今週が やたら長く感じるあなたへ

まさにタイトルの通りだなのが、なんだか今週は時間が異様に長く感じる。
これを書いているのは水曜日。まだ週の真ん中だ。
でもなんだかもう気分は金曜日だ。

心あたりは何個かある。
退屈な仕事が続いたり、腰が常に痛かったり、時間を遅く感じる要素に今週は溢れている。
いつもは大抵金曜日に食べるお好み焼きを、水曜の夜に食べたのもある意味一因かもしれない。

そういや今日の仕事中に、上司が「今日は火曜やんな?」と聞いてきた。
「いやいや、今日は水曜っすよ!」と軽く答えたものの。
「いやいや待てよ…。今週を長く感じてるのって私だけじゃないんだ」
と思ったりしてみた。

そもそも「時間」なんて人間が決めた尺度であって、実体はよくわからないものかもしれない。
「時間は存在しない」という本が売れているように、私たちの時間に対する姿勢に対して改めて考えることが話題になっている。
恐縮ながら私はまだ読んでいないが、とてつもなく面白そうだ。
果たして文系の私に読めるかどうかは怪しいが。

そもそも、時間や暦は、地球や太陽、月の動きを目安として定められてきた。
そして、その天体の動きは、ニュートンのような著名な科学者が宇宙に共通する法則を見出してきた。
でもその運動法則を、時間に置き換えることってどうなんだろう。

「エントロピー増大の法則」というものがある。
全てのものは単純なものから、複雑なものへと変わっていく。
私たちがどれだけ部屋を掃除しても、散らかっていくように。
あらゆるものは朽ちていく。
それでも私たちは抗って寿命と格闘して生きている。
上手く言葉にできないが、そういう行為が時間の流れに関わっている気もする。

アインシュタインは時間が伸び縮みするとも解明した。
新幹線に乗っている人は、時間の進み方が遅くなる。
まさに映画「インターステラー」の世界だ。

先述したように、私は根っからの文系なので、細かいことはわからない。
でも、「時間」ってものは案外信頼できないものなのかもしれない。

楽しい時を過ごすと、時間は短く感じる。
逆に苦痛で退屈な時間は、長く感じる。
「時間が無い」と愚痴っている反面、好きなことをすると時間は体感的に早く過ぎ去るのだ。
この不合理なパラドックスがなんとも悩ましい。

でも、もし皆さんのなかにも今週がやたら長く感じる人がいたならば、きっとそういうところに真理があるのだろう。

相対性理論、量子力学、パラレルワールド…
文系の私からすれば、この世を解明する未知のものがまだまだ目前に広がっている。もっと学びたい。もっと詳しい方とお話ししたい。

けれどとにかく言えることは、1分1秒を大切に生きることだ。


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