地球曜日オラクルvol.0004

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ヒマラヤ密教の曼荼羅画集『Zangdok Palri: The Lotus Light Palace of Guru Rinpoche』P.106-107

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p.106上
海からナーガ族が多種多様な食物をパドマサンバヴァの宮殿に捧げています。

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p.106下
虹のルートで宮殿入りする幸運な御一行様。

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p.107上
宮殿の最上階です。赤いBuddha Opagme(阿弥陀如来?)が鎮座する仏塔(ストゥーパ)の頂上にKuntuzangpoがいます。
Kuntuzangpoの祈りは、日食や月食、地震、夏至および冬至のときにだけ行われるそうです。
実は本日6月7日は、2π=420°=♡による天使暦での夏至点(91°/420°)なので、シンクロしてますね。

私見では、Kuntuzangpoはアンドロギュノスの顕現で、カバラではケテルとティファレト(系外の恒星と太陽)が深淵を越えて直結した状態を表わしています。

ところで、ブータンの公用語ゾンカ語のあいさつは「クズザンポー」Kuzuzangpoですが、綴りが似ています。発音はどうなんでしょうね。

ストゥーパの周辺にいる恐ろしげな形相の神々はGingといいます。
神々および悪魔の八つの形態のひとつとされ、天上界の接待係をしています。
虹の外縁には男性のGingがドラムでBGMを奏で、内縁には華やかな装いの女性のGingが血液で満たされた頭蓋骨の杯を給仕しています。

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p.341 用語集

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p.107下
"Dharma Protective Deities"(達磨波羅, 護法善神)左→右
・Ngaksung Zhabchigma: 珍しい一本足のEkajati(多羅菩薩)
・Damchen Dorje: 雪獅子(スノーライオン)に乗っている姿が仏教美術のモチーフとして人気があります。サンスクリット語 "Vajra Sadhu" 。
・Gonpo Chadrukpa: 三つの顔と6本の腕が描かれています。マハーカーラ?

全体像での配置は次の通りです。

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p.94-95





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