見出し画像

「好きを仕事に」を実現するには?大好きなお酒を仕事にした卯月流・好きや得意の見つけ方

好きなことを仕事にできるなんて夢のようなお話。
お給料はガマン代......仕事に対して、そんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか?

日本酒コミュニティ『酒小町』の代表・卯月りんが、人生でもっとも使ったお金は飲み代。まさに「好きを仕事に」を体現している第一人者です。

2024年3月28日に開催された、未経験のためのデザインスクール・モンスターアカデミアとのコラボトークイベント「すきを見つけ、すきを仕事に!」に、卯月がゲストとして登壇。

デザイン講師であるムラケンさんが司会を務め、好きを見つける方法は?自分の好きや得意スキルがみつかる環境とは?について、昨年モンスターアカデミアからセブ島へ1ヶ月留学した卯月に語っていただきました。

好きと得意のかけ算でうまれた酒小町。卯月りんが好きを仕事にするまで

大好きなお酒に囲まれる卯月

卯月は新卒でIT企業に入社し広報職を楽しんでいました。
しかし会社が合併したことをきっかけに担当業務が代わり、苦手な仕事をハードな労働環境のなか頑張りつづけたあげく、体を壊してしまいます。

「人生の時間の大半を占めるのが仕事なのに、それが楽しくない時間なのは嫌だ!」と、大好きな日本酒を主軸においたクリエイティブチーム『酒小町』を2018年に立ちあげることに。

『酒小町』の運営をしながら、PRスキルを再度学ぶべくPR会社に転職。
その後20〜30代の層に日本酒をもっと身近に感じてもらいたいと考え『酒小町』をコミュニティ化しました。

2020年にはPR・SNSプランナーとして独立し、現在は日本最大級の日本酒コミュニティを運営しています。

好きの熱量はスキルを超える?!仕事に活きるオタク魂とは

好きを仕事にする

卯月のように「自分の好き」を知るコツは、体当たりでわんこそばのように、さまざまな経験をすることがポイントだそう。

いろいろな経験をして初めて「自分の好き・嫌い」や「興味がある・ない」に気がつきます。

興味のないコンテンツは力が発揮できない!」と言い切る卯月。
興味がないことや苦手なことを人の3倍努力をしても、結局成果は人の3分の1程度だったりしますよね。

スキルも同じで、たとえ好きな日本酒だとしても、日本酒造りは自分にはできない。
あくまでも自分が得意とする広報とPRのスキルを活かして、酒蔵さんをサポートしたい気持ちが強い。
そのように考え、卯月は「日本酒×PR」を武器に、「好きを仕事に」を実現しました。

好きの熱量はAIには勝てないだろうし、熱量の源は「仕事だから」ではなく、好きなものに対してのオタク魂があってこそ。
好きだからこそ自然にこだわりが出るし、パフォーマンス力も上がります。

結果、「自分が心から興味のあるコンテンツ×得意なスキル」が自然と結果も出せる最強の組み合わせではと思ったんだそう。

自分の「好き」を見つけると同時に環境も重要なポイントで、卯月が転職したときも、自分のスキルは変わっていないのに、褒められたり提案が通ったりする機会が増えたそうです。

スキルを評価されると、自分のなかで何気なくやっていたことが「好き」に変化することもあるかもしれません。

スキルを仕事へ活かしていくときには、自分が好きでな分野であり、得意としているスキルが足りていなさそうな業界に行くのもひとつの手
卯月の場合、日本酒業界はSNSを使ったPR力にリソースが足りていなかったり、不安を感じている酒蔵さんが多いため、うまくマッチしているのですね。

留学で再発見した好きと得意。自分を見つめ直せる場所はいつも非日常

留学先で好きと得意を発見

転職だけではなく、留学も新しい環境に身を置くイベントのひとつです。
セブ島で1ヶ月留学をした卯月も、非日常な場所で「自分の好き」を再発見しました。

SNSで発信をする、漫画を読む、そしてお酒を飲み歩く。
日本にいるときは当たり前で認識していなかった行為を、非日常な場所でも自然と行うのは「これこそが本当に自分が好きなことなのでは?」と発見したそうです。

留学することは一見新しい経験をしにいくようで、実は自分を見つめ直す機会になっているのかもしれませんね。

留学先の仲間と一緒に写る卯月

モンスターアカデミアのプランを利用して留学に行くメンバーは、学生や転職直前の人などさまざまなバックグラウンドを持つ人たちです。

身銭を切って海外へ学びに行こう!と気概のある人達の集まりなのでチャレンジ精神があり勉強熱心な方が多く、卯月も同級生たちとはうわべだけの会話ではなく、楽しい時間を過ごせたのだとか。
酒小町のメンバーと似た空気感も感じながら、刺激を受けたようです。

セブ留学を通して身についた、理想のキャリアをつくる「デザイン思考」

モンスターアカデミアの授業では、英語力やデザインスキルだけではなく、キャリアチェンジやライフスタイルの幅を広げるデザイン思考も身につきます。

仕事に活かそうと思えば手に職のスキルとして活かせるし、デザイナーの仕事に就かなくても、どんな仕事にもかけ算ができます。
人生を豊かに彩るデザイン思考を学べたことは、すごく価値のある体験だったと、卯月は語っていました。

ひとりで自己分析を完結してしまうよりも、非日常な場所でさまざまな人と関わり学ぶことで「隠れていた自分」を再発見できると感じた1ヶ月でした。

卯月が運営する『酒小町』でも全国から集まったお酒が好きな人と、さまざまな楽しいイベントを一緒に体験することで、「自分の好き」を再認識できるかもしれません。
よかったらぜひ一度覗いてみてくださいね!

卯月が「好き」と「得意」を再発見した留学レポ

モンスターアカデミアで留学をした卯月のその他の留学レポート記事はこちら。
ぜひ、こちらも覗いていただけると嬉しいです。

未経験のためのデザインスクール「モンスター・アカデミア」

今後の働き方やキャリアを考える方が増え、さらにテクノロジーの発展と普及によりスキルがあれば自由に働く場所や時間を選べるようになりました。

モンスター・アカデミアではデザインを技術としてではなく、今後の人生の可能性を拡げるための手段として提供しています。

モンスター・アカデミアのプランを活用して留学すると、デザインの力で選択肢を拡げ、新たな可能性に繋がるチャンスを掴めます!

未経験からデザイナーを目指したい方、キャリアチェンジを考えている方、旅行しながら働きたい方、ぜひお問い合わせをお待ちしています!

日本酒コミュニティ「酒小町」

20代から30代の「お酒の場と、交流が好き」な人たちが集まる日本酒コミュニティ『酒小町』。

「日本酒好きのあそび場」をコンセプトに、年齢も職業もバラバラの個性豊かなメンバーが乾杯するだけでなく、自分たちであそびを企画したり、日本酒について学んだり......誰もがホッと一息ついて自分らしくたのしめるようなサードプレイスをつくっています。

『酒小町』は、毎月1日〜10日の期間にメンバー募集をしています。募集開始時にはLINEアカウントでお知らせをしているので、ぜひ登録して続報をお待ちください!

酒小町制作メンバー

執筆:綾ひさよ(X/note
イベント企画:卯月りん(X/note)
編集:福島未貴(X/note


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?