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水民マガジン 夜郎自大サップ 今日も風が冷たいけど

今日も風が冷たいけどサップ
こんな日は本当に手袋が必要だ
とはいえ ワイルド・カヤックを練習していた30代の(後半だけど)頃は そうじゃなかったよなぁ
と 遠い空を眺め コーヒーをすすりながら 独り言を吐く
パドルの感覚をシビアに感じたい 
曲がりなりにも 競技カヤックの練習をしていた頃は 真冬でも手袋をしなかった
漕ぎ始めは 手がちぎれるように痛い
しかし 約15分後 身体全体が温まって来る
そうすると 今まで限界に近かった手の痛みが 嘘のように治まっている 
心臓から送り出されて来る血液で 身体が温められ それが末端に至るのに 15分かかる というのを体感した日々であった
フリースタイル・カヤックを始め 水没する状況が長くなったので 血液の循環が間に合わなくなったのと 年を取ると 新陳代謝が悪くなったのと 運動量が減ったのと 体力とともに 忍耐力も低下した結果 寒いのが苦手になったのと・・・
まあ言うならば 諸事あって 冬は手袋なしの身体では いられなくなったのだ

そんな中でサップを漕ぐ
風が冷たいし 昨日よりちょっと強い
4時の時報が鳴る
少し萎え気味で 約40分 漕ぐ

寒いので パドリング練習をする
井の中(エディー)から出ると 上流に 漕ぎ上がれる程度の本流がある(期間限定)
漕ぎの推進局面は ふたつある というのが 脳内達人師匠の持論である

前半は 漕ぎ手を力点としてではなく 支点として使い 出来るだけ前でキープし 上体を倒しながらグリップを前に押す
こうしたテコの作用で推進する 

後半は 倒した上体を起こす時に 骨盤を前に出し 同時にパドルを骨盤の位置まで引き寄せる 
上体が起きたところで ストロークは終了しているので パドルはほとんど 上体の立ち上がりに呼応して ほとんど自動的に抜き上げられる
ボードとその周囲の水の動きを観察すると 前半 後半の2段階で加速しているのがわかる(ボードが遅いのと 漕ぎ上がっているのとで 観察しやすい)

春になって 暖かくなったら 夜郎(井の中)から飛び出して 流れで漕ぐ練習をしたいと思う


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