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書くことがラクになった個人的ライティング法を4つまとめた

書くこと自体は苦じゃない。
ただ、書くことに使う労力が大きくて、なかなか書き続けられない。

今回は、そんな私が自分なりに見つけた、自分が書きやすい方法をまとめていこうと思う。

いろいろ試行錯誤するものの、いつも忘れてしまうのだ。
備忘録として書いておいて、読み返せば忘れにくくなるんじゃないかと思って…!

備忘録にとりあえず書いとくって、なかなか面白い。
書いた記事を後で読み返して「あ、自分こんなこと書いてたんだ」って思い出すことも多い。
それに、人のライティングのコツを読むのも、それぞれいろんなやり方があって興味深い。

自分用の記事だけど、「もっと書きたい」「書くことを継続したい」と思ってる人のヒントになったら嬉しい。


書くことがラクになった個人的ライティング法4つ

①対話式で書く

まずは文章を、人物のかけ合いで書き出していく。
テーマを話したいAと、それの相手をしているBという形だ。

ずっと二次創作のマンガや小説を書いてきたからか、私は人物のかけ合いだとポンポン思い浮かぶのだ。
しばらく片側のセリフが続くと、具体例を出すタイミングや、補足を入れるタイミングなど、方向転換をする箇所が自然と思い浮かぶのがいい。

この記事も実際このやり方で書き始めていて、↑の節見出し~「~思い浮かぶのがいい」まではこんな感じ。

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まさにこのやり方。セリフを書き出していくやり方ね。

これは何がいいんだ?

自分がずっと二次創作のマンガや小説を書いてきたからか、キャラのかけ合いだとポンポン思い浮かぶのよね。しばらく片側のセリフが続くと、具体例を出すタイミングや、補足を入れるタイミングなど、方向転換をする箇所が自然と思い浮かぶからいいわ。

妄想力がすべてを解決する

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こうして対話でいったんザーッと書いた後、推敲で普通の文章に直していく。
めんどくさいのでカギカッコも付けない。

この方式で書いた文章を添削してもらったら、「いつもの文章より没入感があった」って言ってもらえたので、「これでいいのか~!」って自信がついた書き方だ。

もちろん、すべての文章をこのやり方で書こうとはしなくていいと思う。
短い文章なら、最初から通常の文章で書いたりもする。
ただ自分にとっては、セリフで書き始めた方が精神的ハードルが低い。

結局文章を二回書くことになるので、二度手間に感じるかもしれないが、セリフを下書きにして書くので思ったより二回目の時間はかからない。

こうした記事以外に、物語を書きたいときにも人物のかけ合いから書いてしまっている。
人物のかけ合いを書くのが一番楽しい!
それなら、そこから執筆を始めてしまえ! という考え。
かけ合いが進むと、なんとなくストーリーややりたい演出も、スルスルッと浮かんでくるから面白い。

哲学の古典には『対話篇』という形式もあるし、人物のかけ合いパートは想像以上に力があるんだよね。

②小分けにする

つまりブレイクダウン。
「4000字書く」と思うと「うわ…」と気が引けてしまうけど、
「導入に200字、まとめに300字として、3500字がメイン。それで要素が3つとなると、1要素1170字くらいになる」
ってとらえ直す。そうすると「1170字くらいなら1時間あれば片づきそう」と、書き始めるハードルがこれまた低くなる。
日常の合間に書くなら、スキマ時間でちょこちょこ書くことは大事だしね。

章や節でファイルをわけるのもいい。

自分の場合、すでに文字数が多いファイルの中で「とにかくここの部分を書かないと…」と思うと、集中力が続かなくてどんどん腰が重くなってしまう。

でもまっさらなファイルで、1節だけ書き上げればいいとなると集中しやすい。
「ここだけ集中すればいい」と範囲を決められるのがいいんだと思う。

③スマホで書く

寝る前にベッドの中で、スマホで文章を打ってしまうやり方。

少し前までは「文章=パソコンで書くもの」という思い込みがあった。
けれど、仕事が終わってエネルギーを使った後に、パソコンを起動させるのがハードモードすぎて…。難しくない?

でも、ある日ふと気づいた。
昔から寝る前に、スマホのメールアプリで思いついた二次創作のセリフ1つとか1文とか、萌え語りを思うままに打ち込んでたことを。

もちろん、それって完成した文章じゃない。
ただの断片や切れ端という感じ。
書きたい言葉や場面だけ書いて、起承転結もない。

ただ、改めて数を数えたら500ファイルを超えていた。
中には5000字超えのファイルもいくつかあった。
「いや、これでいいんじゃん!」と青天の霹靂だった。

スマホで書くのは勝手が悪いところもある。
スマホの小さな画面だと全体が見えづらいし、コピペして構成もやりづらい。

だから、スマホはあくまでキーワードや思いついた言葉を打ち込むものにしている。構成したり、改めて文章に直すときはパソコンを使うようにしている。

④『バーチャル自習室』を流す

私にとって作業用BGMは大切で、いつもYouTubeの音楽を流していた。
ただ集中力がぶち切れる瞬間も作業用BGM由来で、なぜなら動画が終わると次のを探しに行かなきゃいけないからだ。
そうなると検索して見てるうちに見たい動画が出てきて、それをちょっと覗いてるうちに集中力が無くなる。
この繰り返しだった。

とはいえ、いつも同じ音楽だとそれはそれで飽きが来る。
このジレンマに寄り添ってくれたのが、勉強集中&ポモドーロも組み合わさっているライブ動画だった。

私が一番使うのは『バーチャル自習室』

これは、24時間ライブ配信を行っている自習用のチャンネルで、いろいろ機能があるんだけど、私が気に入っているのは絶え間なく流れるヒーリングミュージックと、『作業』『休憩』のタイマー音が鳴るところ。

タイマーは、それ通りに作業をする必要はないけれど、定期的に音が鳴るのが時間経過を感じられていい。

他の参加者の、作業している内容が目に入るのもいいんだよね。
この雰囲気のおかげで自然と集中モードになれて、作業がはかどる。
本当に電脳上の自習室って感じ。

試行錯誤も楽しめたらいい

書くってなかなか継続できないけど、こうして自分なりにやり方を試行錯誤するのは楽しい。

最近知った言葉に『人生ってうまくやることが大事なんじゃなくて、こうした不完全さも楽しめることが醍醐味』というものがある。
この言葉を思い出すと、試行錯誤の苦しみが和らいで、肩の力が抜けるような気がする。

やり方をまとめたから、次は思い浮かんだものをできるだけ書くようにするぞ~。

(メモ:初稿(対話式)2410字→最終2646字)


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