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毎年日程が変わるベトナムのお正月。

■最近のベトナムNEWS(2023年9月25日付)、「『労働・傷病兵・社会問題省(労働省)』は来年の旧正月『テト7日間休暇』を提案、首相提出前に関係機関へ意見求む」。
・A案は24年2月8日(木)〜14日(水)、B案は2月9日(金)〜15日(木)のいずれも7日間だ。

■「ベトナムの旧正月=テト≒日本のお正月」と同じように捉えられる。
・しかし、旧暦を基にするため日本のように大晦日12月31日、元旦1月1日等と定められていない。
・テトは毎年日程が異なり、最終決定は首相のアナウンス待ちなのだ。ではいつ決定されるのか。
・年内に決まらず毎年1、2月とテト直前に決定され、その決定を基に企業はテト休みを従業員にアナウンスする。

■「会社のテト休みも決まったし、さぁどこへ旅行に行こうか」と思っても時既に遅し。
・この時点で旅行代金はかなり割高だ。ちなみにアジアの殆どが旧暦で動くため、リーズナブルに楽しみたい多くの人々は「前年に翌年のテト休暇を予測」しプランを立てる。
・誤算時は有休申請をして大胆に切り抜けるのだ。ベトナム人にとって最も重要な年間行事、「テトは家族と迎える大切な時期」。
・家族の繋がりを大切にする文化に心が温かくなる、と同時に特にこの時期私は尚更日本の家族に想いを馳せている。

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