんで自分が大切にできるのか本気で謎だったし、そもそも自分を大切にするという意味がどういうことなのか全く理解できず、異国の言葉と同じようにぼんやりしたものでした。
人に簡単に体を許してはいけない。
好きでもない人と付き合ってはいけない。
そんな当たり前のことも、なぜなのか分からなかったのです。
そういったことが理解できないと、
人より遥かに傷付くことが多く、また、人をたくさん傷つけます。
自尊心はますます低くなり、自分に好意を抱いている異性がまわりにいることでしか自己肯定をできなくなります。
彼氏が急にいなくなると、誰でも心にぽっかり穴が空いたような気持ちになって、人間の本能でそれを補いたくなるものなのかもしれません。
それが、人によっては新しい男性だったり、お酒だったり、買い物だったり、友人との時間だったり、様々でしょう。
新しい出会いをあなたが心から喜べる愛おしいものだったらそれでいいのです。
でも、頭では良くないと分かっているけど、
心が孤独だからとりあえずこの人でいいかなと思うような交際はしないでほしいです。
他人を利用して都合よく扱うと、同じことを今度は自分がされます。
人にしたことは必ず回り回って自分に返ってくるからです。
傷付けた分だけ、絶対に自分も後々傷付くことになります。
私の人生で実証済みなのでこれは誓ってそうだと断言できます。
周りを見渡しても、それを確実に感じています。
だからこそ、自分のために、自分も他人も大切に扱ってほしいと心から思うのです。
「仕事」と「時間」が最大の特効薬
ここにきて仕事と時間かよ!と思うかもしれませんね。
でも、これに尽きるんです。正真正銘これが1番の薬です。
失恋したあとは、起きてから寝るまで暇さえあれば彼のことを考えて、
悲しみ、嘆いてしまうものですが、それを緩和させてくれる最大の治療は仕事と時間の経過です。
趣味でも遊びでも悪くはないですが、それらは強制力がなく上の空になろうと思えばいつでもなれますよね。
その気にならなくなっていつでもやめることが可能だし、遊びながら彼のことを考えることも簡単にできます。
でも、それでは全く意味がないのです。
なぜ仕事がいいのかというと、業務には必ず責任が発生するためアレコレ考える余裕がなくなるからなんですね。
よほど暇な仕事なら有効ではないですが、ほとんどが業務中は集中して仕事に当たらなければならないはずです。
失恋した当時、私を一番癒したのは、趣味でも遊びでもお酒でもなく仕事でした。
仕事をしている時は何にも考えなくていい。ただ、目の前にことを頑張ればいい。
何も考えたくないから、仕事を一生懸命頑張りました。
すると、職場でも評価され、給料も上がり、日々忙しくしていたため彼のことを考える時間が減っていったのです。
家に帰っても疲れて寝てしまうし、あの時は本当に仕事に救われたなと今でもとても感謝しています。
ふと、気が抜けた時に思い出して辛い時もあるし、直後は精神的に疲弊している中、業務にあたるのがとても辛かったです。
それでも、彼氏はいなくなっても、仕事での頑張りは私を裏切らないし、全て自分の糧になるし、一石何鳥にもなりました。
そして、一番の薬である「時間」
時間というのは、こういう問題を100%解決してくれる唯一の味方です。
「その時間が経過するのが辛いんだよ!」と思うし、今は全く刺さらない言葉かもしれないけど、今日より、1ヶ月後の方が確実に傷は癒え、自分を取り戻せているのです。
その1ヶ月が過ぎることを、今は一生懸命働いて待つ。それが何より一番有効な治療でした。
1か月前の失恋。
半年前の失恋。
1年前の失恋。
3年前の失恋。
だんだん忘れていきませんか?
そして、何年も経つころには100%時間が解決してくれていませんか?
待つのが辛いのは仕方がありません。
それを緩和させるのが仕事なので、セットでお話しする必要があるのです。
私は過去、朝起きたら彼氏が首を吊って死んでいたことがありました。
その後の私の人生は壮絶でしたが、事件後1週間で仕事復帰したのは何もしないでいれなかったからです。
精神的にはボロボロで、何も喉を通らず、30キロ台まで激痩せし、壮絶な鬱状態でしたが、家で休むことが恐ろしくて無理を言って仕事に復帰しました。
ガムシャラに働き、率先していろいろな業務にあたったのは、以前辛い失恋を仕事で癒したことを覚えていたからです。
さすがに失恋とは比べ物にならない大きなことでしたが、それでもやることがあるというのは私を少し楽にさせました。
何にもしないで家に篭っていたら確実に後追いしていたと思います。
何にも体験がなく、ただありふれた言葉の一つとして「仕事と時間が解決してくれるよ」と言っているのではないのです。
人が生きている間にあまり経験しないような彼氏との別れ方をし、それを乗り越えた方法がまさにこれでした。
こんな私が、仕事と時間に救われたのだから効果があるのだと自信を持って言えます。
辛すぎて、寝ずに働き心を壊してしまっては本末転倒なので、きちんと休みの日は体を休め、
過剰に働くという意味ではなく、
いつもより少し頑張ってみる、
自主的になってみる、ということで良いと思います。
暇な時間というのは、自分をいい方向に導いてくれません。
マイナスなことがあった時、気力もやる気もまるでなくなりますが、それでも仕事だけはオーバーワークになりすぎない範囲で頑張ると自分の将来にも繋がります。
努力はあなたを決して裏切らないし、突然永久に目の前からいなくなったりもしませんから・・・
ここまで読んでくれたありがとう!
今日は重たい話になってしまいました。ごめんなさい。
センシティブな話はするのを躊躇いますが、でも、自分と同じような人は絶対に存在するので、同じ仲間の力になりたいと強く強く思うのです。
また、あなたの幸せに近道になれるような記事を書きます。
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