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民医連・山梨共立グループ(医療機関)の採用サイト。
採用サイトでは誰に何を発信するのかが肝であることは間違いない。
では医療・病院の採用サイトであればどうだろうか。医療・病院の世界では職種が多岐にわたる。医師・歯科医師・看護師・薬剤師・医療事務…それぞれ専門性があり、それぞれへのメッセージが変わるのが一般的だ。それらをあいまいやごちゃごちゃにせず、明確に分けている。いわゆる法人体として共通メッセージはTOPページに据え置き、ほかは職種別に明確にしている点は各地医療業界は見習ってもよいのでは。

「誰に」という部分にはなるが、この団体の取り組みとして特筆したいのは高校生や医学生までを視野に入れて発信をしていることだ。高校生の職場体験活動も発信し、医師や薬剤師、看護師を目指す学生に仕事の臨場感を体験してもらう機会を設けている。
これは、体験を通した採用マーケティングにもつながる良い取り組み。少子化が進行し、未来の医師・薬剤師・看護師が少なくなっていくと予想される中で早期から職場体験をしてもらうことで、職業へのあこがれから目指すまでの動機づけになる。加えて、職場体験が素晴らしいものであれば自ずと体験した職場に就職したいと思うようになるだろう。

開示→情報発信→体験→応募という非常によい取り組み。採用活動はサイトだけでなく、リアルも含めた社外活動を総合したものである。これはぜひ見習いたい。

https://recruitkyouritsu.com/


「採用サイトポータル」はじめました。

採用サイト制作・デザインの参考に国内の良質な採用サイト事例を一覧化した「採用サイト 参考辞典」サイトを立ち上げました。
デザインだけでなくコンテンツ・作り方・インタビュー内容等の参考にぜひお役立てください。


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