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民のために祈られた歴代天皇の「大御心」 by 阪本是丸──氷川神社御親祭150年記念講演の資料から 2(2018年7月10日)
▽1 今上陛下「国民の安寧と幸せを祈る」 今上陛下は、「祈り」について次のように語られている。以下は平成28年8月 8日の「おことば」よリー部抜粋したものである。 「私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、 人々とともに過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては時として人の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大