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株式会社ビヨンドの採用サイト。
青と白、文字に黒を使っているくらいのシンプルなトーンで表現しているのはゲームを扱う会社の中でも異色。しかしその中で使用している文字書体はややデザインされた柔らかめのゴシック体(Webフォントでした)を使用して、とにかく読みやすくしている。派手さはいらない、むしろ堅実な人を求めている、という会社としてのメッセージと読み取れる。

ページコンテンツの中で面白い視点であったのは、「デスクツアー」。サーバー担当から代表取締役までそれぞれのデスクの写真が掲載されている。しかも多くはリモートでの現場の模様。これらを眺めるだけでも、それぞれの個性が感じられるし、そこに営みがあるようなメッセージも伝わる。さらには、求職者の目線から見ると自分もこういったデスクで仕事をしたくなる、といった効果があるのでは、と思える。実際、20代が多く配属されており、次に続く20代の求職者に「こういった雰囲気、ちょっといいでしょ?」と伝えているようだ。

静かな訴求だけど、そういった何気ない日常が日々の仕事にとって重要なストーリーの一部として伝える演出は、個性的で面白いと思う。


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