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才能はみだしっ子サポーターズ

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記事一覧

子どもたちの創造力を刺激する「なんだこれ?!サークル」とは?

子どもたちの創造力を刺激する「なんだこれ?!サークル」とは?

「なんだこれ?!サークル」は、思わず「なんだこれ?!」と言ってしまいそうなことが大好きな人たちの集まりです。才能はみだしっ子たちにも興味をもってもらえそうだなと感じたので、企画をされた岩淵拓郎さんに取材をさせて頂きました。

「なんだこれ?!サークル」は2014年に元美術作家で、現在編集のお仕事をされている岩淵拓郎さんが、子ども向けアートプログラムを企画・運営されている一般社団法人タチョナから依頼

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Education Beyondの冬休み企画・見学ご報告

Education Beyondの冬休み企画・見学ご報告

アドバンス・ラーナーの可能性を最大限に発揮できる社会の実現をミッションとして活動をされている一般社団法人Education Beyondの『【2023冬休み in 東京】チューターと共に、知りたいテーマをとことん深掘りしよう!』プログラムを見学させて頂きました。短いまとめではありますが、ご報告いたします。

このプログラムは、2023年春に東京で開催されたパイロット・プログラム「本気の自由研究~2

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【才能はみだしっ子サポーターズ⑨】 アメリカの歴史あるプログラムを日本へ 一般社団法人Education Beyond

【才能はみだしっ子サポーターズ⑨】 アメリカの歴史あるプログラムを日本へ 一般社団法人Education Beyond

「特定分野に顕著に高い能力のある子ども」向けの研究機関「Center for Talented Youth (CTY)」は、米国ジョンズホプキンス大学により1979年に作られました。このCTYが行っているプログラムを日本に導入しようと活動を始めている一般社団法人Education Beyond。今回はその成り立ちと今後の具体的な展望について、広報・PRご担当の服部絢子さんにお話を伺いました。

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【才能はみだしっ子サポーターズ⑧】
「多様な学びプロジェクト」子どもたちがありのままで居られる場所

【才能はみだしっ子サポーターズ⑧】 「多様な学びプロジェクト」子どもたちがありのままで居られる場所

「多様な学びプロジェクト」は学校外で過ごす子どもたち=『free bird kids 自由な魂を持つ子どもたち』が、自由に外へ出て、地域の人々に見守られながら学び成長することができる場所である『街のとまり木』作りなどをされている団体です。

才能はみだしっ子(ギフテッド・チルドレン)たちの中にも、学校と合わないがために不安を抱えている子どももたくさんいると思います。どのような場作りをされているのか

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【才能はみだしっ子サポーターズ⑦】『SPACE JUNK(スペースジャンク)』東大異才発掘プロジェクトROCKETの有志の保護者たちが立ち上げたチーム

【才能はみだしっ子サポーターズ⑦】『SPACE JUNK(スペースジャンク)』東大異才発掘プロジェクトROCKETの有志の保護者たちが立ち上げたチーム

東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室が日本財団と連携し運営されていた「異才発掘プロジェクトROCKET(ロケット)」。ROCKETは「Room Of Children with Kokorozashi and Extra-ordinary Talents」の頭文字をとったもので、“志ある特異な(ユニークな)才能を有する子どもたちが集まる部屋(空間)”という位置づけで2014年に始まりました。

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【才能はみだしっ子サポーターズ⑥】ギフテッド教育を発端に、すべての子どもの学びを考える「学びの個性尊重プロジェクト」

【才能はみだしっ子サポーターズ⑥】ギフテッド教育を発端に、すべての子どもの学びを考える「学びの個性尊重プロジェクト」

人にはひとりひとり異なる個性があるように、「学ぶこと」「学び方」にも個性がある。その学びの個性を大切に尊重していこうという考えから上田志穂さんが2020年秋に立ち上げられた「学びの個性尊重プロジェクト」。その活動内容を上田さんと賛同・協力をされている知久麻衣さんにお話を伺いました。

