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わたしは何屋なのか?という問い

ふと書きたくなったので、今日から2週間と決めて、コーチングに関する短いコラムを毎日書いてみることにしました。よければお付き合いください。

コーチングで仕事のゴール設定をするときに、ゴール設定の準備段階として
・職業機能定義
・want toの抽出
というのがすごく大事になってくるんですが、これって人事の仕事にすごく効きます。

「職業機能定義」というのはつまり、自分がいったい何屋なのか?自分の職業のコア、価値提供のど真ん中はなにか?ということ。

私自身は、人事として、圧倒的信頼をベースに圧倒的成果を生むチームをつくる人、というような言語化で自分の職業を認識しています。

自分は何屋なのか?
誰のために、何の価値提供をする存在なのか?
この問い、ばしっと答えられる人って結構少ないです。
逆に、他人の職業を、ばしっと仕留められる技術がある人も結構少ないと思います。

コーチングを学ぶ時にみんなが最初に難しく感じるのもここで、クライアントさんが何屋なのか?を特定するのに結構練習が必要。

でもこれできるようになると、人事としてはすごく役に立ちます。
たとえば中途採用の面接。目の前の候補者の職業機能を本質的に正しくとらえることでマッチングがしやすくなります。
配置検討も同じ。従業員が本質的に何屋なのか、環境が変わったとしても発揮できる価値提供のコアをわかってないと芯食った配置はできないかと。びっくり人事みたいなのが成功するのも、その人の職業のコアが分かっているからこそできることかなと思います。

※ちなみに
自分の仕事に生かすためにコーチングを学ぶ、というのは順番が違っていて、コーチングを学んだ結果自分の仕事に生きてきた、という話なのでここは勘違いなきようお願いします☺️

※ちなみに2
冒頭の写真は先日「ファンスキー」デビューした日の乗鞍のスキー場。青空と、今朝降ったばかりの新しい雪。スキー歴が長いダンナ選手からしても、こんな素晴らしいコンディションの日は年に1回あるかないかとのこと。コーチングがなければこんなふうに新しい趣味をどんどん始めてみようとも思わなかっただろうと思う。こんな話もまたいずれ2週間のうちに。

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