【歴史的な物価高!でも値上げできない】
おはようございます。かわむらです。
私は客単価を上げることを、
お勧めしています。
価格の低さは正義だと
思っていないからです。
例えば、
自分が作りたい料理とか、
絶対に食べて欲しい料理って、
こだわって作りますよね。
で、
こだわればこだわるほど、
原価が上がるハズです。
その原価は売価に関係しますよね。
さらに今、
物価がどんどん上がっていますよね。
オリーブオイルなんて2倍ですよね。
2割り増しじゃないですよ。
前日の2倍してるんですよ 汗
キャベツも1玉600円とか・・・
なので、
1円でも安い仕入れをするために、
何件も何件も仕入れ先を回る。
それでも追いつかないので、
値上げせずに他で節約しまくる・・・
割り箸をワンランク下の
グレードに下げたり、
おしぼりを小さいサイズに変えたり、
紙おしぼりに変えたり、
もう廃止したり・・・
レンタルの玄関マットも、
ホームセンターで買ってきて、
汚れたら自分で洗う・・・
今朝のニュースでもやってたのですが
「値上げせずに頑張ってる!」店を、
取材していました。
で、
なぜ、値上げしないのか?と、
聞かれると、その店主は、
100円値上げして、
10人の来店が減ったら、
売上自体が減るので
値上げが怖くてできない・・・
そうですよね。
本音は値上げしたいんです!
苦しいし、
辛いし、
節約節約で心が疲弊しているから。
でも、
お客様が減るから値上げできない・・・
これ、辛くないですか?
私ならとっとと値上げします。
と、
言うより、
こだわった料理にメニューを
入れ替えます。
どう言うことかと言うと、
ハンバーグ1,000円を、
翌日からハンバーグ1,200円にすると
単に値上げ”だけ”ですよね。
そうじゃなくて料理を変える。
例えば、
〇〇牛の肉汁溢れるご馳走ハンバーグ
1,500円とか。
ただし、
ちゃんと価値を伝えること。
ココが違う。
ココにこだわっている。
完成までこんな苦労があった。
などなど。
1,000円のハンバーグなら、
333円が原価ですよね。
1,500円なら460円ですよね。
当然、
原価333円より原価460円の方が
より良い食材を使えますよね。
で、
利益(粗利)を見ると、
1,000円が670円。
1,500円が1,040円です。
あと、
原価率30%の呪縛から、
解放されて下さい。
飲食店は原価率は30%にする。
と、言われていますよね。
率ではなくて”額”で見ること。
例えば、
1,000円のハンバーグで、
あと利益が100円あったら・・・
と、思っていたら、
1,500円のハンバーグで、
1,230円で売れます。
利益は、
1,000円のハンバーグが670円
1,230円になっても770円です。
あと100円あったら?が、
クリアできてますよね。
しかも、
凄いハンバーグに生まれ変わってます。
さらに、
ライバル店はコレができません。
30%の減価率を守ってます。
だから、
圧倒的にコスパが高くなります。
客単価が上がったのに、
コスパがいいって言われるんです!
それだけではありません。
このハンバーグの料理名を覚えてますか?
”肉汁溢れるごご馳走ハンバーグ”です。
そうです。
”ご馳走”なんですね。
1,230円のハンバーグは、
ハンバーグ”だけ”です。
なので、
それはご馳走ハンバーグではないです。
素ハンバーグです 笑
ご馳走ハンバーグにするために、
トッピングが必要です。
例えば、
産みたて卵の目玉焼き100円。
ドンっと厚切りのベーコン150円。
とろ〜り溶けるチーズ100円
この3つのトッピングが乗ったのが
”肉汁溢れるごご馳走ハンバーグ”です。
と、
ちゃんと伝える。
すると合計金額が1,580円です。
でも、
お客様は、
満足度もアップしますよね。
お店側も、
トッピングの分の利益も、
増えますよね。
まさに、
Win-winです。
予算が少ない人は、
”素ハンバーグ”(名称考えて)を
注文する。
予算がある人とか、
今日はしっかり食べたいとか、
頑張ったご褒美とか、
そんな人はトッピングが乗った
”肉汁溢れるごご馳走ハンバーグ”を
注文する。
もちろん、
ハンバーグの増量も提案する。
ガッツリ食べたい人もいますよね。
そんな人向けに
”L”サイズも用意しておく。
ハンバーグのネタが大きくなっても、
仕入れも仕込みもオペレーションも、
そんなに変わらないですよね。
ロスもないし。
なので、
私は値上げ賛成派なんですね。
もちろん、
ビジネスモデルとして、
低単価で1円でも安くしたい!
ってお店も存在します。
でも、
それ集客大変ですよ。
だって、
お店の価値が価格の低さだから。
なので、
あの店の方が10円安いよ。
とかでお客様が離れます 滝汗
これって
精神衛生上辛いですよね。
で、
値上げ、
価格の低さの
どちらかが決まったら、
あとは、
仕組み化です。
来店する仕組みを作れば、
一丁あがりです。
そんな仕組み作りのお話を、
ZOOMライブで公開します。
「人生を変えるキッカケを
作りに来てください!」
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行動だけが現実を変える。
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