【「学びの個性尊重プロジェクト」を始めたきっかけ】学び方を否定されるわが子を見ていて、日本の教育これでいいの?と疑

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【才能はみだしっ子サポーターズ⑤】子どもの才能・個性を伸ばす教育支援プログラム「愛媛大学 KIDS ACADEMIA(キッズ・アカデミア)」

【才能はみだしっ子サポーターズ⑤】子どもの才能・個性を伸ばす教育支援プログラム「愛媛大学 KIDS ACADEMIA(キッズ・アカデミア)」

Kids Academiaは、愛媛大学教育学部隅田学教授が始めた幼年期のギフテッド教育に関わる教育支援プログラムで、特に科学分野について行われています。高度な知的および創造的能力や高い意欲を示す子どもや、特定の学問分野に長けている子どもの個性や能力を見いだし、伸張する科学教育プログラムを開発・実践しています。スタートは2010年、今から10年以上も前になります。隅田先生は科学分野の才能教育がご専門

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【才能はみだしっ子サポーターズ③】学齢に関係なく学びたいことを学べる
「クラスジャパン小中学園」

【才能はみだしっ子サポーターズ③】学齢に関係なく学びたいことを学べる 「クラスジャパン小中学園」

「才能はみだしっ子の育て方」171ページ、「選択肢としてのネットスクール」というコラムで、でもご紹介しました、「クラスジャパン小中学園」。不登校の小中学生に学習プログラムを提供するオンラインスクールです。代表の中島武さんに、さらに詳しくお話を伺いました。

義務教育期間から、N高等学校のような場が欲しいという要望中島さんは、クラスジャパン小中学園の前に、オンラインの学校N高等学校の立ち上げと運営に

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【才能はみだしっ子サポーターズ④】「生きづらさを抱えるギフテッド・2E、発達凸凹を抱える人を支援」 一般社団法人異才ネットワーク

【才能はみだしっ子サポーターズ④】「生きづらさを抱えるギフテッド・2E、発達凸凹を抱える人を支援」 一般社団法人異才ネットワーク

多様性を認め合える社会の実現にむけて活動している「一般社団法人異才ネットワーク」を今回はご紹介します。(本文では「異才ネットワーク」と表記します)。また、代表である谷川知さんが「異才ネットワーク」を立ち上げた理由の1つとなる、ご自身の子育て経験についてもお話を伺いました。

「異才ネットワーク」は市民活動団体としてスタート滋賀県大津市に拠点をおく「異才ネットワーク」は2018年2月に発達凸凹のある

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【才能はみだしっ子サポーターズ ②】「子どもたちが人生の大冒険に出られるように個々の素晴らしさを呼び起こしたい」日本ギフティッド協会 / NPO法人 Feelosopher’s Path Japan

【才能はみだしっ子サポーターズ ②】「子どもたちが人生の大冒険に出られるように個々の素晴らしさを呼び起こしたい」日本ギフティッド協会 / NPO法人 Feelosopher’s Path Japan

日本のギフテッドの子どもたちを応援する団体、『才能はみだしっ子サポーターズ』。

今回は、日本ギフティッド協会 、NPO法人 Feelosopher’s Path Japanをご紹介します。アメリカと日本と協働して活動する、教育コミュニティ・NPO法人Feelosopher’s Path。その代表である今瀬博さんにお話を伺いました。

アメリカでのギフティッドとの出会い、そしてFeelosophe

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【才能はみだしっ子サポーターズ ①】「ギフテッドの保護者が安心できる場所の提供をしたい」ギフテッド応援隊

【才能はみだしっ子サポーターズ ①】「ギフテッドの保護者が安心できる場所の提供をしたい」ギフテッド応援隊

書籍「才能はみだしっ子の育て方」では海外には様々な才能はみだしっ子=ギフテッドの子どもたちと保護者への支援機関があるとご紹介しました。

日本にも積極的にギフテッドの子どもたちを応援する団体があります。
今回は「ギフテッド応援隊」をご紹介します。

保護者同士のつながりから、啓発活動に至るまでの道のり
ギフテッド応援隊は2017年1月にギフテッドのお子さんを持つ保護者である冨吉恵子さんが代表となり

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