ネス湖にいるからネッシー 夢日記2023.12.11

 海岸。
 叔父の家の近くで、叔父の息子たち、高校生男子の双子と一緒に来ていた。体育系の部活をしているのだろう、ふたりとも坊主頭だ。
 海面を見ていたら、岸の方から黒く細長いものが沖の方へ動いていった。双子が騒ぎ出す。弟がネッシーだ、と叫ぶと、いやネス湖にいるからネッシーなんだから、これは(海岸の名前)○○ッシーだよ、と兄は冷静に訂正。
 騒いでいるうちに、もう一匹、泳いでいく。長さ2メートル以上。ウナギのようにも見えるが。僕の見立てでは、残念ながら、おそらく生物ではない。
 この辺りの地形は、海岸から少し離れると切り立った崖になっている。滝というほどの水量はないが、崖の表面を水が流れている。一旦、地中に染み込んだ水が、海岸のところで湧き出しているのだろう。ただし連続して流れ出ているわけではなく、一定量溜まると少し流れて止まる、を繰り返しているようだ。水質の違いで海に入ると黒く見えるわけだ。
 幽霊の 正体見たり 枯れ尾花。
 急に強い雨が降ってきたので、叔父の家に走る。さすが高校生、双子は足が速い。だいぶ遅れて追いかける。

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