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宵祭。明けてマガザンルージュでランチ

昨日からはじまった四谷の町の夏祭り。

うちの近所の学校跡の公演で納涼踊りに町会別の屋台もでてる。
ひさしぶりの完全開催。2019年の夏以来。そのときはタナカくんと来たお祭りです。家にいても祭り囃子が聞こえてきてネ…、昔のことを思い出しちゃう。

ひとりでふらっと見に行って、焼きじゃがいもをパクリと食べる。

ふかしたじゃがいもをホットプレートで焼いて塩をかけただけ。なのになんでこんなにおいしいんだろう…、ってハフハフ食べて部屋に帰った。しばらくずっと外はにぎやか。ちょっとさみしくなっちゃった。

明けて日曜。新宿御苑でぼんやりしてたら、ご近所さんのゴキゲンマダムからメールをもらう。
昼ごはんをご一緒しませんか…、ってうれしいお誘い。
マガザンルージュにやってくる。

それにしても息ができなくなるほどに朝から暑い。午前中なら散歩もできよう…。緑の多い新宿御苑ならなおさらと思ってきたけど、開園直後でもう暑い。
芝生の上を歩くと芝生が煮えたような匂いがしてくるんです。
入園者もちらりほらりといつもの日曜に比べて静か。
しょうがない。

お店に入るとひんやり涼しい。
窓の向こうの通りは明るく、店の中には影がある。ありがたいなぁ…、と思ってのんびり。待ち人来たりて食事のはじまり。
何にしようか思案する。

ハラミのステーキは是非モノで、さてもうひとつ。今日の魚はと聞くとアオソイだという。身は厚く脂がほどよくのったクセのない魚だからポワレにピッタリ。それにする。

まずスープ。
とうもろこしの冷製スープで、ほどよく甘くほどよくポッテリ。
冷たいんだけどお腹をポワンとあっためる。

まずハラミのステーキ。

焼き加減はおすすめでとお願いしたら表面カリッ、ミディアムレアに仕上がってきた。
ふたり用に切り分けようとナイフを当てると確かな手応え。スパッと切れて肉汁もしっかり中にとどまったまま。

いい状態にニッコリします。
たっぷりのサラダをまず全部平らげ、フレンチフライをお供にしつつひたすら肉を食べるたのしさ。
ソースはなし。表面に貼り付けたようにたっぷりの塩と胡椒、肉の旨みに脂の風味で味がととのうオゴチソウ。
マスタードをたっぷりつければ辛みと酸味がくわわって、美味しい料理に必要な味のすべてがもれなく揃う。噛めば噛むほどおいしくなってく肉はおいしい。ホクホク系のフレンチフライも悪くない。

表面をカリッと焼き上げた魚の切り身を、ざく切りキャベツ、アサリにトマトと一緒に煮込んで仕上げた料理もなかなかに良い。
ふっくらとした魚の食感、トマトの旨みや酸味にアサリの風味が混じり、バゲットがグイグイすすむオゴチソウ。

アイスコーヒーをお供にあれこれおしゃべりをして、たのしいお昼になりました。


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