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ひろゆき置いてきたの面白さと最近の広告について


ABEMAで放送されている
「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」という番組
見たことありますか?

日本一、論理的で口うるさい男。
ひろゆきを、アフリカのナミブ砂漠に置き去りに…
「予算10万円、移動は陸路のみ」という
過酷なルールでアフリカ横断に挑む!!

世界の果てに、ひろゆき置いてきた
世界の果てに、ひろゆき置いてきた

何気なく見出したらハマって最終話
その後の後日談まで見てしまいました。

これ何が面白いのかって
まずひろゆきさんだからだよね。
目的とルールに則って進めていく。
テレビ的な段取りや忖度なし。
だけど見てて不快な感じはない。
…こともない?笑

けど面白い。
ディレクターともう1人ゲスト追加されるんだけど
そのバランスがとてもいい気がする。

後もう一つ面白いのは
アフリカのリアルな暮らしをみることができる。

鶏や牛の屠殺現場だったり
村、町ごとの文化の差だったり
アフリカのリアルな風景を見ることができた気がする。
人によっては牛の解体は見れないかも。


テレビじゃできない

YoutubeやXのコメント見ても
「テレビじゃこれは見れない」
「ネット番組だからこそ面白い」
といったようなコメントが多い。

なぜテレビではできないのだろう。

先ほども言ったが
テレビ的な段取りや忖度は一切無視して
ひろゆきさんは進めていく。
視聴者はそのありのままが面白いが
テレビ側からすると撮れ高があるのか
ソワソワするだろう。
(現に同行するディレクターは撮れ高が心配で眠れなかったらしい)

それでも視聴者は楽しめたし、
ただひろゆきさんがアフリカの生活に溶け込んで
普通に進行していく姿が面白かった。
(とは言え、番組としての面白さを考えての行動をされていると思う)

おそらくこの番組の中に
少しでもやらせ感が見えたら
一気に冷める。
瞬間冷却。
一気に氷点下だろう。


出店のクジに当たりが入ってないぞぉー!

最近はやらせに敏感だと感じる。
もしかしたら昔からなのか?
最近大きく取り上げられることが増えたからかもしれない。

YouTuberが
お祭りの出店のクジを買い占めて
景品がないことを暴露した動画が話題になった。
確かに悪いことだ。
うん、悪いこと!
でも、だよね。って思ってる自分もいる。

テレビでのやらせの暴露も話題になった。
一般人ドッキリを装っているが
実はロケの周りに
撮影中の看板を持ったADが立っており
演者がドッキリにかかったフリをする。


自分も含め、みんな入ってくる情報に
嘘や偽り、誇張表現に敏感になっている。
ステマが話題になったのも一因だろう。

ステマ:ステルスマーケティングとは、消費者に広告と明記せずに隠して、非営利の好評価の口コミと装うなどすることで、消費者を欺いてバンドワゴン効果・ウィンザー効果を狙う行為。「ステマ」の略語で知られる。やらせやサクラなどもこの一例に分類される。

Wikipedia


こんな時代に藤岡弘探検隊なんてできるのか!?
(話ややこしくなるのでこれは置いておきます)


無理やり広告に繋げる


全然仕事に関するブログを書かないので
無理やり仕事関連に繋げます。

先ほど話したように
ユーザー、消費者は広告の表現に敏感になっていると思う。
そこに偽りはないか。この人はサクラじゃないのか。

だからこそTikTokerやInstagramerなど
インフルエンサーの需要が高い。
彼ら彼女らの言うことは信じれる。
なぜならその商品の開発者でも広告代理店でもないのだから。
本気で良いと思ったものを紹介している。


という事ももう無くなってきている。
商品開発者や広告代理店は
高い宣伝料を支払い
インフルエンサーに宣伝してもらう。

インフルエンサーもそれを収入源にするため
フォロワー獲得に勤しむ。

そしてその流れ自体、視聴者は気づき、
今までのようにただ勧められれば買う
から変わってきている。

もっとさりげない。
もっと押し付けない。


宣伝以上に共感を


サントリーのプレミアムモルツ
あばれるくんが出演してるCM見たことありますか?

「無言の父たち」篇 あばれる君夫婦 パパあるある ザ・プレミアム・モルツ CM動画

インフルエンサーのパパあるあるネタを起用し、
共感を呼び話題になりました。
共感が共有を生み出した。

商品のプレモルが出てくるのは
1分程度の動画の最後の10秒程度。
それでも確かに買いたくなる。
「うんうん!そうそう!ご褒美必要だ!」って


すんごいクリエイターたちが
緻密な計算のもと、このさりげない広告が作られた。
しっかりとあるあるネタから商品まで繋げてる。
とてもとてもさりげなく。


一方で、

その一方その緻密な作業がめんどくさくなって
振り切った広告もまた増えてきた気がする。

性的な表現やグロテスクな表現で無理やり目を引いたり
子供のyoutubeの広告に
サムネっぽいアンパンマンのおもちゃ画像を出したり
(アンパンマンのおもちゃの広告では無いのに!)
 Instagramなどではフォロワーを購入して見せかけたりもある。

何というか力技な広告たち…
押しづらいバツボタンも含まれるかも。

結果を出すというところでは
もしかすると間違いではないのかもしれない。

どちらも広告のスタイルとして存在する。
それぞれのスタイルで結果も出しているだろう。


ただ、私は前者を選びたい。
後者に手が伸びそうになるが。

前者を選ぶ理由に
この職業を続ける理由だったりプライドがある気がする。

ただ、
ひろゆき置いてきたの話題から
無理やり広告の話につなげた私は後者だったのかも。。


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