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生かされている

「今回は天災が人類の想念で起こる話や」
『うーん。どうなんだろう、一般には』
「そらもう、は? いう感じやと思うで」
『だよね~たーしかに確かに。スビバセン』

「まぁでも、フジさん的には自然なんやろ」
『そう。どうしても根本原因を見るから』
「臭い匂いは元から絶たんとダメやな」
『あはは~なんかあったね、そんなCM』

♡♡♡

こんにちは!
フジミドリです☆

新シリーズは【詩絵しえ物語】です。
今回は【天災が起こる原因】を扱いました。
素朴な疑問が浮かんだのです。

(地震は偶発的に起こるのか?)

道術家どうじゅつかの私はまず中真ちゅうしん仙骨せんこつを意識します。頭脳アタマとは別の回路みちすじを使うのです。

スッと浮かぶ感覚がございます。

この感覚から物語と詩を創り、朔川揺さくかわようさんの描いて下さる絵に添えました。

♡♡♡

「せやけどフジさん、想念が天災を引き起こすうても、地球人の総和なわけやろ」

『そうだよ。想念の力ってマジ怖いからね。八十億が積み重なれば、どうなるかって話』

「そんなんどうすることもでけへんわ」
『もちろんさ。どうもしなくていいよ』
「あらま。そう言われたら力抜けるで」
『みんな力が入り過ぎてるんだよなぁ』

「なるほど。何とかせなあかんと、心の底でジタバタしとったかも。そら不安なるわな」

『備えあればうれいなし。できることはやった方がいいけど、後はお任せでいいのさ』

♡♡♡

私たちは学校教育により、必ず正解があると思い込まされています。道術ではこれを脳と呼びます。脳ではございません。

染められているのです。

そのせいでしょうか。

道術以前の私は、想念が天災の原因である事を世に広めるならば、人々の意識は正されるはずと考えておりました。

問題は解かなければならない。正しい答えを出すべき──なんと不自由な概念でしょう。

自分の力で生きているのではございません。生かされているのです。このままでよい。

♡♡♡

「ほな、なんもせんでよろしいのやね」
『だって、前世で決めてきたんだからさ』
「せやったな。済んでしもうたことや」
『理解するだけでいいよ。来世が変わる』

「イラストの柴みたいでええんや」
『あれ最高だね。ほのぼのしたもん』
「ふふ。実はわたしもそうなんや」

『あの絵でラストがふわっとするから、最後までブレずに書き切れたよ』

♡♡♡

道術は問題解決の方法ではございません。

この世で起こったあれこれは、前世に端を発しているという立ち位置ですから。

ただ、理解に努めるだけです。

かといって、投げ遣りになったり我慢を強要したり、という窮屈さもございません。

むしろ心地よさを追求するため、できる限りの時間とエネルギーを費やすのです。

もちろん、それも決まっております。

♡♡♡

『揺さん、お誕生日じゃない!』
「そうやで。4月23日やった」
『おめでとう~さて感想は?』
「別に。58やもん、今更や」

『あはは~わかる。オレも普段は』
「普段いうたら、今年はちゃうの?」
『5月1日で66歳。で、今年が』
「おお。令和6年。666やな!」

『道術と出逢ったのが33歳なんだよ』
「へえ~ほな、人生の半分、道術家やん」
『プラスマイナスゼロ。これからさ』
「実り多き人生……過ぎて腐らんようにな」

♡♡♡

お読み頂きありがとうございます!

次は5月2日です。
是非いらして下さい☆

ではまた💚



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