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長野日本無線株式会社の採用サイト。採用オウンドメディア形式。
まず驚くのがトップページに掲載された豊富なコンテンツ量。これは圧巻の一言。まるでバイキング料理のように、いろんな入口があってどれからアクセスするか「入口を選ぶ楽しさ」があるように構成されている。
その秘密を私の視点で紐解いてみると2つある。

1つはパネルバナーの構成、バランス、目線に沿った配置であること。
求職者(特に新卒の学生がメインターゲット)は会社の何が知りたいか。最初は「自分の先輩にあたる人」。人についていきたいかどうかを重視している。2番目はワークライフバランスはよい状況かであること。3番目は仕事で何を叶えたいか。これについてはプロジェクトストーリーで語られている。これら3つはおそらくこれまで入社した方からも最も重要視した点であろうと想像され、重点ポイントとして他のコンテンツよりも目玉として挙げられている。しかも目線に沿ってバランス良く配置されているのが◎。あれもこれもあるけど、まず欲しいのはこちらでしょうか?と、まるで提案型チラシのようなイメージで見るものをワクワクとさせてくれる。

2つ目はパネルバナーの表現に「ハレーション」がないことだ。サムネイルは写真であったり、ピクトグラムであったりと一見、統一感がないように見えるが、小さなバナーでも埋もれないように配慮されている点と、違和感があるようなハレーションを起こしていないことだ。それがゆえに、右下の「イベント情報を見る」ボタンがまた埋もれずに映える。このあたりのインタフェースには相当こだわったのであろう。

もちろん、コンテンツの質も十分なものであり、読み応えとリアル感が伝わる内容になっている。コンテンツの構成においても雑誌のごとく相当な企画構成を施しただろう。

個人的にはグローバルメニューの「仕事を知る」「会社を知る」などの箇所に東京メトロのようなカラー分けしてある点と、グローバルメニューからアクセスしたディレクトリごとにきれいに動線が分岐されている点が素晴らしいことも加えたい。 

ちなみに制作は日本屈指のBtoBマーケティング制作会社・長野県のJBNさん。さすがだ。



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