カメララップを3種類買ったので比較する

はじめに

カメラを首から下げて撮影しながら町歩きをする際など、バッグに入れるほどではないがカメラを保護しておきたいときがある。
また、カメラ用ではないバッグにカメラを収納する場合に、カメラを裸で入れるよりは何かで保護したいと思うことも。
そんなときに便利なのがカメララップである。
衝撃保護性能はほとんどないが、カメラに傷が付かない程度には守ってくれるし、使わないときはコンパクトに収納可能だ。
今回、カメララップを3種類買ってみた。X-H2にレンズ(XF33mmF1.4 R LM WR)を装着した状態で包み、使い勝手を比較する。

左からMOUTH Big Flex Multi Wrap-14、_goカメラ用厚地タイプ Mサイズ、モンベル クリマプロ カメラップ

モンベル クリマプロ カメラップ

モンベル店舗のアウトレットで購入(550円)。現行モデルはクリマバリアカメラップで、定価1,780円(税込)。
薄手のフリース地で、たたむとポケットに収まるサイズ。
カメラを包む際はカメラップの中央にカメラを置き、左右前後から順番に包んで最後はゴムをレンズに引っかけて終了。慣れればストラップで首から下げた状態でも装着できる。

カメラップの上にカメラを置き、
くるんでゴムをレンズにかけて完了

_go(アンドゴー)カメラ用厚地タイプ Mサイズ

公式通販サイトで購入(定価2,700円のところ、モニターキャンペーンで1,375円)。
さわり心地が良く伸縮性の高いニット地で、たたんだ際の収納性は断トツ。
まず、切れ目が入っている面の上にカメラを置き、袋状になっている片方にレンズを入れ、もう片方にカメラボディを収める。
次にカメラ側の生地を思いっきり引っ張ってカメラの上側からレンズ先端にかぶせて固定するのだが、ファインダーアイカップやレンズキャップが外れそうになることがある。カメラの部品に必要以上の負荷がかかっているような気がして、引っ張ることが不安になるレベル。
レンズがXF33mmF1.4くらいの大きさであれば苦労なく装着できるが、これ以上長いレンズになると、Mサイズはちょっと厳しい印象。

カメラを置いたところ
レンズと本体をしたからくるんで、
後ろの布地を思いっきり前に引っ張ってレンズにかぶせて完了

MOUTH Big Flex Multi Wrap-14

ヨドバシ・ドット・コムで購入(4,730円)。
表地と裏地の間にワイヤーが入っているので自由に曲げることができる。生地が厚くワイヤーも入っているので、折りたたんでもそれほどコンパクトにはならない。
モンベルカメラップと同様に、ラップの中央にカメラを置いて左右前後と包んでゴムで固定する。
それぞれの角にはマジックテープがあり、固定しやすい。
ワイヤーを曲げてラップの左右と前側をカメラケース風に整形するとカメラの収納に便利。使わないときはカメラケース風のまま平らに潰してグルグル巻きに。

カメラを上に置いて、
左右からくるみ、
前後に包んでゴムをレンズに引っかけて完了

まとめ

保護性能
MOUTH>>モンベル>_go

包みやすさ
MOUTH=モンベル>>_go

使わないときの収納しやすさ
_go>モンベル>>>MOUTH

定価の安さ
モンベル(1,780円)>>_go(2,700円)>>MOUTH(4,730円)

それぞれ得手不得手があるが、用途に応じて使い分けるのが良さそう。
小型レンズで手ぶらのときは_go、大きいレンズで手ぶらならモンベル、バッグありならMOUTHといったところ。

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