ガルダ・天狗・バジュラ・メルカバー

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p.178『Zangdok Palri: The Lotus Light Palace of Guru Rinpoche』

地球曜日オラクルvol.0001で今週は羅刹天を乗せるガルダが出ました。
目下製作中の天使ゲマトリアによるメルカバー設計モデル "The system construction for Merkabah with decanate Angels" とは乗り物つながりです。

ガルダについてよく知らなかったので、調べてみたところ、東洋で非常にメジャーな幻獣として古くから崇拝されている神聖な鳥だそうで、毒蛇に化した魔物を喰うとのことです。
ヴィシュヌ神の乗り物として一般的に認知されています。

冒頭に掲載したイメージは、"Rakshasa King riding a Garuda"と説明されています。ガルダに羅刹天が乗るパターンは珍しいのでしょうか。

ヴィシュヌ神とは格差のある羅刹天がガルダに乗っているのが不思議ですが、これは、敷地内の器にガルダの好物の魔物盛り合わせがあるので、羅刹天が調達した魔物類をガルダに提供すると乗せてもらえるなどの取引が成立していると考えられます。

ガルダの組織には属していないフリーランスな感じからすると、質の高い魔物を揃えた羅刹だけが受けられる恩恵として、ガルダに乗る姿が描かれているのかも知れません。ガルダに乗ること自体がステイタスシンボルなのです。ヴィシュヌ神の威光もかなり影響しているのでしょう。

というと、やはりメルカバー(イスラエル防衛軍の戦車メルカバと区別して語尾を伸ばします)を想起させます。
メルカバーは、神の戦車といわれ、口述によって伝授される秘儀は非常に危険な行とされます。

ガルダもメルカバーも、危険な乗り物だからこそ、乗る者には危険を回避できるだけの操縦能力と分別が求められます。
それに、乗ったらあとは自動運転モードというわけではありません。優雅に天空を駆け抜けているように見えて、高度な集中力とそれに見合う技術があってこそ成立する芸当です。

ギリシャ神話のパエトーンは、父アポローンに頼み込んで太陽の戦車を借りたところ暴走を止めることができず、命を失いました。

筆者はこの数ヶ月、天使ゲマトリアによってメルカバーの設計モデルを構築する作業に携わったわけですが、羅刹からのオーダーを承ったということかも知れません。
ガルダ(メルカバー)に乗る権利を得た羅刹が急増しているということは、上等な魔物がかなりの数刈り取られたのだと考えられます。そしてガルダ(メルカバー)が需要超過のため増産されることになったというわけです。

もうガルダとメルカバーを一緒にして考えていますが、密教法具が、両者をつなぐ手がかりになります。

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バジュラ(金剛杵)です。上の画像は2013年にブータンのタクツァン僧院参道入口で購入した九鈷杵です。一緒に参拝したラマにプージャして頂きました。
しかし、密儀を知っているわけではないので、帰国後、時々日光に当てるくらいで、安置していたものです。

しかし、今回メルカバーの設計モデルが現われたことで、ついに出番がやってキタワァ*・゜・*:.。..。.:*・゜(n'∀')η゚・*:.。. .。.:*・゜・*というわけです。

そのあたりのことについては、ライブ配信やオンラインセミナーで実践していきたいと思います。

おっと、天狗について書き忘れていました。ガルダが日本でローカライズされて天狗となったという説※があり、タイトルに入れました。それだけです。

※参照:【天狗とは?】意味や成り立ち。流星・迦楼羅天・ガルダの関係」-ゆかしき世界


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"The system construction for Merkabah with decanate Angels"




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