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【漫画感想文18】厨二心をくすぐった設定の「スプリガン」

Netflixで6/18からスプリガンが公開されるとは、Netflixはなんとも見る目があるじゃねえかと、謎の上から目線で感じている。スプリガンは20年以上前に原作たかしげ宙氏、作画皆川亮二氏によって制作され、アニメ化したので復刻版が販売されていた。

スプリガン復刻版

主人公御神苗優は、超古代文明の遺産を悪き者たちに使われないように守る使命を帯びた、特殊工作員「スプリガン」の一人である。世界観として、はるか昔に、現代科学をはるかに超越した超古代文明があり、その遺産をめぐって世界中の国や組織が争っている。

登場する超古代文明やオーパーツはアトランティスやオリハルコンなど厨二病を擽らせるものばかりである。超先端技術と魔法と伝説が全部折り重なって、なんだか理解不能の超次元の世界にまとまっている。スプリガンのメンバーや敵も気功師、獣人、魔女、サイボーグ、超能力者などなど科学的だか伝承的だかわからないメンツが揃っている。

御神苗優自身は一応普通の人間なのだが、かつて強化人間的な教育を受けさせられて、超人的な運動神経と反射神経を持っている。加えてオリハルコン製のナイフと防護パワードスーツA.M(アーマード・マッスル)スーツを装備している。

世界の伝説と史実がごちゃまぜになった世界観であるが、少年だった私は読んでいた当時超古代文明とかオーパーツにどハマりしていた時期だったので、本作にはめっちゃハマった。

とりあえず、超古代文明やオーパーツなどが好きな人はハマること間違いなしの漫画・アニメである。Netflixでも原作コミックでもいいのでご覧になることをお勧めする。

どうでもいいけど最近は海外の制作チームの方が、日本のアニメや漫画を高く評価している気がする。


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