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オーストリアの発酵途中のアルコール飲料「シュトゥルム」と新酒ワイン!

我が家のぶどう
「スチューベン」
収穫の時期を迎えています。

こんにちは!
若さと健康を楽しんでいる
世界を旅する仮面、さきです。

【家庭菜園の食材で世界を旅するシリーズ】

今回は「ぶどう」です。

今年は自家製「シュトゥルム」(下記参照)
を造ろうと張り切っております。

もちろんアルコール度数1%未満のもので、
酒税法に違反するものではありません。

でもそれはもう少し先、
秋も深まる頃、寒くなったら
始めるつもりです。

今はまだ日中の気温が高いため
腐敗が心配ですものね。

シュトゥルムとは?

オーストリアの
ワインに成長する前の
発酵途中の
低アルコール飲料のこと。

発酵途中に発生する
微炭酸を含んでいます。

アルコールは
まだ4~6度とまだ低く、
ぶどうの素晴らしい香りが
残っていて、
酸味と甘みが凝縮された
飲み口のいい飲み物です。

9月、10月に楽しめる
季節限定もの。

シュトゥルムはどこでいただける?

このタイプの飲み物を
楽しんでいるのは
ヨーロッパでも
一部の国に限られます。

そして国によって下記のように
呼び名が変わりますよ。

オーストリア・・・シュトゥルム
ドイツ・・・・・・フェーダーヴァイサー(白)
         フェーダーローター (赤)
チェコ・・・・・・ブルチャーク
など。

ワインの産地限定の飲み物である理由

ワインのように瓶詰にして
スーパーなどでも
販売されていますが、

発酵し続けているため、
栓を閉めてしまうと
破裂してしまいます。

そのため半分栓が開いている
状態なのです。

いつも瓶を立てた状態に
しておく必要があります。

スーツケースに入れて
持ち帰ることも不可能。

日持ちもしませんので
現地から海外へ輸出も不可能。

ワインの産地でしかいただくことが
できないものなのです。

日本のワインの産地でも
シュトゥルムを出されている
ところはあるようですが、

やはり前述の理由で
「その場」でしか
いただけないようです。

私もこの時季
シュトゥルムをいただける国を
添乗で訪問するときは
いつも楽しみにしておりました。

大規模感染症の影響で
添乗は強制休止に
なっているため、

去年、今年も
いただけないようですから、
ならば手造りしてみようと
思ったのです。

オーストリア産のワイン

ところであなたは
オーストリア産のワインを
召し上がったことは
ありますでしょうか。

生産量のほとんどを
国内消費してしまうため、
日本での知名度は
低いと思いますが、
現地ではとても
好まれているんですよ。

生産量のほとんどが
白ワインです。

オーストリアでも
ワインの新酒を
楽しむ文化があり、
世界遺産にも
登録されているのです。

首都ウィーン市内に
広大なぶどう畑があることも
ユニークなところ。

オーストリアの「ホイリゲ」文化

ウィーン市中心部から
少し離れたところには
ワインの新酒を提供してくれる
「ホイリゲ」と称する、
日本で言えば「居酒屋」のような
飲食店が集中している
エリアがあります。

1年の中でも一番の
活気が溢れるその界隈。

自然の恵みを享受し
そして感謝を捧げる
この時季に訪問された際は
ぜひ足を運ばれて、
そして味わってみてくださいね。


***
オーストリアのホイリゲ文化や
シュトゥルム(画像あり)などの
現地限定のおすすめの
飲み物について、
さらに詳しく公式ブログにて
紹介しております。
ぜひご訪問くださいね。
    ↓
https://fujimurasaki.com/europe%ef%bc%92/austria/1560/



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