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バーラト・ジーペン・日本とジャパン

インドが自らを「バーラト」と呼ぶ機会が増えている。
去年開催された第18回G20。
議長国インドの大統領主催の夕食会で、自身をインド大統領でなく「バーラト大統領」と呼びネームプレートもそのように書かれていたことに世界中のメディアが反応。
大きな関心を集めたことがきっかけで、最近、動きが加速している。

「インド」という言葉はサンスクリット語の「Sindhu」に由来し、本意は「川」で「インド川」を指します。
この言葉はギリシャ語の「Indu」として欧州に伝わり、英語の「India」となりました。

…、とこれがインドという国名の由来。

「印度」はは玄奘著「大唐西域記」において、この領域を呼称するのに使ったから。
どちらにしてもインドの人にしてみれば「他所の国の人がつけた名前」であることにかわりない。

当のインドではずっとバーラトと自分たちの国を呼んでいた。
だから海外での呼称を国内の呼称を同じものにしたいと思ったいうことなのでしょう。
中には「India」って呼ばれるたびに、植民地時代のことを思い出す人もいるでしょうし、自分の国の名前は自分の国の呼び方で呼んでほしいと思って当然。

ところで…。

日本人としてのボクらは一体どうなんだろう。


日本はいつから日本なんだろう

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