モラハラを受けて今思うこと
こんにちは、恋愛依存・共依存・モラハラカウンセラーの阪元 未すずです！
私は以前元夫からモラハラを受けて離婚しました。
彼からモラハラを受けたことによっても自分の恋愛依存・共依存という問題に気付き、自分を回復させるために心理学を勉強し出したらもう楽しくて楽しくてすっかりハマってしまってカウンセラーになりました。
今でも楽しくて楽しくて心理学を常に勉強して知識を日々アップデートしております。
離婚から4年。
今私はモラハラ元夫のことをどう思ってるかについて、本日は全部本音でお話していきたいと思います。
許せない気持ち
元夫は本当に小さなことでも私が思い通りにならないと不機嫌になったり、怒鳴ったり、暴言を吐いて無視してきました。
普段も私のことを「おばさん」とか（彼は年下だったので）「お前にもう価値なんてないから」と笑いながら馬鹿にしてきたり
会社の飲み会でさえも嫌がったり、私の大好きなゲームを辞めさせようとしたり、なんかよく分からないけど私の目尻のシワを取るボトックス注射をしようとしたら反対してきて機嫌が悪くなったり、私の人権を無視した過度な束縛をしてきました。
私はなぜか自分の目尻のシワを取る人権さえもその時なかったのです。私の体なのに。
（元夫がおばさんって言うからシワを取ろうとしたんだろうがぁぁぁ！！！はぁ、私って健気…）
彼が私にして来たことは1人の人間の人権を踏みにじる行為で、決して許されることではありません。
当事者としても、私はこんな酷いことをされ続ける人間ではない、許せない、と強く思います。
でも過去を振り返ってみると実は私も彼に対して、誠実な感情を持ち合わせてはいませんでした。
彼みたいに明らかなモラハラはしていませんでしたが、彼の束縛が強く私に執着しているところをとても魅力に思い、彼のことを「私に愛をくれる人」と思っていました。
自分の孤独や愛情飢餓感を満たすために彼を利用していたんです。
お互い自分の欲を満たすために利用し合っていたんだと今なら分かります。
そして感謝の気持ち
上記のように許せない気持ちもまだありますが、元夫には本当に感謝しかありません。
私の人生で本当に出会ってよかった人ランキングベスト3に入ります。
なぜなら私の人生のキーパーソン、ターニングポイントになった人だからです。
元夫と出会ってお互い強烈に惹かれて結婚して、モラハラされて離婚したけれど、あんな人とは一緒にいられないと頭では分かっているのに離れて辛くて辛くてしょうがない。
辛すぎて寝れなくて食べられなくて1ヶ月で5キロ痩せてしまった私はカウンセリングを受けました。
そのカウンセリングで私は
「なぜ彼はあんな風なんだろう。彼がずっと優しくなったら幸せなままだったのに」
とずっと彼のせいにしていた視点を
「なぜ私はこんな不健全な人に対して強烈に魅力を感じてしまい、酷いことをされ続けても離れられず今もなお求めているのか」
と自分の恋愛依存・共依存という問題に気付きました。
全部彼のせいにしてたけど自分の依存的な問題だったんだ！これが他人軸から自分軸にシフトした瞬間でした。
彼にモラハラされなかったら私は自分の人生の問題に気付かないまま、ずっと自分の問題を他人のせいにして他人を利用することを考える依存的な生活を繰り返していたでしょう。しかも無意識に。
恋愛依存・共依存回復で得た第二の自分の人生
パートナーや配偶者選択は自分の人生に大きな影響を与えます。
当時の私の思考回路のままだとまた不健全な人を恋愛相手に選んでしまったでしょう。
もうこんな辛い恋愛はしたくない！！
幸せな恋愛がしたい！！
主に恋愛面の改善の目的で、自分の問題に目を向けて改善に取り組みました。
地道に継続してあきらめないで取り組んでいたおかげで、もう私は不健全な人をパートナーには選ばない自信があります。
不健全な人をすぐ見分けられるようになりましたし、もし交際してしまったとしても途中で違和感を感じた時点で離れることが出来ると思います。
依存的な人は自分で自分を満たすことが出来ないから他人やモノから補給しようとして依存してしまいます。
そうすると他人やモノはコントロール出来ないのでいつそれが無くなるか心配で心配でたまりません。
不安でそれが無くならないかについてしか考えられなくなります。
それしか見えなくなります。
自分で自分を満たせるようになると自給自足できるので、無くすことについて考えなくてよくなります。
すると今までの囚われから解放されて、色んなことに気が付くようになります。
人の優しさ、自然の綺麗さ、自分が好きなこと、自分が幸せに感じること、自分に足りないものではなくすでに与えられているものの多さ。
「ああ、今日も空が青い」とか
「ああ、今日もコーヒーが美味しい」とか
パートナーの歪んだ執着からくる承認とかで自分を満たすのではなくて、
そこらへんにある小さな幸せで自分を満たしていけるようになるんです。
私はこのように元夫に対して感謝していますが、これも認知行動療法のおかげです。
モラハラされたという事実に対して、どういう意味をつけるかは自分次第。
ポジティブな意味をつけるか、ネガティブな意味をつけるか。
モラハラされて私は良かったです。
自分の人生の問題点に気付けたから。
この気付いていないことに気付くことが1番難しいですから。
こうやって事実に対してポジティブな意味付けを認知行動療法によって出来る様になると、人生がポジティブだらけになりとても生きやすく、そして楽しいものになります。
（私のカウンセリングでトレーニングできます）
以前の私の見ていた世界は厳しく辛いものでしたが、今私が見ている世界はとても優しくて綺麗です。
恋愛面以外にもこんなに生きやすい思考回路が手に入ったのが驚きでした。
人生が180度変わりました。
もう私は自分の人生を誰にも渡しません。
モラハラ元夫に対して思うこと
上記のように現在は、許せない気持ちと感謝の気持ちの共存です。
現在許せない気持ち1:感謝の気持ち9くらいの割合ですかね。
いつかこの許せない気持ちが全てなくなればいいな〜とは思っています。
許せない人はもちろん無理して許さなくていいと思います。酷いことをされてきたんですから。
いつか元夫にも自分の問題に向き合う機会が出来て、その時自分と向き合う勇気を出せたらいいね。と遠くから思っています。
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