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ナイル株式会社の採用ページ。
コーポレートサイトは緑色基調のカラーに対して、採用ページは水色のナイルのカラー。コーポレートカラーの柔軟性が効くのならこのようにカラーを対比させて明確に採用専用のページだと認識してもらうのもまた戦略の一手だろう。

自社を「未来を切り拓く、変革者たちが集う場所。」と定義した上で、直下のメッセージ欄で補完。私達の会社は「具体的な誰」が集まる会社だから、同じ思いを持つ人と一緒に挑戦したい人を待っているというメッセージは、シンプルだが非常に強いメッセージ。この時点で「具体的な誰」を明確にしているからだ。

企業のWebマーケティングやオウンドメディアの編集を行う同社らしく、採用ページも採用におけるコラム発信のオウンドメディアの構成にしている。極めつけは、編集者・エンジニア・Webコンサルタントの各セクションにおける募集がまたそれぞれのLPになっていることだ。同じ会社の募集とはいえ、編集者・エンジニア・Webコンサルタントでは職種の属性や業務に就く人の性格も異なる傾向が強い。であれば、その性格に合わせてトーンを変えることも(もちろん最低限『ナイルの募集』のベースを押さえながら)必要なのであろう。

これらはさすがWebマーケティングの会社であるがゆえの戦略。ブランディングもさながら、採用マーケティングに大きく舵をとっている一連のサイトの構成は複合的職種を募集する会社であれば参考にしておいたほうが良いだろう。

https://nyle.co.jp/recruit/


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